トランスポートとしてのパソコンには、やはりオーディオグレードな電源が必要でした。このブログでは無改造のATX電源、SS-560KMへのACラインにコモンモードチョークを入れて、それで満足しようとしていたのですが、フィルタリングでいくらか向上しても、コンセントから流入するコモンモードノイズの多寡で、時間帯によって音が良くなったり悪くなったりするのを一度確認してしまうと、「あ、今何割くらいの音質だ…」という感じで小さな相対的音質差がいつも気になってしまいます。
なので市販基板を流用しつつ電源を自作してみました。
オーディオのためにPC電源をリニア電源化している作例をwebで何例か見ましたが、まさか自分もその手の工作をやっちゃうとは思ってもみなかったです。
遊音工房様からアドバイスを頂いて作った電源なんですが、汎用PCを使ったトランスポートで、SDトランスポートなどのオーディオ専用機器を超えるような音が出せるとは思ってなかったので、びっくりしました。
こんな電源作って来ましたよと持参して仕組みを紹介したら、しばらく思案されて「こうしたらもっと良いのでは?」と目の前で紙に改良図を書かれた時はもっとびっくりしましたが(笑)
PCオーディオはWEBから多種多量の音楽を次々に聴けること、大量にCDをリッピングしておいて即座に聴けること、という便利さと引き換えに、どう頑張っても大した音質には出来ないという先入観というか、いろんな改造と検討で得た結論というか、諦めがあったのですが、そうでない世界が確かにありました。
PCオーディオではCPUの強烈な負荷変動によるマザーのグラウンドバウンスでどうしても低音が抜け、高音はスイッチング電源のスパイクリプルで濁るのですが、新電源のPCではハイエンドトランスポートさながらに透き通り、15インチウーファーの底の方まで綺麗に鳴らしきってくれます。素晴らしい!
さて、後半はPCオーディオで楽しんでいただけたらいいなとおもって、Youtubeリンクを4つ集めてきました。
クラシックファンは指揮者によって同じ曲がガラリと様変わりするのを楽しまれていると伺います。ジャズファンも同じ曲が奏者で変わるのを楽しみます。ジャズセッションの定番曲、ジェームス・ブラウンのThe Chikenをいくつかお楽しみ下さい。
Jaco Pastorius
Mats/Morgan Band
山近拓音
遊音スタジオプレーヤーってなんだ?と思われるでしょう? 話は2年前にさかのぼります。
当時はWindows7や64ビットOS、SSDの音の良さが広まりつつあり、USBオーディオインターフェースも音質の良い物が増えてきて、「PCオーディオもいよいよ良い音だせるようになって来た!」と盛り上がっていた時代で、プレイヤーも様々なコンセプトで作られ、高音質化されてきました。
その中で話題になったプレイヤーの1つ、Wave File Player(以下WFP)というプレイヤーがMCIという古いWindowsのAPIを使っていることに興味を惹かれ、そして同時期にビルドオプションの違いで音が変わるよと海外フォーラムでは話題になっていて、「それじゃあMCIのソースコードを様々なビルドオプションでプログラムに仕立てて音質の違いを実際に聴いてみよう!」と思ってビルドしたプレイヤーが、Youin Studio Playerの前身です。
なかなか良い音するなぁと自画自賛していたのですが、当時はWASAPI共有出力で音が悪くなる原因と対策がまだ広く知られていない頃で、私も完全な運用ができませんでした。その結果、MCI系のプレイヤーは全体的に低ひずみで聴きやすい音質でも、パルシブな音、音のアタックでは甘く濁って出てしまうという共有出力特有の問題が出てしまい、これが避けられない落胆と共に、MCIプレイヤーの音の魅力も忘れ去ってしまいました。WFPも一時は人気がありましたが共有出力だという理由で衆目を集めなくなりました。WFPを今でも使っている方は歪に対して相当鋭敏な方ではないかと思います。
MCI系プレイヤーはMME出力なので、OSのミキサーのボリュームを99にするだけでLimiterAPOというWindowsの機能、歪の原因を回避できることが今では知られています。WFPを使う場合には是非ともボリューム99でお使い下さい。

