7月10日のライフスタイルデザイン論1の続編です。
と言っても、これも昔にホームページに掲載した記事の転載ですが・・・(・・。)ゞ
※元ネタはコレ ⇒ http://www1.ocn.ne.jp/~workship/f-lsd.html
「ライフスタイルデザイン論2 : ライフスタイルデザインの領域 ~課題への展開~」
ライフスタイル・デザインとはいったい何をデザインしようとするのか。
ライフスタイルとはデザインできるものなのか。
この問題をここでは整理しておく必要がある。
まず、デザイン活動というものの解釈から始めないといけない。
これは、ずっと以前、おおよそ20年来思い続けている概念定義の疑問のひとつである。
「デザインとは、時代のバランス感覚を表現すること」
であると私は考えている。スプーンから都市空間、さらにはモノからコトへとあらゆる領域でデザイン活動は行われている。これらを包括する意識とは、その時代の空気といった感覚や、その時々に切り取られた感性の結晶の集積といったイメージであり、この中に埋め込まれているのは時代の美的感性という曖昧な代物である。
デザインを行うものは美を表現しようとする。
その美の意識をデザインに変換するものはバランスであると私は考えている。
(現代は、そのバランス感覚について非常に多様な解釈が可能な時代となっていることも大きな特徴である。)
そしてライフスタイル・デザインの領域とは?
ライフスタイルとは簡単に直訳すると「生活の様式」と言える。もちろんこれはこれで間違いは無い。しかし、それをデザインするということはどのようなことなのか。生活のシーンは無数である。また、生活を切り取る時間軸によってもまったく異なる様相を呈することとなる。
ライフスタイルのステージは空間軸と時間軸により様々なフェイズが想定できることになる。
それぞれのフェイズにおいて、時代もしくは次代を表現しつつ美しい場を具現化するためのプログラムやシステム、さらには空間そのものを構築していくことをライフスタイル・デザインとここでは考えるものとする。
私たちは特に次代への先駆となるデザインを目指すものとし、次の領域をカバーしていくこととする。
1. 空間軸によって切り取られる領域
宇宙、地球、大陸、海洋、国家、都市、農山村、漁村、河川、街路、広場、鉄道、住宅地、公共施設、学校、商業施設、事務所ビル、遊園地、植物園、水族館、テーマパーク、映画館、音楽ホール、劇場、美術館、博物館、住宅、病院、駅舎、ホテル、地下街、ショップスペース、執務空間、居間、食堂、台所、浴室、子供室、書斎、机、椅子、ソファ、テレビ、ステレオ、ブック、ノート、ペン、消しゴム、カップ、スプーン、ナイフ、洋服、靴、カバン、帽子、眼鏡、飛行機、電車、自動車、バイク、自転車、三輪車、、、
2. 時間軸によって切り取られる領域
笑い・驚き・怒り・悲しみ・眠り・寝覚め・食事・遊び・仕事・勉強・休息などの瞬間や時間、イベント事業プランニング、一日の生活イメージ、10・20・30・40・50・60・70・80代の生活イメージ、人生のプランニングイメージ、家族の生活や人生のイメージ、建物や空間のライフサイクルアセスメント、都市やまち(企業)の成長・更新・衰退、都市(企業)経営、自然や生態系のサイクル、歴史分析と将来予測、、、
3. 空間・時間・モノ・コト・・・曖昧に漂う領域
芸術・文化・音楽・哲学・・・知の領域、、、、
「このような多様な領域におけるデザイン活動を通して、次世代に繋がる文化の創発性を発現させることを私たちの目的にしよう」と私は言っています。
(2005/01/17 M.M.)
無茶苦茶な文章です。
それに、何だか随分と偉そうな書きぶりですね。
かなり肩に力が入っていて、あれもこれもと詰め込みすぎ。
今読み返すとかなり恥ずかしいです。
20代の頃、建築デザインを中心にいろんなことを考えていて、ある著名な建築家の設計事務所に入社したものの、世間で言うところの「いわゆる建築家」のあまりに自己中心的で下品な作品主義に嫌悪感を覚えて、「いわゆる建築家」を目指すことはゼッタイに止めようと決めた。
それから20年近く経ちますが、いまだにその嫌悪感は薄れません。
「建築という概念を変えてやるっ!」と意気込んで、その後、建築、土木、造園、都市計画、地方計画、農山村計画、環境計画、都市再生・環境再生計画、、、ありとあらゆるジャンルのプランニングやデザイン、現場を通してスキルアップを図ってきました。
その結果、「ライフスタイル・デザイン」なんて良くわからない概念に行き着いたんです。
これは、上の文章でもまだチョットわかりにくいですが、、、
その時代(瞬間)のパースペクティブを表現しているとでも言うのでしょうか、建築家の作品主義みたいな下品なことではなく、もっとフィロソフィあふれる社会の実現みたいなことを理想にしています。
もちろん、過去の一握りの建築家(その他のジャンルの人々も含めて)はそういう視野を持って活動されていたと思います。
それでも、あまりにも活動範囲や視野が狭いと言う印象は拭えません。
(建築バカといわゆる建築家は手に負えない・・・こんなことを書くと一生いわゆる建築家とはつきあえないやろうな~)
まあ、中には愛すべき建築バカもいることは確かで、そういう人達は許してあげましょう。
話がそれていますが、上の文章で大事なのは「時間軸で切り取られる領域」です。
この分野についてのデザイン思考・志向がほとんどされていないのが現実です。
この方向性にヒントを与えてくれるのが「生態学」や「環境経済学」などの分野です。
これは、我が社「ワークシップ」のホームページのまちづくりに関する記事の中で基本的な関係性を書いています。
これから、「ワークシップ」は社会に発言する組織になります。
これまでは、わりと地道にひっそりと活動を行ってきましたが、「そろそろええのとちゃう」と言う声もちらほら聞こえてきましたし、何だか自分でもそんな気になってきました。
(○○もおだてりゃ木にのぼる、ってか!)
そのためには、やはり会社のミッションをもっと明確にして、誰もがわかりやすいように情報発信する必要があります。
そんなことを考えながら、昔の文章を恥をしのんでアップした・・・・・ってとこです。
(・・・やっぱり全面改訂やな・・・orz)
ワークシップのホームページはこちら
↓↓↓
http://www1.ocn.ne.jp/~workship/























