【保存車両】東信貴鋼索線のコ9がお色直しされた!(奈良県生駒郡 三郷町立三郷北小学校) | 鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

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先日、近鉄の「幸せを運ぶつり革」の企画の入場券を利用するため、

信貴山へ行く途中に、
東信貴鋼索線のコ9を見に寄り道してきました。
 
■東信貴鋼索線とは?
近鉄生駒線信貴山駅(奈良県生駒郡三郷町)から、
信貴山にある有名なお寺「信貴山朝護孫子寺」の入口の信貴山駅(奈良県生駒郡平群町)まで結んでいたケーブルカーなのです。
 
1922年開業、1983年に廃止になりました。
当時は全国で3番目に開業したケーブルカーだったのです。
 
廃止後、車両2両のうち、1両のコ9は保存。
コ10は解体され、部品が信貴山下駅構内に展示されています。
 
 
 
■コ9号の保存場所は?
信貴山への道なりとは少し離れますが、
三郷町立三郷北小学校に保存されています。

 

 

 
裏門になるのでしょうか?
ここから見ることができます。
 

昨今は、校門付近は木に覆われ、
長くは無いものの雑草もあり、
敷地外からはちょろっと見えるものの綺麗に撮影ができませんでした。
 

また、車両の色も水色とピンクの2色に退色し、

決していい状況ではありませんでした。
 
今回は周りの雑草も樹木も整地され、きれいに見えるようになっていました。
 
 
■お色直しされていた!
実は今回の撮影の1週間前にも訪問したのですが、
車両全体がシートに囲まれて何も見えない状態だったのです。
2月25日に再度伺うと、
シートが外れて綺麗に修復された車体が見れたのです。
当時の肌色とオレンジ色と国鉄色のようなカラーにきれいにお色直しされていました。
 
■すぐ動きそうで保存状態も良い
ちゃんとレールも引かれていて、
2軸の車輪もちゃんと載っています。
写真中央の三角形は、非常用のブレーキ
レールに挟み込む形で停止するようになっています。
 
また、レールは車両分プラス10mくらい余分もあり、
少しなら動くのではないかと思うくらいでした。
 
 
■パーツもそのまま
パンタグラフもそのままになっています。
小学校という場所もあり、
保存状態は抜群に良い状態。
見た限り、ガラスの破損や盗難もなさそうです。
 
 
■実は、移転公開されます
2020年3月末に、
近鉄生駒線信貴山下駅前に移転し、
一般公開される予定になっています。
 
今回のお色直しはそのためだったのです。
信貴山下駅は、
東信貴鋼索線の出発駅。
 
いわゆる里帰りでしょうか?
 
 
 
駅前には、
当時の引き上げモータを利用したオブジェが残っています。
 
その隣に、保存される場所があり、
現在工事中です。
階段も作られていることから、
見学も可能になるのでしょうか?
 
■信貴山下駅から当時の路線を見上げる
駅前から、信貴山方向には急な坂があります。
これが、旧路線跡になります。
 
結構、急な坂です。
坂の上からは、ハイキングコースになっており、
終点の信貴山駅はバス停になっていますので現存しています。
 
次回訪問時には歩いてみたいと思います。
 
■信貴山下駅のお披露目会がある予定だったけど・・・
2020年3月28日にお披露目会が決定しました
コロナウイルスの影響で式典が取りやめとなりました・・・
 
残念ですが、こちらの様子も随時お知らせできればと思います。

 

■近くの小学校には、SLも保存されている

駅の南側の三郷小学校には、「C57 160」が保存されています。

こちらは、許可がないと見学不可能のため写真はありませんが、

三郷町はなかなか車両保存が多い地区ではないかと思います。

 

皆様も時間があれば、信貴山参拝前に町内巡りをしてはいかがでしょうか?

 

※撮影はすべて敷地外から行っております。

2020年2月27日現在の情報です。

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