その後はBASS系プレイヤーのf4b24を今日まで使って来ました。BASSライブラリは新しいほうが音が良く、最新のbass.dll(現在2.4.10)で上書きすると、かなり澄んだ高音と、どっしりと弾む軽快な低音を聴かせてくれます。私の場合、出力先はやはり共有WASAPIでした。出力先がDirectSoundでない場合、プレイヤーのボリュームフェーダーを少しだけ下げれば、LimiterAPOが働かず、歪まなくなります。世間の常識と違って何故共有出力のほうが綺麗に聴こえるのか、ずっと不思議に思っていましたが、後にMMCSSのスケジューリングやプライオリティーの関係で共有WASAPIのほうが低ひずみな音が出せるというコンセプトを得た時にようやく納得することが出来ました。
さて遊音工房様のアンプを買った時、そのあまりの歪の無さに感動して(その時の試聴音源はPerfumeのone room discoという歪みだらけの電子音楽で、アンプの得も言われない表現力にボロ泣きしてしまいました)、帰宅してから「これ自分でビルドした低ひずみなプレイヤーなんですけどYouin Studio Playerと名付けて進呈させてください」とメールしたのが去年の10月のことでした。でも要点を押さえた運用方法がうまく伝えられず、またPCトランスポートの環境差によって簡単に優劣が逆転してしまうこともお伝えしたので、公開は止めましょうかということになりました。万人の為の標準器としての役割が期待できないからです。PCオーディオとは基本的にそういう不確かなものなんです。極論のようですが、同じ型番のマザーボードでもロット違いで音に差があることも珍しくありません。
先週のことですが、PCと自作DACを持参して遊音工房様へ出向いて、改造前のツィーターの音を覚えておこうと北野工房で聴かせていただいていたら、団塊世代のオーディオマニア、Aさんがふらりと訪問され、初対面ながらRadian 2216NEO改+760NEO改の2Wayスピーカーの音を一緒に聴いていただくことになりました。お話を伺うと、LINNの電源別筐体の2段アンプを、ご自作のチャンネルデバイダーで、左右セパ4wayマルチで8組も使われているベテランのマニアの方で、この工房は凄いマニアが遊びにくるなぁと思っていたのですが、Aさんご持参のCDをかけた時、ふと「これ、もっと高音がでとるんやけどな」と気さくにおっしゃったんですね。その時はPC用の電源フィルタが無かったりして、ベストコンディションでないことは自覚していたのですが、まさか人から指摘されるほどの差だとは思ってなかったので、年季あるホンモノマニアのレベルは相当に高いんだな……と身が引きしまるような思いで帰宅し、今週はPCの設定を2~3日かけて徹底的に煮詰めておりました。
ここでようやく表題の話に戻れるんですが、見直しの結果、自分でビルドしたMCIプレイヤー、Youin Studio Playerで最も良い結果が出せたんです。今まではPlayPcmWinのほうが音のエッジが立ってて大きな音で聴こえるので、これをリファレンスにするべきだろうと思っていたのですが(※1)前回の記事で述べたレイテンシを上げ、オーバーヘッドを減らすという一貫したコンセプトの下ではPPWのエッジは歪として聴こえ、微小音の際立ちも歪として聴こえ、音の大きさや聴こえの良さも歪として聴こえました。
■■ 排他WASAPIが売りのPPWを共有出力で使い、プライオリティーをも下げるという開発企図を無視した動作をさせているので、音が悪く聴こえるのは当たり前ともいえますから誤解無きようお願い致します。PCの場合、環境差や運用コンセプトによって音質の良否は容易に逆転するという大前提をお忘れにならないで下さい。
※1 思っていたのですが、リファレンスプレイヤーは何故かいつもf4b24でした。理念と感性が乖離していた証拠です(笑)2つに分かれた自分をくっつけるための願いが叶いました。
前回の記事とどこの設定が違うのかというと、たった2点なのですが、プレイヤーのプライオリティー(基本優先度)をLOWにしてAffinityマスクをかけたことと、MMCSSのアフィニティーをfffffffe(CPU0だけ使うな)から2(CPU1だけ使って)に変えたことです。
プレイヤーに基本プライオリティーの指定やアフィニティーマスクを掛けるには、ショートカットにコマンド プロンプトを追記します。
例えばWFPの場合でしたら、まずプログラム本体を右ドラッグします。ドロップするとメニューがでますので、ショートカットをここに作成(S)をクリックします。

今作ったショートカットのプロパティーを開き、リンク先(T)の文字列を以下のように書き換えましょう。
C:\Windows\System32\cmd.exe /c start /low /affinity 1 "" "WFP4Exp.exe"

コマンドプロンプトのアイコンに変わってしまうので、もう一度プロパティーを開きアイコンの変更(C)から、WFPを選ぶと元のアイコンに戻せます。アイコンの変更はリンクの書き換えと同時に指定可能です。
これでプライオリティーが最低で、CPU0しか使わないという意味の起動オプションになります。ショートカットをタスクバーへドラッグしてピン留めして使ってください。ショートカットをデスクトップ等に移動して、そこから起動したい場合は上記のようなプログラム名指定でなくフルパスのままで記述して下さい。
設定通りに起動したか確認するにはタスクマネージャーを使います。CtrlとShiftとEscを同時に押して下さい。
Windows8の場合は始めに左下の詳細(D)をクリックして詳細モードにします。

確認したいアプリ項目を右クリックしてメニューを出し、詳細の表示(G)をクリックします。

詳細タブが開き、該当アプリが選択状態になるので右クリックしてメニューを出し、優先度の設定(P)をポイントすると状態がわかります。

その下の関係の設定(F)をクリックすると、アフィニティーマスクがわかります。

そんな設定をするならマルチコアのCPUじゃなくシングルコアで充分じゃないのか? という疑問を持たれた方は、プレイヤーとMMCSSのマスクを両方1にしてCPU0だけに制限するか、UEFI/BIOSの設定でCPUをシングルにして音を確認してみてくださいね。アフィニティーは処理ごとに違うCPUを指定してカスケードに接続していくことで真価が出せるんですよ。そういう運用がオーバーヘッドを減らす方法らしいということが音で理解できてこそ価値ある設定となります。価値を実証するのは私ではなく皆さんです。
音がブツブツ途切れて実用に耐えない環境の方は、PCをハイパワーなものに更新するか、MMCSSのマスクを2でなく、feに変えてみて下さい。MMCSSをシングルに制限するのはオーバーチューンなのでfeにしていたんです、MMCSSがシングルだと2600Kでも再生音が途切れてしまいます。でもやはりというかシングルに制限すると相当に歪が減るので硬派な環境の方はaffinityを2にするのがいいと思います。その上で再生音が途切れなくなるまで不要なバックグラウンドサービスを減らして下さい。折衷案がコアを2つ使う指定で、youtubeのブラウザ視聴で音声を途切れさせず快適に再生するには6にするのが妥当です。6はCPU1と2だけ使うという意味です。
今回は気軽に試してみたい人のために、MMCSSの簡易版設定ファイルを置いておきます。ブラウザのダウンロードダイアログが開かない時は右クリックしてメニューからリンク先を保存して下さい。WindowsVista以降でしか使えません。Affinity = 6は3コア以上のCPUで意味を持ちます。設定を反映させるにはサインアウト(ログオフ)するか再起動して下さい。
Affinity = 2 Scheduling Category = Low
Affinity = 6 Scheduling Category = Low
Affinity = 0 Scheduling Category = Medium (OSデフォルトに戻す)
Youin Studio Player ミキサーを開いて音量を99にしてください。

