週末の夜にたびたび催されていた深夜会。
保育園からの馴染みや高校に上がってからの仲間を集めた
テスト前の勉強会、ゲーム会を称してそう呼ばれていた。
開催日には「光熱費、間貸し料金」として
貯金箱に小銭を入れるシステムで
もちろんそんなの必要ないのだが
少年たちなりの不器用な気遣いということで
見守ることにした。
朝には跡形もなくいなくなる彼らは
絵本で読んだこびとの靴屋を連想させた。
貯金箱はだんだんと重みを増した。
コツコツと積み重ねた小銭は、いつしか18000円になっていた。
どんだけ我が家が好きなんだおまえら!
先日、その貯金で靴を買った。
わたしにとって、彼らは現代版こびとの靴屋になった。
「高校生に扮したこびとたちは、
主人の靴を作るかと思いきや、3年かけて靴代を作ったんだって!」
おお!なかなか、いいじゃないか。
みんなからのプレゼントを
大切に履こうと思う。















