【旅】岩手県北バスの 2階建てバス「スカニア」に乗ってきました!  | 鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

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記事の方は八戸旅の続きに戻ります。

三陸鉄道で宮古に来て、一泊したところからスタートです。

 

ひとつ前の三陸鉄道乗車の記事はこちら💁‍♂️

⇒久慈駅のうに弁当と三陸鉄道のハナシ

 

このあと、宮古から抜ける手段は大きく次の4つ

①山田線で盛岡方面 

②三陸鉄道南リアス線で釜石方面

③高速バスで仙台方面
④路線バスで盛岡方面

ワタクシは④の方法で向かいます。

それは、乗りたいバスがあるから😊


今回はそのバスのお話になります🚌

希少な2階建て路線バス

今回、乗車するのは、

岩手県北バスが2019年から運行している「盛宮106特急」。

 

なんと、路線バスなのに2階建て車両が使われているのです✨✨

この珍しい路線に前から乗りたくて、今回希望が叶ったというわけです🙌


使われていた車両は、

スウェーデンの車両メーカー「スカニア」が販売している「バンホール・アストロメガ」

ドイツのバンホールという会社が艤装しています。(エンジンはスカニア製です)

 

⇒スカニアの紹介ページ

 

 

この形は最近、夜行バスでちょこちょこ増えてきたようですが、路線バスはこの岩手県北バスが初めてです。

 

盛宮106特急で
乗ることができました

 

通称「106急行」路線の特急として投入されていた

106急行というのは、宮古と盛岡を結ぶ都市間バスの通称名で、

国道106号線を走るのでそう呼ばれています。

おおよそ1時間に1本の割合で運行されています。

 

並行してJR山田線があるのですが、本数が少なく、かつ所要時間もバスと変わらないのでバスがメインとなっています。

 

ちなみにJR山田線に運行支障が発生した場合の振り替えで106急行が使われるくらいに重要な路線となっています。
 

 

その106急行でも2階建てバスが使われる便のみ「盛宮106特急」と名付けられて、浄土ヶ浜パークホテル〜宮古~盛岡間を1日1往復していました。

 

※2023年7月現在、
岩手県北自動車の106路線で2階建てバスは運行されておりませんのでご注意ください。

 

スカニア製
2階建てバスの外観

 

ブランディングはあの川西康之氏

外観デザインは、原型と変わりませんが、

ブランディングはみちのりグループ(MEX)共通のもので、これはWE銀河シースピカをデザインした川西康之氏です。

 

「シャンパンゴールド」と「オレンジ(みちのりオレンジ)」の塗装がされています。

 2階建てバス「スカニア」の前面

 

2階建てバス「スカニア」の右側面

2階建てバス「スカニア」の左側面

2階建てバス「スカニア」の後方

3つのランクのシート


座席は、

1階 41席、2階 6席で3種類のランクのシートが設定されています。

それぞれに運賃が変わります(運行当時)

 

ビジネスシート(1階/6席)

横が2席-1席の2列で合計6席のビジネスシート

2階建てバス特有の天井の低さはありますが、

USB、テーブル、Wi-Fi、コンセントも完備で、おそらく揺れがすくない1階をビジネス利用が前提としたものと思われます。

ビジネスシートから運転席は見えにくいのですが、前方はなんとか見えるかな?という感じです。

 

乗降口が座席後ろにあるので、

乗り降りの様子が気にならないのが良いかもしれません。

 

レギュラーシート(2階/35席)

2列-2列の座席がレギュラーシート。

2階の3列目以降で後方までの部分になります。

座席の幅こそ、他のシートより狭くなりますが、USBポートやWi-Fi、コンセントも完備しており、設備は他と変わりません。

 

ワイドビューシート(1階/6席)

2階前方の2席-1席の2列がワイドビューシート。

ビジネスシートの前面展望席版みたいな感じになります。

USBポートやWi-Fi、コンセントも完備しており、設備は他と変わりません

 

前方上部には案内表示の液晶があり、

停車の案内や料金案内が表示されます。

ワイドビューシートに乗るなら、一番前の席でしょうね😄

 

 

トイレ・設備など

1階はバリアフリーになっているため、昇り降りは楽です。

入口にバスでは珍しい玄関マットが・・・💦

 

2階へ昇る階段は少々急ですが、段数が少ない気がします。

ただ、路線バスとして運用されているときは荷物の預かりが無いのでちょっとしんどいかもしれません。(1階に荷物置きのスペースはあります)

2階建てバスでは仕方がないことですね😅


バスにトランクはありますが、乗車時は使用されていませんでした。

トイレは1階の乗降口前にあります。

中は全部真っ白な感じ。

狭いのは致し方ありませんが、清潔感はあります。

乗車した「盛宮106特急」は、やまびこ産直館バス停で5分のトイレ休憩がありました。

おそらく、一般車で運用する場合はトイレが無いのでそのことを考慮したダイヤになっているのでしょうね。


 

ワイドビューシート
の詳細

 

デザインがおしゃれだけど・・・

いわゆる「外車」なので、すごくシンプルなデザインになっています。

反面、お年召した方にはわかりにくいかもしれません。

 

ワイドビューシートの前方はこんな感じです。

足元は結構広め👌

テーブルはかなり小さめですが、ドリンクホルダーは2つあります。

座席の下の脚の部分にACコンセントがあります。

天井には、エアコンの送風口、読書灯とボタンが5つ。

このボタンが小さくてちょっとわかりにくい。

 

座席には設備案内のシートが入っていますのでご参考に。

間違って、「STOPボタン」(降車ボタン)を押してしまいそう・・・😱

 

びっくりしたのが、USBが天井にあること😳

日本ではその発想がないかも?

 

とりあえず日本語表示がないのですよ・・・外車ですからね仕方ないか😅

 

もう見れない106路線
の前面展望

 

フル区間の前面展望

今回、宮古駅から終点の盛岡駅までのワイドビューシートからの前面展望をノーカットで録画してYouTubeへ公開しています。

 

是非、お時間があるときでもご覧ください。

もう、今となってはレアですね☆

 

岩手県北バスの
2階建てバスに乗るには・・・

 

ツアーで乗ることができる!

2023年3月で盛宮106特急から引退した2階建てバス。

引退後から全く動きが無かったのですが、

先日、特別ツアーの発表があり乗ることができることがわかりました!

 

⇒詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

 

この二階建てバスをこれからどうなるのか…

地上高の問題で運用が難しい車両ですが、気になるところですね!




岩手の名産はこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※内容は2022年11月現在の情報です。

感染対策を十分にしたうえで撮影・行動をしております。

新型コロナウイルス感染者の状況で列車の運行や内容、お店の営業時間やサービス内容などが変更される場合がありますので事前にお店や会社様の情報をご確認ください。

また、訪問先の感染対策などの最新の情報・お知らせに従って行動をお願いいたします。

 

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