この状態で試聴してみてください。歪に変化はあるでしょうか。それは環境次第なので再現性の保証はできません。
環境に左右されにくい堅牢な設計のプレイヤーは定評を獲得しています。例えばSteinberg社のDAWやPlayPcmWinなどです。
それとは少し毛色の違う、UEFI/BIOSやOSの設定から整えていくようなファジーな運用法がロジックの世界にもあるんです。全ては伝え切れませんし全く同じ音が再現できるわけでもないので小難しい割にはそれほど強い意味は無いという、手応えのはっきりしないまるでウナギを掴むような一風変わったお話でした。
それではPCオーディオを楽しみましょう!
当時はWindows7や64ビットOS、SSDの音の良さが広まりつつあり、USBオーディオインターフェースも音質の良い物が増えてきて、「PCオーディオもいよいよ良い音だせるようになって来た!」と盛り上がっていた時代で、プレイヤーも様々なコンセプトで作られ、高音質化されてきました。
その中で話題になったプレイヤーの1つ、Wave File Player(以下WFP)というプレイヤーがMCIという古いWindowsのAPIを使っていることに興味を惹かれ、そして同時期にビルドオプションの違いで音が変わるよと海外フォーラムでは話題になっていて、「それじゃあMCIのソースコードを様々なビルドオプションでプログラムに仕立てて音質の違いを実際に聴いてみよう!」と思ってビルドしたプレイヤーが、Youin Studio Playerの前身です。
なかなか良い音するなぁと自画自賛していたのですが、当時はWASAPI共有出力で音が悪くなる原因と対策がまだ広く知られていない頃で、私も完全な運用ができませんでした。その結果、MCI系のプレイヤーは全体的に低ひずみで聴きやすい音質でも、パルシブな音、音のアタックでは甘く濁って出てしまうという共有出力特有の問題が出てしまい、これが避けられない落胆と共に、MCIプレイヤーの音の魅力も忘れ去ってしまいました。WFPも一時は人気がありましたが共有出力だという理由で衆目を集めなくなりました。WFPを今でも使っている方は歪に対して相当鋭敏な方ではないかと思います。
MCI系プレイヤーはMME出力なので、OSのミキサーのボリュームを99にするだけでLimiterAPOというWindowsの機能、歪の原因を回避できることが今では知られています。WFPを使う場合には是非ともボリューム99でお使い下さい。

その後はBASS系プレイヤーのf4b24を今日まで使って来ました。BASSライブラリは新しいほうが音が良く、最新のbass.dll(現在2.4.10)で上書きすると、かなり澄んだ高音と、どっしりと弾む軽快な低音を聴かせてくれます。私の場合、出力先はやはり共有WASAPIでした。出力先がDirectSoundでない場合、プレイヤーのボリュームフェーダーを少しだけ下げれば、LimiterAPOが働かず、歪まなくなります。世間の常識と違って何故共有出力のほうが綺麗に聴こえるのか、ずっと不思議に思っていましたが、後にMMCSSのスケジューリングやプライオリティーの関係で共有WASAPIのほうが低ひずみな音が出せるというコンセプトを得た時にようやく納得することが出来ました。
さて遊音工房様のアンプを買った時、そのあまりの歪の無さに感動して(その時の試聴音源はPerfumeのone room discoという歪みだらけの電子音楽で、アンプの得も言われない表現力にボロ泣きしてしまいました)、帰宅してから「これ自分でビルドした低ひずみなプレイヤーなんですけどYouin Studio Playerと名付けて進呈させてください」とメールしたのが去年の10月のことでした。でも要点を押さえた運用方法がうまく伝えられず、またPCトランスポートの環境差によって簡単に優劣が逆転してしまうこともお伝えしたので、公開は止めましょうかということになりました。万人の為の標準器としての役割が期待できないからです。PCオーディオとは基本的にそういう不確かなものなんです。極論のようですが、同じ型番のマザーボードでもロット違いで音に差があることも珍しくありません。
先週のことですが、PCと自作DACを持参して遊音工房様へ出向いて、改造前のツィーターの音を覚えておこうと北野工房で聴かせていただいていたら、団塊世代のオーディオマニア、Aさんがふらりと訪問され、初対面ながらRadian 2216NEO改+760NEO改の2Wayスピーカーの音を一緒に聴いていただくことになりました。お話を伺うと、LINNの電源別筐体の2段アンプを、ご自作のチャンネルデバイダーで、左右セパ4wayマルチで8組も使われているベテランのマニアの方で、この工房は凄いマニアが遊びにくるなぁと思っていたのですが、Aさんご持参のCDをかけた時、ふと「これ、もっと高音がでとるんやけどな」と気さくにおっしゃったんですね。その時はPC用の電源フィルタが無かったりして、ベストコンディションでないことは自覚していたのですが、まさか人から指摘されるほどの差だとは思ってなかったので、年季あるホンモノマニアのレベルは相当に高いんだな……と身が引きしまるような思いで帰宅し、今週はPCの設定を2~3日かけて徹底的に煮詰めておりました。
ここでようやく表題の話に戻れるんですが、見直しの結果、自分でビルドしたMCIプレイヤー、Youin Studio Playerで最も良い結果が出せたんです。今まではPlayPcmWinのほうが音のエッジが立ってて大きな音で聴こえるので、これをリファレンスにするべきだろうと思っていたのですが(※1)前回の記事で述べたレイテンシを上げ、オーバーヘッドを減らすという一貫したコンセプトの下ではPPWのエッジは歪として聴こえ、微小音の際立ちも歪として聴こえ、音の大きさや聴こえの良さも歪として聴こえました。
■■ 排他WASAPIが売りのPPWを共有出力で使い、プライオリティーをも下げるという開発企図を無視した動作をさせているので、音が悪く聴こえるのは当たり前ともいえますから誤解無きようお願い致します。PCの場合、環境差や運用コンセプトによって音質の良否は容易に逆転するという大前提をお忘れにならないで下さい。
※1 思っていたのですが、リファレンスプレイヤーは何故かいつもf4b24でした。理念と感性が乖離していた証拠です(笑)2つに分かれた自分をくっつけるための願いが叶いました。
前回の記事とどこの設定が違うのかというと、たった2点なのですが、プレイヤーのプライオリティー(基本優先度)をLOWにしてAffinityマスクをかけたことと、MMCSSのアフィニティーをfffffffe(CPU0だけ使うな)から2(CPU1だけ使って)に変えたことです。
プレイヤーに基本プライオリティーの指定やアフィニティーマスクを掛けるには、ショートカットにコマンド プロンプトを追記します。
例えばWFPの場合でしたら、まずプログラム本体を右ドラッグします。ドロップするとメニューがでますので、ショートカットをここに作成(S)をクリックします。

今作ったショートカットのプロパティーを開き、リンク先(T)の文字列を以下のように書き換えましょう。
C:\Windows\System32\cmd.exe /c start /low /affinity 1 "" "WFP4Exp.exe"

