【船】南海フェリーで徳島から和歌山へ。「フェリーあい」のグリーン室に乗ってきました | 鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

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ローカルを存分に味わい、癒される旅が大好きな「関西の旅好き人」が書く、趣味や旅を綴ったお気楽なブログです。

徳島旅の最終話です。
最終日に阿波海南でDMV🚌に乗り、
道の駅東洋町で高知名物のカツオを食べて、徳島に🚙で帰ってきたのですが、ちょうどいい時間で南海フェリーがあったので乗船することにしました✨
 

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南海フェリーとは

 

 

近年では珍しくなった都市間航路

今回利用した南海フェリーは、

和歌山県和歌山市の和歌山港から徳島県の徳島港まで結ぶフェリーで名前の通り、南海電車のグループ会社になります。

 

四国~本州間のフェリーがどんどん消え去る中、数少ない都市間フェリーとなりました。

公式ページより

 

徳島から関西に行くには、淡路島経由で神戸に行くルートと高松から瀬戸大橋を経由していくルートしかなく特に大阪南部だと南海フェリールートが唯一かつ最短となります。

 

 

徳島~和歌山を1日8便

約24時間運航されていて使い勝手は良く、

所要時間は2時間10分。

 

現在、夜中の1便は休止しているものの、24時間で8便あります。

おおよそ、2~3時間ごとに1本という感じです。

 

 

 

WEB予約で楽に乗船

最近の夜行のフェリーでは当たり前のネット予約ですが、南海フェリーも手軽に予約ができます。

 

乗用車利用だとスペースの問題があるので繁忙期の予約はうれしいですね。

 

今回は連休中だったので心配でしたが、港に行く途中にスマホで予約し楽々乗船できました。

 

なお、出航3時間前までに予約すれば5%オフなのでかなりお得になります。

 

 

※予約できるのは6mまでの乗用車・軽自動車と同伴者、徒歩乗船のみです。

 

徳島港

 

徳島市街に近い場所にある港

高速であれば「徳島中州インター」下車になります。

徳島駅からなら15分くらいかな?

フェリー乗り場となれば、何もない場所にあるイメージですが、

近くにはコンビニもスーパーもありますので徳島港は便利なところかもしれません。

南海フェリー、1999年までは現在より南の小松島港に入港してました。

国鉄小松島線と組み合わせて四国連絡船として活躍していた時期もあります。

 

事務所建物内には、売店もあります。

車で行く場合でトイレや買い物などの用事がある場合は、ドライブスルー列までに止めていくことをお勧めします。

 

 

ドライブスルー乗船

徳島港は発券するのに車を降りて、チケット売り場に行かなくてもよい「ドライブスルー乗船」になっています。

そのかわり。土日のマクドナルドみたいに車がずらっと渋滞・・・😅

手続きまで時間がかかりますのでご注意を💦

 

受付の人にWEB予約の番号を伝えてチケット発券してもらいます。

 

 

乗船は入港して乗客と車の下船が終わってからです。

新船「フェリーあい」

 

今回乗船したのは2019年に就航した「フェリーあい」

南海フェリーで一番あたらしい船です。

英語名では「FERRY I」になっており、「 I (あい)」は「愛」と徳島の「藍」を兼ねているそうです。

 

外観

乗船時は夜のため外観写真がまともになくて申し訳ないですが、

船体中央にはハート♥️形に「 I 」のマーク。

自動車搬入口には「愛」のマークが入っています。

 

乗船

常に停泊時間が20~30分ほどの折り返し運航なので、

フェリーが接岸してからバタバタ。

和歌山港からの乗客と車が下船して、徒歩客が乗船して、トラックなどをいれつつ乗用車が入る・・という感じです。

 

ハートマークがたくさんの船内

「フェリーあい」の船内ですが、一般客が出入りできる甲板は3デッキあり、一般客室としては乗船口のあるBデッキです。

 

乗船口では「藍」のマークがあり、なごみますね。

こんなマークも。

 

 

 

色々な種類の座席

南海フェリーは大きくは「一般」と「グリーン」の2種類に分かれているものの、座席の種類はたくさんあります。

 

  • 椅子席
  • ソファー席
  • テーブル席
  • ビジネス席
  • じゅうたん席
  • 女性専用スペース

どれも自由席なので早い者勝ちになります。

 

おススメはじゅうたん席のFの方。

乗船して船首側に座席があるのに対し、船尾側に行くとじゅうたんの個室があります。

それが、「じゅうたん席F」

窓がありませんが、静かにゆったり過ごせるかも?

