パソコンのHDDは経年変化で壊れる物！
個人の皆さん、会社経営をされている皆さん。大事なデーターはどの様に保管されていますか？当店では、正常に起動しなくなったパソコンからデータを救いだし新しいHDDにデーターを移行し、元の通りに使える様にする作業も行っています。
初期から中期位の障害のHDDからデーターを取り出します。
で、肝心な重要データーの保管場所ですが、多くの方が外部HDDにしている様です。
HDDは壊れる物！これを覚えておいて下さい。
外部HDDはパソコンのＨＤＤより短い時間で壊れる物！
この事をあまり考える人はいない見たいです。
当店では、過去に5日掛かり（昼も夜もない仮眠だけ）の作業でデーター復旧をした事があります。
結果は最終的に全部のデーターを取出し、新しいHDDに詰めて元の様にパソコンは使え、データも無事でした。
過去に３件か４件、外部HDDを修理に持ち込まれた事があります。
皆さん言われる事は同じ「大事なデーターが入っているのでどうにかして下さい」です。
私に言わせると外部HDDなんて、てんであてにならない物。どう言う風に考えたら外部HDDに大事なデータを保管したら「安心」と言う考えになるのかが不思議です。
大事なデーターはNAS（ナス）へ保存！
皆さんはNASと言う物をご存じですか？「Network Atached Strage」の略です。
大事なデータはこの様な物に保管すべきです。
Raid（レイド）これもなかなか一般の方は分からないのではないかと思います。中級者位になるとご存じみたいです。
NASはHDDを２台以上搭載出来る物があります。一番原理が簡単で一般の人にも理解しやすいのが、NASでRaid1と言う物です。
Raid1とは、HDDを２台搭載し、Raid1のNASの場合は、同じデータをそれぞれのHDDに書き込みます。これにより、１台が故障した場合に直ぐに壊れたHDDを交換して、生き残っているHDDの中のデーターを新しいHDDにコピーします。コピーが終わると元の通り同じデータをそれぞれのHDDに書き込んで行き、データの損失を防ぐ仕組みになっています。
あなたの外部HDDにデーターを書き込んでいるから安心とNASでRaid1で保護されているのとで、どちらが安心出来ますか？答えは簡単ですね。
しかし、NASも電子部品と機械部品で構成された物。壊れる事があります。
でも、パソコンの中のパソコンを動作させる為、データーを記憶させるだけの為の物では無いので、安心度は格段に増します。
個人の皆さん、事業主の皆さん、一度重要データーの保存方法について考えて見ては如何でしょうか？
転ばぬ先の杖
NASは個人ユースとプロユースの２種類があります。違いは耐久性やRaidの種類にあります。
当店でも取り扱いが有ります。
今回の記事で興味を持たれた方、どうぞご来店下さい。
今日は大事なデーターの保存方法の話でした。最後ですが、今まで自分の経験を踏まえて、とても面倒なのですが、大事なデータはDVD等に焼き付ける。それも１枚では無く、正・副の２枚。私はこの方法で大事なデーターを保存しています。ご参考までに！
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株式会社パソコン工房アビリティ
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店長 ： 清原 清
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