コマンドプロンプトのアイコンに変わってしまうので、もう一度プロパティーを開きアイコンの変更(C)から、WFPを選ぶと元のアイコンに戻せます。アイコンの変更はリンクの書き換えと同時に指定可能です。
これでプライオリティーが最低で、CPU0しか使わないという意味の起動オプションになります。ショートカットをタスクバーへドラッグしてピン留めして使ってください。ショートカットをデスクトップ等に移動して、そこから起動したい場合は上記のようなプログラム名指定でなくフルパスのままで記述して下さい。
設定通りに起動したか確認するにはタスクマネージャーを使います。CtrlとShiftとEscを同時に押して下さい。
Windows8の場合は始めに左下の詳細(D)をクリックして詳細モードにします。

確認したいアプリ項目を右クリックしてメニューを出し、詳細の表示(G)をクリックします。

詳細タブが開き、該当アプリが選択状態になるので右クリックしてメニューを出し、優先度の設定(P)をポイントすると状態がわかります。

その下の関係の設定(F)をクリックすると、アフィニティーマスクがわかります。

そんな設定をするならマルチコアのCPUじゃなくシングルコアで充分じゃないのか? という疑問を持たれた方は、プレイヤーとMMCSSのマスクを両方1にしてCPU0だけに制限するか、UEFI/BIOSの設定でCPUをシングルにして音を確認してみてくださいね。アフィニティーは処理ごとに違うCPUを指定してカスケードに接続していくことで真価が出せるんですよ。そういう運用がオーバーヘッドを減らす方法らしいということが音で理解できてこそ価値ある設定となります。価値を実証するのは私ではなく皆さんです。
音がブツブツ途切れて実用に耐えない環境の方は、PCをハイパワーなものに更新するか、MMCSSのマスクを2でなく、feに変えてみて下さい。MMCSSをシングルに制限するのはオーバーチューンなのでfeにしていたんです、MMCSSがシングルだと2600Kでも再生音が途切れてしまいます。でもやはりというかシングルに制限すると相当に歪が減るので硬派な環境の方はaffinityを2にするのがいいと思います。その上で再生音が途切れなくなるまで不要なバックグラウンドサービスを減らして下さい。折衷案がコアを2つ使う指定で、youtubeのブラウザ視聴で音声を途切れさせず快適に再生するには6にするのが妥当です。6はCPU1と2だけ使うという意味です。
今回は気軽に試してみたい人のために、MMCSSの簡易版設定ファイルを置いておきます。ブラウザのダウンロードダイアログが開かない時は右クリックしてメニューからリンク先を保存して下さい。WindowsVista以降でしか使えません。Affinity = 6は3コア以上のCPUで意味を持ちます。設定を反映させるにはサインアウト(ログオフ)するか再起動して下さい。
Affinity = 2 Scheduling Category = Low
Affinity = 6 Scheduling Category = Low
Affinity = 0 Scheduling Category = Medium (OSデフォルトに戻す)
Youin Studio Player ミキサーを開いて音量を99にしてください。

この状態で試聴してみてください。歪に変化はあるでしょうか。それは環境次第なので再現性の保証はできません。
環境に左右されにくい堅牢な設計のプレイヤーは定評を獲得しています。例えばSteinberg社のDAWやPlayPcmWinなどです。
それとは少し毛色の違う、UEFI/BIOSやOSの設定から整えていくようなファジーな運用法がロジックの世界にもあるんです。全ては伝え切れませんし全く同じ音が再現できるわけでもないので小難しい割にはそれほど強い意味は無いという、手応えのはっきりしないまるでウナギを掴むような一風変わったお話でした。
それではPCオーディオを楽しみましょう!
今回の記事は書くはずではなかったんですけど、ちょっと試してみたら得も言われない感じになったので、こっそり書いてみようかなという趣旨の記事です。どうして書くはずでなかったのかというと、PCの設定というのは千差万別ながらも主流派というのも確かにありまして、私の考え方というのはそれに逆行しているというか真逆なのです。私の考え方や設定の仕方を実践している人はまず居ないと思いますので、そういうマイノリティーレポートだと思って読んでください。
考え方は至ってシンプルで、それはオーディオデータのストリームに対するオーバーヘッドを減らす、ということなのですが、試してみようかなと思った方に申し上げたいことがあります。実際に何をやるかというとレジストリやUEFIの設定を変えていくのですが、PCの設定といっても全くリスクが無いわけではなく、PCが起動しなくなったりOSの動作がおかしくなったりする可能性も無いわけではないので、その辺はご覚悟の上でお願いしますね。少なくともOSの再セットアップやマザーのCMOSクリアを経験してから設定変更をお試しください。
前回の記事のような回路的な変更はとても大きな音質の変化があります。それに対する動作設定の変更というのは、変化幅は小さくて例えるなら、言われてみれば確かに聴こえる空耳アワーのお時間がやって参りました程度です。さりとて巨大な集積回路に対して細かな回路的変更などできるはずもなく、この手の設定でひねり出す音質向上効果もなおざりにはできない部分ではないかなと考えます。アンプやスピーカーに対するケーブル選定みたいなものだと思ってください。
出発点がシンプルなので考えうる設定項目は多岐に渡るのですが、最も効果が大きく、かつローリスクと思われる設定箇所を3つ厳選してみました。WindowsのプレイヤーはPlayPcmWinが最も音質が良いのでリファレンスプレイヤーとしてご利用をおすすめします。ブラウザ上の再生では変化が分かりにくいかも知れません。
微細な音質の追い込みはドラムセットのシンバルの音色を使うのが好きなのですが、こういう音源をリファレンスにしてます。
私の大好きなAhmad Jamalというジャズピアニストのトリオで、1961年6月の録音です。ドラム奏者のバーナル・フォーニエがライドシンバルの叩く位置で音程と音色を叩き分けています。大きなシンバルの低い基音をしっかり聴きながら音程の変化による定位の揺れを確認していると、音程の変化で定位がふわふわ揺れてるので、そういう録音かなと思ってたのですが、今からご紹介する3つの設定でどっしりと動かない定位になりました。というお話なんですが環境差がありますから、そこまでの再現性はないと思います。マニアはこんな事をやってるんだなぁくらいでお願いします。
1つ目は、CPUスケジューリングの変更です。これはWindows Vista以降で導入されたMMCSS(マルチメディア クラス スケジューラ サービス)といって、プライオリティの低いタスクを邪魔することなくリアルタイム指向のタスクを実行するための仕組みです。処理が遅いパソコンで高負荷になった時に音声が途切れるのを防ぐためのサービスですが、現在のパソコンでは却って高音質化の邪魔になっていると思われます。そこでサービスを無効化しないでサービスの設定項目を使って明示的に優先度を下げてみます。