 

じゅうたん席に次いで人気だったのが、テーブル席。

 

自販機前に食堂のようなテーブルと列車の向かい合わせの座席のようなシートもありました。

 

 

売店は無いと思った方が良い

フェリーと言えば売店。

もちろん、南海フェリーもあるのですが、

なんと、「5便~8便(土曜・祝日は4便~7便)の徳島港停泊中のみ営業」

なんやそりゃです。

ましては出航5分前に営業終了

 

折り返しの停泊時間が30分ほどしかなく出航5分前に閉店だと徒歩乗船ではタイミング次第、車だとほぼ出航前ギリギリ乗船になるので利用できるとは思えないわけで…😱

 

飲食物は事前に購入する方が良いと思われます。

 

あと、今はどうかわかりませんが乗船時は、

「アルコール自販機故障のため売店もしくは徳島港売店でご購入ください」

・・・と。

 

ドライブスルー乗船だと何も買わずに乗っちゃう可能性があるので事前に購入をお勧めします・・・というか、こういうことがあるから船内購入をしなくなるんだよなぁ(愚痴)😓😓😓😓😓

 

トイレキレイ♪

ロゴがあるだけでも何か違う感じがしますね☆

男子トイレの手洗い場

 

なぞの・・・

客室の上、Aデッキの甲板になぞのオブジェが。

回して遊んでいるのは小さな子供さんくらいかな?

写真の向きが進行方向なので、客室側を見て回すのであまり意味が・・・笑

 

「フェリーあい」のグリーン室

 

ワンコインで静かな場所を利用できる

利用料金は運賃に大人500円(子供半額)をプラスするだけ。

場所はAデッキ(客室の上)で前方にあります。

夜間はカーテンが閉められていますが、昼間だと前方が見えて景色もいいかもしれません。

結構、知られていないようで静かに過ごしたい方には最適な場所です🤩

 

「フェリーあい」でない「フェリーかつらぎ」もグリーン室があります👌

 

※ちなみに繁忙期(4月29日~5月7日、8月10日~8月17日、12月29日~1月5日)は倍の大人1000円になりますのでご注意ください。

 

階段を上がる特別な場所

Bデッキの前方に入口へ上がる階段があります。

 

あがると、殺風景な鉄のドアが…💦

ここがグリーン室の入り口になります。

 

入ると、ソファー2つと一人掛けのJRグリーン車を彷彿とさせる椅子が並んでいる横に広い空間✨

 

椅子にはコンセントも常備🔌👌

複数人だとソファーがおススメです。

ちなみに座席指定はできません。

 

事前に港や旅行代理店で購入すると、当日乗船時に「予約席」という札がかけられており、そこに座る形になります。

(出航後、席が空いていれば席移動はOKだそうです)

 

 

グリーン室を利用するには

席数が少ないのに、WEB予約ができないのです。

事前に予約するには旅行代理店か各港の営業所でないとできません。

当日やWEBの場合は、乗船時に係員に申し出るのですが、今回乗船した徳島港の場合は「売店で購入」するか「直接、グリーン席に行って座っていてください」とのこと。

 

実は、船内売店は徳島港停泊中しか営業していないんです。

車で乗船したらもう売店が閉まってる・・・てなわけで😅

 

グリーン室にダッシュで行って席を確保です💦

 

ちなみに出航後に係員さんが切符の拝見に来られて、持っていない場合はその場で現金払えばOKですよ✨

 

 

 

 

約2時間の船旅

 

グリーン室でゆったり静かに

和歌山港からまだ車で家まで走らなければいけません。

スーパーで買ったお寿司を食べて、居眠りをしつつ、体を休め、ゆっくり過ごすことができて、満足でした。

途中のスーパーで買ったお寿司。美波町で採れたネタらしいです

 

 

和歌山港入港時のアナウンス

 

 

鉄道と船の組み合わせも

 

お得な切符「好きっぷ」

なんという名前かと思いますが、南海線(主に難波)からの乗車券とフェリー料金がセットになったきっぷで、割引率が高く、南海電車の分に相当する額がほぼ無料となる額で販売されています。

 

連絡する特急「サザン」もあるので鉄道移動される方はおススメです。

 

(注)徳島港~徳島駅までのバス代は含まれていません。

 

 

 

 

 

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※内容は2022年10月現在の情報です。

感染対策を十分にしたうえで撮影・行動をしております。

 

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