その24 キヤノン T90 | がけっぷち人生向上ブログ

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2019年12月にYahooブログから引っ越してきました。
キャンプにカメラに雑学に。

24台目はキヤノンT90のご案内です。
 
がけっぷちが以前から欲しかったキヤノン製のカメラが幾つかありました。
 
カメラに興味を持つ以前から何となく名前やデザインだけ知っていたカメラ。
 
その一つがこのT90   ※愛称 TANK(タンク)
 
 
キヤノン T90  1986年2月発売 本体価格148,000円
 
イメージ 1
 
昔も今もカメラの事は詳しく無い中、
このカメラのデザインは何気にひかれるものがありました。
 
以下はキヤノンのホームページより
 
Tシリーズの最高級機種との位置づけで開発された、モータードライブ内蔵の35mmマルチモード一眼レフカメラ。外観では、直線が常識であったペンタ部分に、緩やかな曲線を取り入れたのが第一の特徴である。ユーザーの負担を取り除くための自動化と撮影者の意図との調和を目指して開発された機種で、もてるカメラ技術の総力を集めて、こだわりを持って完成している。多彩な撮影意図や撮影条件に対して完全に応える切り換え3方式による測光感度機能、8モード13種類の自動露出と2種類のマニュアル、作動の効率を上げて省エネルギー化する目的から、個々の機能特性に合わせた3個の小型コアレスモーターを採用し、単3型乾電池4本で,最高速4.5コマ/秒の連続撮影を可能としたモータードライブを内蔵するなど、最高級機に相応しい仕様と機能を備えていた。国内販売での愛称は「タンク」と言った。
 
キヤノンの国内販売モデルとしてはFDマウントのフラッグシップモデル且つ
最後のFDマウントのカメラです。(輸出向けを含めるとT60が最終モデル)
 
現在販売されているキヤノンの一眼レフカメラはEFマウント(EF-S含む)です。
 
1987年発売のEOS650シリーズよりEFマウントに変更され、現在に至ります。
1987年発売のEFレンズは今のデジタル一眼レフカメラに使用する事が出来るので、
レンズの接続部分が共通である事は便利な事ですよね。
 
逆をいうと、規格が変わると、前の規格のレンズを持っていても最新型のカメラには使えないという話も。
 
今も昔も各メーカー色々な規格があるそうです。
 
イメージ 2
がけっぷちにとって、FDマウントかEFマウントかをこのカメラが気になってた頃は、
特別興味もなく。
 
ただ会社の上司さんや色々な方にお話をお聞きすると、マウント変更って色々な悲話があったみたいですね。
 
※ウィキペディアより キヤノン純正のFDレンズ群の紹介記事です。結構沢山あったんですね。
 
 
イメージ 3
(左がEFマウントのレンズ 右がFDマウントのレンズ)
 
1971年から発売されたFDマウントのレンズ群。
約16年間キヤノンの主力製品として市場に投入されたのですが、
その中で発売されたカメラの中でT90が気になる存在になったのが、そのデザインでした。
 
イメージ 4
手を抜いて斜め上から撮影しちゃいましたが、
左側が1970年代初旬に発売されたFDマウントのカメラ キヤノン FTb・FT
左側から2列目が1970年代中旬以降に発売されたFDマウントのカメラ キヤノン A-1・AE-1
左側から3列目が1983年以降に発売されたFDマウントのカメラ キヤノン T50・T70
そして一番右側が1986年に発売された最後のFDマウントのカメラ キヤノン T90
 
解りにくいので、画像で説明。
 
イメージ 5
1970年代初旬から1986年までのFDマウントカメラのデザインの変遷。
 
素人のがけっぷちには、T90のデザインがとても格好良く見えたのを覚えています。(^▽^)/
 
イメージ 6
T90専用スピードライト300TL装着するとこんな感じ。
 
※すいません、テーブルの斜め前の液晶テレビの光が写り込んでしまってます。
 
 
T90を最後に日本国内ではFDマウントカメラは終了し、
EFマウントのEOSシリーズが発売されて現在に至るそうです。
 
 
 
最後に・・・・
 
レンズを取り付けると、どうしても前に倒れ込んで自立しません。
 
ってわけで、撮影する時はこんな感じで・・・・
 
イメージ 7
テーブルの脚をあげて、傾斜をつけてカメラが自立できるようバランスを取ってたりしてます。<(_ _)>