マルチメディアの割り込み処理でCPUのコンテクストスイッチが発生する回数をLinux並に減らそう、という趣旨の設定です。上から順番に簡単に説明します。
と思って書いてみたら内容がディープ過ぎて読んでて全然楽しくないので説明やめます。設定の仕方も画像見て分からない人は、レジストリに慣れない人だと思いますので、リスクを考えると触って欲しくありません。割愛します。
PlayPcmWinで試聴される場合は、再生スレッドタスクの種類にPro AudioでなくAudioを指定してくださいね。上記の設定のターゲットは普通の音声出力先で、共有WASAPI出力なんです。これはブラウザで見るYoutubeや、TV放送、PCからのすべての出力を高音質化したいからなんですが、DoPなど、ASIOや排他WASAPI出力が必須で、そちらを高音質化したい時は、AudioでなくPro Audioのレジストリ項目に対して設定して下さい。
2つ目はハイパースレッディングの無効化です。UEFIのメニューから変更します。HT機能がないCPUには効果はないです。日常的にDAWを使うような人は無効化のメリットを知ってらっしゃるかも。

OSを立ち上げた後、タスクマネージャーから論理プロセッサを表示して、コア数と同じに数になっていればOKです。i7の8スレッドが4つになってます。

3つ目は高精度インベントタイマー(以下HPET)の無効化です。開発時はマルチメディアタイマーと呼ばれていたそうです。これをUEFIのメニューから無効にします。これは環境によっては有効のほうが高音質になるようですが、少なくとも上記のCPUスケジューリング変更下では無効のほうが音が良いです。

HPETは以前はノースブリッジの機能であったため、CPUからのI/O呼び出しで数msのオーバーヘッドがありました。従来のノースブリッジはSandybridge以降、CPU内にシステムエージェントとして統合され、HPETもクロックジェネレーターと共にCPUにオンダイしていると思われます。微小な差ですので環境によっては設定違いの音質差が聴き分けられないかも知れません。
この記事面白くないなぁ(苦笑) こういうのはPCの世代によって設定項目が変わっていきますし、自分の手でカット&トライして初めてプライオリティーとか変化の度合いとかがはっきり見えてくる細かい話なので、お仕着せでは面白く思えないんですよね。
ともあれ、こんなことやって楽しんでます。実は未だにオンボードにヘッドフォン直挿し環境から戻れないんですよ。音が良すぎて不満が出ないんです(笑)
追記
この設定ならオーバーヘッドを増やしてるのじゃないのか?という疑問をもたれると思うのすが、減らしたいのはスレッドプライオリティーを上げたら短くなる類のレイテンシではなく、割り込みや切り替えで起こるオーバーヘッドの総量なんです。つまりレイテンシを大きく取って、できるだけ細切れにさせなくして、ストリームの時間的な連続性を損なう回数を少なくしたいというコンセプトです。
レイテンシやプライオリティーを詰めるのが世間で主流の高音質化設定なのですが、それらとは真逆の方向で実践してますので、読まれて混乱されたら申し訳ないですが試されて再現性がなくとも、PCオーディオとは基本的にそういう不確かなものだとご理解くださればありがたいです。
メモ:20140625
Win8において、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のように入力する
bcdedit /set useplatformtick yes
bcdedit /set disabledynamictick yes
考え方は至ってシンプルで、それはオーディオデータのストリームに対するオーバーヘッドを減らす、ということなのですが、試してみようかなと思った方に申し上げたいことがあります。実際に何をやるかというとレジストリやUEFIの設定を変えていくのですが、PCの設定といっても全くリスクが無いわけではなく、PCが起動しなくなったりOSの動作がおかしくなったりする可能性も無いわけではないので、その辺はご覚悟の上でお願いしますね。少なくともOSの再セットアップやマザーのCMOSクリアを経験してから設定変更をお試しください。
前回の記事のような回路的な変更はとても大きな音質の変化があります。それに対する動作設定の変更というのは、変化幅は小さくて例えるなら、言われてみれば確かに聴こえる空耳アワーのお時間がやって参りました程度です。さりとて巨大な集積回路に対して細かな回路的変更などできるはずもなく、この手の設定でひねり出す音質向上効果もなおざりにはできない部分ではないかなと考えます。アンプやスピーカーに対するケーブル選定みたいなものだと思ってください。
出発点がシンプルなので考えうる設定項目は多岐に渡るのですが、最も効果が大きく、かつローリスクと思われる設定箇所を3つ厳選してみました。WindowsのプレイヤーはPlayPcmWinが最も音質が良いのでリファレンスプレイヤーとしてご利用をおすすめします。ブラウザ上の再生では変化が分かりにくいかも知れません。
微細な音質の追い込みはドラムセットのシンバルの音色を使うのが好きなのですが、こういう音源をリファレンスにしてます。
私の大好きなAhmad Jamalというジャズピアニストのトリオで、1961年6月の録音です。ドラム奏者のバーナル・フォーニエがライドシンバルの叩く位置で音程と音色を叩き分けています。大きなシンバルの低い基音をしっかり聴きながら音程の変化による定位の揺れを確認していると、音程の変化で定位がふわふわ揺れてるので、そういう録音かなと思ってたのですが、今からご紹介する3つの設定でどっしりと動かない定位になりました。というお話なんですが環境差がありますから、そこまでの再現性はないと思います。マニアはこんな事をやってるんだなぁくらいでお願いします。
1つ目は、CPUスケジューリングの変更です。これはWindows Vista以降で導入されたMMCSS(マルチメディア クラス スケジューラ サービス)といって、プライオリティの低いタスクを邪魔することなくリアルタイム指向のタスクを実行するための仕組みです。処理が遅いパソコンで高負荷になった時に音声が途切れるのを防ぐためのサービスですが、現在のパソコンでは却って高音質化の邪魔になっていると思われます。そこでサービスを無効化しないでサービスの設定項目を使って明示的に優先度を下げてみます。

