もう昨日の記事になりますが・・・
この記事を見た時、心うたれました。東日本大震災が発生した時、上官の命令とはいえ、命を懸けて日本人の為に一生懸命力をかしてくれたアメリカの軍人さん達。今、被爆した事を東京電力を相手に訴えを起こしている。この事を耳にした小泉純一郎元総理大臣。感極まって国会で涙したと。
私も涙しました。その記事を見て。なぜ、アメリカの軍人さん達は命を懸けて日本への援助をしてくれたのか？それが原因で被爆してしまった。
もしアメリカで同様な事が起きた時、日本国は何が出来るのだろう？またお金か？そんな事を国会で議論している奴ら全員でオペレーションともだちリターン！でもしなさい！もしもの場合ですが。
アメリカは日本に原子爆弾を落とした。戦争犠牲者をこれ以上増やさない為に戦争の終結を早める為にと。
先日から話題になっている「ケリー国務長官オバマ大統領に広島の原爆資料館を訪れるべきだ！」の発言で実際にそれが実現された。
訪問は「アメリカの残虐性」をアピールするものでは無く、過去にこの様なむごい事をした事を認識する為、再びあってはならないと世界にアピールする為であった。核の廃絶に向けてのアメリカからの全世界への提案。戦争の早期決着については触れていない。
ノーベル平和賞を受勲したオバマ大統領には、これらも平和について活動をして欲しいと思う。第二次世界大戦時の原爆投下については、私も他人事ではない。長崎で育ったから。
長崎市内の小学校・中学校・高等学校では、毎年夏休み中の8月9日は登校日になっている。学校には、原爆資料館から貸出された原爆被害の写真の複製が廊下に張り出される。被爆者の被爆体験の話も聞く。
写真や映像で具合が悪くなり倒れる女生徒なんてよく見た光景。それ位原爆も原子炉も危険な物なんですよ！事が起こってからでは遅い。逃げる速度より光の速度で放射能が迫ってくるのですから。逃げても無駄です。そんな物は使ってはいけません。推進派の方、是非原子炉の近くに住まいを構えて下さい。アッと言う間に髪の毛が白髪になるでしょうね。
話が長くなりましたが、小泉純一郎元首相が感極まって涙した意味を私は心が痛む程に理解出来ます。先ほど挙げた「お金」は国に政策ですが、もし、小泉元首相が募金活動などを始めるとかあれば、私もそれなりに対応したいと思います。
日本を助けに来て被爆してしまったアメリカの軍人さん、有難う！私はあなた達の勇敢さ、人間染みた思いやりの心を生涯忘れません。ありがとう。