昨年末、私が義母の17回忌に寄せた料理本「だしも砂糖もつかわないおばあちゃんの煮物」。
昨年、義父も義母の元へと旅立ち、かたちあるものは残せないけれど、かたちのないものを残したいという気持ちで作りました。
載っているのは、とても少なく、10品だけです。
「この10品を定番化するだけでごはん作りがぐっと楽になるよ」というメッセージを（娘たちに向けて）込めました。
義母によく似ていて、いつもおばあちゃんの家では、おばあちゃんの布団で一緒に寝ていた次女。
（あまりにおばあちゃんが好きだったために、おばあちゃんが亡くなってから、心の中で思い出を消してしまったの、と
)
)もうおばあちゃんの味も思い出せないというのに、驚いたのですが…
最近は、おばあちゃんの煮物をよく食べていて…ホッとします🍀
10品は以下の通りです。
キャベツと鶏肉の和風スープ煮
★おばあちゃんのコロコロ煮
★いか大根
さばのしらたき巻
★里芋こんにゃく
きんぴらごぼう
ぎんだらの煮付け
定番三品
ひじき煮
★切り干し大根煮
☆切り昆布煮
（レシピ公開済のものが★）今日は、５品目の切り昆布煮のレシピを書きます
なぜか娘たちが愛してやまないこの切り昆布煮。
とても地味で控えめで、とても若年層受けする感じではないような気がするのですが…
これを食卓に出すと、なぜか、「わーい、切り昆布だ！」という反応が返ってきます
使うのは、いつもこの「クマちゃん刻み昆布」
この「クマちゃん刻み昆布」は、ふつうにイトーヨーカドーなどで売られているのですが、歯触りの良い、とても気に入っているおすすめ昆布です。
（栗原はるみさんもお気に入り？この「クマちゃん刻み昆布」で作る佃煮のレシピを見たことがあります。）
【作り方】
下ごしらえ
刻み昆布は30分ほど水で戻してから、よく洗って塩気を落とす。人参、油揚げは千切りにする。
本調理
①鍋に中火で油を熱し、にんじんを入れ、透き通ってほんのり甘みが出るまで、2分ほど弱めの中火で炒める。
②水を切った刻み昆布を入れて中火にし、全体に火が通るまで１～2分炒める。
③油揚げを加えてさらに炒め、水、醤油、酒を加える。
④煮立ったら２分煮て、火を止めて、味がなじむまでねかせる。
分量
刻み昆布１袋（３２g)、人参小２/３本、油揚げ１枚半、サラダ油大さじ1/2、水１と１/2カップ、醤油、酒大さじ２
補足
煮ながら味を入れるのではなく、さっと火を通した後、ねかせて自然に味を入れていくところに特徴があります。
すっきりとした味が特徴の、歯触りの良い煮物です。
すっきりとした味を保つために、温めるときは、火が通ったらすぐに火を止めます。
さっと火を入れるを繰り返すと、また味がなじんでおいしくなります
（味付けは醤油と酒だけなので、味の濃さはお好みで調節してくださいね。）
コロナ禍のいつもとは違う毎日。
愛をこめて自分たちのためにごはんを作ってくれた人の存在は大きかったなぁ…と、しみじみ思い出すことも増えました。
だしも砂糖もつかわない、そして短時間でできる煮物は、つねに、私の糖質制限、忙しい日の味方でした
必要とされる方のお手元にも届きますように。
お料理お母さんがいか大根を、aikoさんが切り干し大根をリブログしてくださいました。
ありがとうございます！
おばあちゃんの煮物のレシピ公開をすすめてくださったお料理お母さん。
何度も作ってくださって、リブログしてくださって、本当に感謝です。
（私の説明よりずっとわかりやすくて、あたたかくて、お人柄ですね✨)
玄米コラボも、うれしかったです。
玄米について、たくさんお話しましたね。
これからも楽しいことをたくさんご一緒できますように💖
そして、aikoさん♡
ブログを始めて５年、前半はずっと英語ブログだったのですが…
その頃からの英語友達のaikoさん。
最近では、刺繍を教えていただいたり、一緒にオンラインでパンを作ったり、
私たち自身も、ブログの世界観もどんどん変わってきている中で、突然、英語に戻ったりしてもOKの安心感
心強いです！
（aikoさんの最近の英語記事、youtube 学習シリーズもとても楽しい～✨）
そして、煮物も何度も作ってくださって、
ありがとうございます！
Have a lovely weekend