マルチメディアの割り込み処理でCPUのコンテクストスイッチが発生する回数をLinux並に減らそう、という趣旨の設定です。上から順番に簡単に説明します。
と思って書いてみたら内容がディープ過ぎて読んでて全然楽しくないので説明やめます。設定の仕方も画像見て分からない人は、レジストリに慣れない人だと思いますので、リスクを考えると触って欲しくありません。割愛します。
PlayPcmWinで試聴される場合は、再生スレッドタスクの種類にPro AudioでなくAudioを指定してくださいね。上記の設定のターゲットは普通の音声出力先で、共有WASAPI出力なんです。これはブラウザで見るYoutubeや、TV放送、PCからのすべての出力を高音質化したいからなんですが、DoPなど、ASIOや排他WASAPI出力が必須で、そちらを高音質化したい時は、AudioでなくPro Audioのレジストリ項目に対して設定して下さい。
2つ目はハイパースレッディングの無効化です。UEFIのメニューから変更します。HT機能がないCPUには効果はないです。日常的にDAWを使うような人は無効化のメリットを知ってらっしゃるかも。

OSを立ち上げた後、タスクマネージャーから論理プロセッサを表示して、コア数と同じに数になっていればOKです。i7の8スレッドが4つになってます。

3つ目は高精度インベントタイマー(以下HPET)の無効化です。開発時はマルチメディアタイマーと呼ばれていたそうです。これをUEFIのメニューから無効にします。これは環境によっては有効のほうが高音質になるようですが、少なくとも上記のCPUスケジューリング変更下では無効のほうが音が良いです。

HPETは以前はノースブリッジの機能であったため、CPUからのI/O呼び出しで数msのオーバーヘッドがありました。従来のノースブリッジはSandybridge以降、CPU内にシステムエージェントとして統合され、HPETもクロックジェネレーターと共にCPUにオンダイしていると思われます。微小な差ですので環境によっては設定違いの音質差が聴き分けられないかも知れません。
この記事面白くないなぁ(苦笑) こういうのはPCの世代によって設定項目が変わっていきますし、自分の手でカット&トライして初めてプライオリティーとか変化の度合いとかがはっきり見えてくる細かい話なので、お仕着せでは面白く思えないんですよね。
ともあれ、こんなことやって楽しんでます。実は未だにオンボードにヘッドフォン直挿し環境から戻れないんですよ。音が良すぎて不満が出ないんです(笑)
追記
この設定ならオーバーヘッドを増やしてるのじゃないのか?という疑問をもたれると思うのすが、減らしたいのはスレッドプライオリティーを上げたら短くなる類のレイテンシではなく、割り込みや切り替えで起こるオーバーヘッドの総量なんです。つまりレイテンシを大きく取って、できるだけ細切れにさせなくして、ストリームの時間的な連続性を損なう回数を少なくしたいというコンセプトです。
レイテンシやプライオリティーを詰めるのが世間で主流の高音質化設定なのですが、それらとは真逆の方向で実践してますので、読まれて混乱されたら申し訳ないですが試されて再現性がなくとも、PCオーディオとは基本的にそういう不確かなものだとご理解くださればありがたいです。
メモ:20140625
Win8において、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のように入力する
bcdedit /set useplatformtick yes
bcdedit /set disabledynamictick yes
PC と 音質 と CPUデカップリング
最近のパソコンはオンボードの音質もすごくイイね!というテーマがちょっと書き足りてないので、どのくらい良いのかというお話をいくらかしたいと思います。先週の土曜日、遊音工房さんという良いアンプとスピーカーを聴かせていただけるガレージショップの工房に自分のPCを持ち込んで、ビルダーさま立ち会いのもと、オンボード音質を評価してきました。「ちょっと聴いてみてください、最近のPCのオンボードってなかなか凄いんですよ」という気楽な感じで。
普通に良いですねと言ってくださったので、でしょう?と喜んでたのですが、自作した電源フィルタやデカップリングを取り外して、このくらいの音質向上効果があるんですよというデモンストレーションをしてみたところ、あれよあれよで定位を失い、低音も抜け、音も痩せてしまい、すっかりゼネラルオーディオの音になってしまいました。
あるえ~?て感じです。ウチのヘッドフォンはものすごく感度がいい(遊音工房さまに頼み込んで振動板にユーインメソッドを施してもらったんです)ので、その鳴りっぷりの良さで少々の粗が気にならなくなっちゃうんですよね。それがちゃんとした良いアンプとスピーカーで聴かせてもらうと、素組状態とちょい工夫を効かせた状態とのオンボード音質の差が、はっきりと浮き彫りになりました。
Intel7シリーズ、windows8のオンボードの音は、エントリークラスのゼネラルプレイヤーレベルです。それでも凄いことだと思います。家電量販店で買えるようなオーディオプレイヤーなら買わなくてもPCだけで済んじゃうってことですからね。オーディオメーカーも大変ですね(笑)
それから並のアンプではボリュームを絞ると音が痩せますので、ちょっと良いケーブルでPCとアンプを繋いでパソコンでボリューム調整するほうが良い音で聴けると思います。今時のPCはノイズも少なくてパワーアンプのボリューム全開で、スピーカーに近づくとノイズが少しだけ聴こえる程度なんですよ。でもDCアンプにつなぐ時はカップリングコンデンサ入れてくださいね、DC漏れがありますので。
さて、そんなゼネラルオーディオなオンボード音質ですが、ミニマムな工夫でピュアエントリーに変身させてみましょう。
UEFIやOS側の工夫もあるのですが(ドザなのでWindowsしか知りませんが)今回は回路側の工夫です。
1つは電源フィルタのコモンモードチョークコイルです。もう一つはCPUデカップリングです。
工作が苦手でなければ、画像見てちょっとその気になればすぐ作れるとおもいますので、ご覧になってください。

