JR九州「いさぶろう・しんぺい」乗車記です。
（前の記事はこちら）
いさぶろう・しんぺいの車両と車内
今回は車両と車内をご案内します。
デザインはもちろん、水戸岡鋭治さん。
色は、古代漆色の赤色をメインで黒と金色を用いています。
九州新幹線800系つばめの帯と同じ色だそうです。
ボディー横の赤いラインです。
水戸岡デザインの中では、
しなの鉄道「ろくもん」（2017年 乗車時のブログはこちら）
とか
富士急行「富士登山列車」（2012年乗車）
に色が似ていますね。
通常編成のキハ47の2両と増結・予備用のキハ140が1両の合計3両が存在します。
運用はこの3両中2両のみの場合と3両すべての場合とあります。
車両のパターンによって、
座席配置も違いますので注意が必要です。
特急利用時も普通利用時も座席の9割が指定席になっています。
特急用の席であれば、
「リクライニング」もしくはそれなりの豪華な座席と想像できますが、
この車両は基本的に普通列車用で設計されていますので、
すべての座席はボックスシート。
リクライニングはしません。
もちろん、座席の回転もしませんので相席になったときは・・・・（笑）
数席ある自由席はロングシートです。
（写真はマルチスペース。でも自由席みたいになっています。）
座席の種類は、1種類のみ。
茶色の格子のようなセパレートタイプで濃い緑の座席。
和風な感じですね。
天井の装飾が若干異なる程度です。
キハ140 2125、キハ47 8159は柄の無い天井です。
前述の通り、乗る日により車両が異なりますので、
どれが1号車とか決まっていません。
すごく説明しずらいのですが、
基本的には
・トイレの有無
キハ47 9082にはトイレがない
・マルチスペースの有無
キハ47 8159にあって、他は無い
で判断されます。
各車両の中央部には、「はやとの風」と同様に
展望できるスペースがあります。
外から見るとこんな感じです。
「はやとの風」と違う点は、
展望スペースに座席がありません。
いわゆる”カウンタータイプ”です。
列車はワンマン運転ですが、
アテンダントさんが乗車されており、車内販売があります。
ただし、カートで車内を回る形ではなく、
だからといって、販売スペースもありません。
車端部のスペースに待機されているような感じで、購入時には探さないといけません（笑）
展望スペースのカウンターに、
車内販売のメニューが置いてあります。
以前は、弁当販売がありませんでしたが、
今回乗車時は人吉駅の栗めし弁当の販売がありました。
（ただし、売り切れ・・・（泣））
列車の予約方法
列車の予約ですが、
JR西日本「e５４８９」やJR九州ネット予約サービスでも予約はできますが、座席の指定ができません。
ネット販売時に窓側・通路側の座席希望をしない限り、窓側の「A・D席」を中心に自動で振り割り販売されます。
A・Dは窓側ですが、
ボックス席ですので、A・D席を取れば隣に乗ってこられて「相席」という可能性もあります。
だからといって、「A・B席」や「C・D席」を取ると、テーブルを挟んで向こうの方と相席になる可能性もあるので判断は難しいかもしれませんね。
私は、隣に誰も来ないか、出発直前まで窓口で座席確認をしました。
相席になれば、逃げる席は自由席のみになります。
「はやとの風」であれば、展望マルチスペースが逃げ場になりますが・・・
さて、まもなく吉松駅を出発です。
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※記事は乗車時（2018年）の内容になります
現在は人吉線が災害により運休しており当列車も運休しています。