欧州③ スイスのバレンタイン光景
バレンタイン デー 現在スイスではこの日に限り レストランは予約でいっぱい。 そして街は至る所が バラの花で溢れています。 日本ではお菓子製造メーカーの陰謀で 女性から男性へチョコを渡す習慣となってしまっている感のある バレンタインデーですがこちらスイスの習慣として 男性から女性へチョコではなく何か贈り物をする またはプレゼントを交換しあい愛を深め合う日と なっています。そして夜は多くの恋人たちが 仲よく手をつないで街を歩いています。 日本の多くのOLたちが泣く泣く 職場関係を円滑にするために自腹を切って 大量の義理チョコをデパートで購入し
義理チョコを渡し歩いている光景は、きっと
スイス人からは理解のできない
日本独自の奇妙な習慣として映るでしょう。 本来のバレンタインの意味を
日本で理解している人はどのくらいいるのか? こんなことを思いながら
スイスでの光景をたのしんでいます。
欧州② そして・・・・
飛行機はチューリッヒ経由ベニス行きです。
雪の関係で若干のDELAYがありましたが
無事、ベニスに到着しました。
まずお腹がすいたので、中華レストランにへ入ったのですが
その物価がとても安い事、そして料理の美味しい事にびっくりしました。
価格例としてはギョウザが一皿2ユーロという驚きの安さ!
長年の海外経験で美味しい中華料理屋を見分けるには
御客さんに中国人が多いことかどうかがポイントであります。
見回すと、ここは中国人の客がほとんどでありました。
その意味でも「よし!ここだ☆」と入店したことは間違いがなかったようです。
魚介の鮮度も悪くなく、鴨や海老料理も充実していました。
ベニスのホテルも小奇麗でゆっくりと眠れました。
ここVICENCIA地方は、建築で有名なパラデオの生誕500年目
ということで、今年は大きなイベントがあるようです。
この建築様式はアメリカの大統領官邸ホワイトハウスにも採用されており
時間があればこんどゆっくりと建物めぐりをしてみたい場所です。
明日はいよいよコンサートのある場所へ電車を乗り継ぎ移動です。
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電車に揺られようやくSCHIOという町につきました。
ついたのはお昼の12時、コンサートはなんと夜の
9時からのスタートです。
ホテルでチェックインをし、いちばん心配であった
チケットが届いているかを確認し
(無事にきていました)
はじまるまでかなり時間があるので町の散歩にでかけました。
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さて、コンサート会場の場所を確認するために
会場のあたりをうろうろしていると
会場の前で中年のカッコいいイタリア人の男の人から
声をかけられました。
話をしてみるとその人はD氏といい
このコンサートの主催者であり
なぜだか私が日本から来る事を知っていました。
そして驚くことに今回のコンサートのポスターやプログラム、
Tシャツなどのグッヅを無料でプレゼントしてくれて
そして非常に幸運にも、夜9時からのコンサートの為の
サウンドチェックを5時から始めるので
もしよかったら夕方5時に会場にくればなかに入れてあげるよ
と考えられないような嬉しい話をしてくれました。
またなんと!
彼から日本からのスペシャルゲストとして
コンサートが終わった後、バンドの
メンバーと主催者との打ち上げ夕食会に
特別招待してくれるといった御誘いを受けてしまいました。
あのバンドと同じ空間で食事が食べられる・・・・・・
あまりにも予想外の驚愕に値する御誘いで
嬉しさのあまり自分の耳を疑うとともに
卒倒しそうになりました。
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その後、時間のたつのが待ちどおしく
早速夕方の5時に会場前で待っていると
Dさんがいてくれて中まで案内してくれました。
フアンクラブの人たちにも紹介され
彼らは日本人がコンサートの為に
わざわざ東京から来たことに
とても歓迎・興味をもってくれました。
そして更には写真集やグッヅをまた特別に無料でプレゼントしてくれ
いろいろと話しかけてくれました。
リハーサルに向けてDVDでしかみたことのない
コントラバスの人やバイオリンのバンドのメンバーも
続々と来場し、リハーサルがはじまりました。
サウンドチェックは曲の要所要所を抑えながら
スピーカーやライテイング、位置などを確認し
2時間以上にも及びました。実際に行われる
コンサートを凝縮した感じであり、舞台裏の内容も丸わかり!
これを見れただけでも、わざわざ日本から来た甲斐がありました。
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9時も近づき、いよいよ開場です。
夜9時からという中でも、約七百人ぐらいの人が集まってきましたが
私以外は皆100%イタリア人といった感じで
アジア人は私一人しかいませんでした。
そして夜の9時から始まったドラマチックなコンサートでは
そのあまりの素晴らしさに実際に涙を流している人も多く
アンコールに次ぐアンコールで、ようやく
終わったのは12時を過ぎていました。
直後Dさんの特別のはからいで
バックステージにいれてもらい
そこでは公演を終えたばかりの
ミュージシャンたちの前で
「彼はこの日の為に日本から来たんだ」
と紹介されました。
皆とても日本に良い印象をもっているようで
大歓迎をうけました。彼らと握手をしたり
会話することは30年来の夢か叶うような出来事です。
そして、更に驚くことに
ドラムの人からはプレゼントとして今日の公演の
ドラムステックを記念にといって特別に
プレゼントをしてもらいました。
(これは我家の家宝となります)
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また一緒に写真をとったりサインをしてもらった後
場所を移してイタリアンレストランで
夕食会かはじまりました。
デイナーでは
ギタリスト・チェロ・バイオリニストたちに囲まれ
音楽について、家族について、日本についてなど
沢山のことを楽しく語り合うことができました。
御互いの子供の写真をみせあったり
昨年末の息子のバイオリン発表会の写真をみせたら
とても喜ばれました。
会話の中で印象的だったのは
金融危機やこういったお金・お金といった時代だからこそ
心の平安を保つためにも本当に良い音楽が必要。
といった内容の話を深くしたことでした。
その後アーテストたちとメルアドの交換をして
夕食が終わった時間は4時をすぎていました。
(時差ボケがあるのと興奮のあまり全く眠くなることは
ありませんでした)
Dさんの車でホテルまで送ってもらい
(なんと同じホテルにバンドのメンバーが宿泊してるそうです)
興奮冷めやらぬうちに夜が明けてきまいた。
これからスイスへ向かいます。
さて、今回のポイントとして
*後悔しないよう迷ったらその場所にいってみる
*どんな幸運がまっているかわからない
*海外での日本の評価が高く
日本人に生まれて良かったことを再認識できた。
といったことに気付くきっかけになりました。
この話をスイスの友人にしたところ、とてつもない強運の持ち主だね
といわれました。これも妻が子供の面倒をみながら
しっかり日本で留守番してくれたからできた事。
今年は妻から最高のバレンタインプレゼントを貰うことができました。
バタバタと・・・
主人が至急でスイスへ飛んでしまったので、
私は乳幼児2人と慌しいお留守番です。
テンパッテいるので、NZ旅行記がなかなか更新できず
うずうずしてます。(笑)
動画を載せようと簡単な編集に挑戦しているのですが
なんとも上手くいかず苦戦しながらの投稿で
見苦しいかもしれませんが、お時間がありましたら
ご覧になってみてください。
相変わらず、お芋食べてます♪(*^▽^*)