気をつけて欲しいのは、金属端子をコネクタに挿し込んだ時に、ハの字に広がってる爪が引っかかって抜けないようになる向きです。どの方向で挿した時に爪が効くかは決まってますので、それを確認してから取り掛かってくださいね。線材のオススメは、TIVFφ0.8mmのチャイムコードか、φ0.8が7本撚りになっているアース線です。(画像では進相コンデンサ同士を繋いでる緑色の線です)どちらもホムセンで買えます。

こんなふうに引出線をはんだで取り付けます。アース線を使う場合は7本素線の内3本を切り落として残りの4本をTの字に広げて使います。そのほうが工数が少ないです。

+12VとCOMが短絡しないように、シールテープ(ホムセンで買えます)を5重くらい巻きます。シールテープはテフロンでできているので絶縁性は最高です。

戻らなくなる一番奥まで差し込みます。初めて作る時はコンパクトにしようとしないで、Tの字コネクタの上の辺の線は長めに作ってください。端子が短くてコネクタに奥まで差し込めなかったら爪が効かないので使えません。作り直しです。

マザーボードにはこういう風に接続します。ケーブルの色でコネクタの+12VとCOMを見分けることができます。黄色が+12Vで黒がCOMです。

バックパネルを加工して引き出し線がケース外に出るようにして出来上がり。あとは進相コンデンサを調達してきてCPUコネクタを取り付け、マザーと接続すれば完成です。
工作面倒ですか?面倒ですよね(笑)でも、CPUのデカップリングを直接マザーに取り付けようとすると、マザーの裏側のランドに直接付けることになるのですが、そうするとマザーをケースに入れることができなくなるので、パソコンが裸運用しかできなくなります。

コネクタ作るの面倒だったので半年くらい裸運用してたことがあるのですが、危険が危ないので面倒ですが作りましょう。ちょっと手間ですが以前の記事で紹介したACフィルタと、このデカップリングだけで、オンボードがゼネラルからピュアエントリーな音になります。高価なDACやインターフェースを買わなくてもピュアオーディオ用途の実用に耐えるアナログ出力が得られますし、既にインターフェースやDACを持ってる方でも、更に良くなりますよ。ES9018のLOWESTロック外れ問題も改善されるはずです。よろしければお試しを。
後半はPCと音質と深夜とコイルの続編記事です。
新ACフィルタでとっても良い音になったなーと喜ぶこと数日、平日昼間に音楽を堪能していた時のこと、
正午を過ぎた途端に音が澄んだことに気づきました。なるほど、電気の需要が一気に減ったんだねーと思って聴いていると13時過ぎには元通りの音に。深夜のリスニングより、平日昼間のほうが変化が急峻だからよくわかるんだね、発見だな。と思ったのもつかの間、
ハッ!? ということは電源フィルタの物量がまだ足りてないってことやないかー!
というわけで、さらなる高性能コイルを巻き巻きしてみました。

ででーん!1層目80mHです。φ0.29mmのエナメル線を使ってできるだけ丁寧に2層巻です。1層目と2層目をパラレルにして、許容電流を稼ぎます。前作はφ0.4だったので、許容電流は半分です。1層あたり12.5mになりました。前作は4mが2本です。

2層目は70mH、へぇ!コアとの間に1層挟むだけで10mHもインダクタンスが下がっちゃうのか。

こんなに丁寧に巻いてます5時間くらいかかりました。20mH→70mHになったので、相当良い感じに向上してくれるはずです。ん?

実はコンセントに挿してしばらくしたら、ジジジジ!という放電の音と、激しい閃光を放った直後、炎と黒煙を巻き上げて燃え上がり、辺り一面すすだらけ(爆)

明らかな設計ミスです(笑) 多分エナメルを巻いている作業中に絶縁皮膜を傷めたんでしょうね。
許容電流以前に、エナメルを手巻して100VAC流すのは無謀だと知りました。AC用の手巻きコイルは丈夫で絶縁耐力の高いテフロンにしましょう。(私が言うのもなんですが、それは当然です!)

巻線をほどいてコアを見ると、角が一部えぐれてます。ここから絶縁破壊したんでしょう。コンセントプラグからコイルまでの結線が焼け落ちるまでの間、絶縁破壊部位からコンセント側へ向かってコアの周りをグルグルとネズミ花火のように火花を散らしながら絶縁樹脂を燃え上がらせながら短絡していったんですね。頭のなか真っ白になりました。
一刻も早くここから逃げるべきなのか、消火活動するべきなのか、でもどうやって? コンセントを抜こうにも閃光と炎で近づけない(笑)
エナメル線の絶縁耐力は数kVですが、それはもちろん無傷の場合です。絶縁被膜は15ミクロンくらいしかないので手巻きで無傷というのは無理な話でした。

一部が強烈に加熱されたことで膨張してコアが割れました。火事にならなかったのは良かったけど、コアはもったいないことをしました。

この形、何かに有効活用できないかな・・・・
!

ごめんなさい……
最近のパソコンはオンボードの音質もすごくイイね!というテーマがちょっと書き足りてないので、どのくらい良いのかというお話をいくらかしたいと思います。先週の土曜日、遊音工房さんという良いアンプとスピーカーを聴かせていただけるガレージショップの工房に自分のPCを持ち込んで、ビルダーさま立ち会いのもと、オンボード音質を評価してきました。「ちょっと聴いてみてください、最近のPCのオンボードってなかなか凄いんですよ」という気楽な感じで。
普通に良いですねと言ってくださったので、でしょう?と喜んでたのですが、自作した電源フィルタやデカップリングを取り外して、このくらいの音質向上効果があるんですよというデモンストレーションをしてみたところ、あれよあれよで定位を失い、低音も抜け、音も痩せてしまい、すっかりゼネラルオーディオの音になってしまいました。
あるえ~?て感じです。ウチのヘッドフォンはものすごく感度がいい(遊音工房さまに頼み込んで振動板にユーインメソッドを施してもらったんです)ので、その鳴りっぷりの良さで少々の粗が気にならなくなっちゃうんですよね。それがちゃんとした良いアンプとスピーカーで聴かせてもらうと、素組状態とちょい工夫を効かせた状態とのオンボード音質の差が、はっきりと浮き彫りになりました。
Intel7シリーズ、windows8のオンボードの音は、エントリークラスのゼネラルプレイヤーレベルです。それでも凄いことだと思います。家電量販店で買えるようなオーディオプレイヤーなら買わなくてもPCだけで済んじゃうってことですからね。オーディオメーカーも大変ですね(笑)
それから並のアンプではボリュームを絞ると音が痩せますので、ちょっと良いケーブルでPCとアンプを繋いでパソコンでボリューム調整するほうが良い音で聴けると思います。今時のPCはノイズも少なくてパワーアンプのボリューム全開で、スピーカーに近づくとノイズが少しだけ聴こえる程度なんですよ。でもDCアンプにつなぐ時はカップリングコンデンサ入れてくださいね、DC漏れがありますので。
さて、そんなゼネラルオーディオなオンボード音質ですが、ミニマムな工夫でピュアエントリーに変身させてみましょう。
UEFIやOS側の工夫もあるのですが(ドザなのでWindowsしか知りませんが)今回は回路側の工夫です。
1つは電源フィルタのコモンモードチョークコイルです。もう一つはCPUデカップリングです。
工作が苦手でなければ、画像見てちょっとその気になればすぐ作れるとおもいますので、ご覧になってください。

気をつけて欲しいのは、金属端子をコネクタに挿し込んだ時に、ハの字に広がってる爪が引っかかって抜けないようになる向きです。どの方向で挿した時に爪が効くかは決まってますので、それを確認してから取り掛かってくださいね。線材のオススメは、TIVFφ0.8mmのチャイムコードか、φ0.8が7本撚りになっているアース線です。(画像では進相コンデンサ同士を繋いでる緑色の線です)どちらもホムセンで買えます。

こんなふうに引出線をはんだで取り付けます。アース線を使う場合は7本素線の内3本を切り落として残りの4本をTの字に広げて使います。そのほうが工数が少ないです。

+12VとCOMが短絡しないように、シールテープ(ホムセンで買えます)を5重くらい巻きます。シールテープはテフロンでできているので絶縁性は最高です。

戻らなくなる一番奥まで差し込みます。初めて作る時はコンパクトにしようとしないで、Tの字コネクタの上の辺の線は長めに作ってください。端子が短くてコネクタに奥まで差し込めなかったら爪が効かないので使えません。作り直しです。

マザーボードにはこういう風に接続します。ケーブルの色でコネクタの+12VとCOMを見分けることができます。黄色が+12Vで黒がCOMです。

バックパネルを加工して引き出し線がケース外に出るようにして出来上がり。あとは進相コンデンサを調達してきてCPUコネクタを取り付け、マザーと接続すれば完成です。
工作面倒ですか?面倒ですよね(笑)でも、CPUのデカップリングを直接マザーに取り付けようとすると、マザーの裏側のランドに直接付けることになるのですが、そうするとマザーをケースに入れることができなくなるので、パソコンが裸運用しかできなくなります。

コネクタ作るの面倒だったので半年くらい裸運用してたことがあるのですが、危険が危ないので面倒ですが作りましょう。ちょっと手間ですが以前の記事で紹介したACフィルタと、このデカップリングだけで、オンボードがゼネラルからピュアエントリーな音になります。高価なDACやインターフェースを買わなくてもピュアオーディオ用途の実用に耐えるアナログ出力が得られますし、既にインターフェースやDACを持ってる方でも、更に良くなりますよ。ES9018のLOWESTロック外れ問題も改善されるはずです。よろしければお試しを。
後半はPCと音質と深夜とコイルの続編記事です。
新ACフィルタでとっても良い音になったなーと喜ぶこと数日、平日昼間に音楽を堪能していた時のこと、
正午を過ぎた途端に音が澄んだことに気づきました。なるほど、電気の需要が一気に減ったんだねーと思って聴いていると13時過ぎには元通りの音に。深夜のリスニングより、平日昼間のほうが変化が急峻だからよくわかるんだね、発見だな。と思ったのもつかの間、
ハッ!? ということは電源フィルタの物量がまだ足りてないってことやないかー!
というわけで、さらなる高性能コイルを巻き巻きしてみました。

ででーん!1層目80mHです。φ0.29mmのエナメル線を使ってできるだけ丁寧に2層巻です。1層目と2層目をパラレルにして、許容電流を稼ぎます。前作はφ0.4だったので、許容電流は半分です。1層あたり12.5mになりました。前作は4mが2本です。

2層目は70mH、へぇ!コアとの間に1層挟むだけで10mHもインダクタンスが下がっちゃうのか。

こんなに丁寧に巻いてます5時間くらいかかりました。20mH→70mHになったので、相当良い感じに向上してくれるはずです。ん?

実はコンセントに挿してしばらくしたら、ジジジジ!という放電の音と、激しい閃光を放った直後、炎と黒煙を巻き上げて燃え上がり、辺り一面すすだらけ(爆)

明らかな設計ミスです(笑) 多分エナメルを巻いている作業中に絶縁皮膜を傷めたんでしょうね。
許容電流以前に、エナメルを手巻して100VAC流すのは無謀だと知りました。AC用の手巻きコイルは丈夫で絶縁耐力の高いテフロンにしましょう。(私が言うのもなんですが、それは当然です!)

巻線をほどいてコアを見ると、角が一部えぐれてます。ここから絶縁破壊したんでしょう。コンセントプラグからコイルまでの結線が焼け落ちるまでの間、絶縁破壊部位からコンセント側へ向かってコアの周りをグルグルとネズミ花火のように火花を散らしながら絶縁樹脂を燃え上がらせながら短絡していったんですね。頭のなか真っ白になりました。
一刻も早くここから逃げるべきなのか、消火活動するべきなのか、でもどうやって? コンセントを抜こうにも閃光と炎で近づけない(笑)
エナメル線の絶縁耐力は数kVですが、それはもちろん無傷の場合です。絶縁被膜は15ミクロンくらいしかないので手巻きで無傷というのは無理な話でした。

一部が強烈に加熱されたことで膨張してコアが割れました。火事にならなかったのは良かったけど、コアはもったいないことをしました。

この形、何かに有効活用できないかな・・・・
!

ごめんなさい……
