毒を喰らう占い師・紅弦Worldへようこそ -3ページ目

毒を喰らう占い師・紅弦Worldへようこそ

毒は、捨てるものではない。
磨けば、あなたを輝かせる羽になる。
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先日、鹿島神宮の御船祭へ行ってきた。

行かない理由なら、いくらでもあった。

月末月初は仕事が忙しい。
作業量も多いし、締切も重なる。休みを取るには、
それなりの覚悟がいる。

そもそも遠い。
日帰りするには、かなりギリギリの距離だ。
交通手段も、最初から確定していたわけではない。

そして私は、御船祭に参加したことがない。
どこで何を見ればいいのか、どのくらい混雑するのか、勝手がまったくわからない。

考え始めれば、
「今回はやめておこう」
と言う理由は、いくらでも出てくる。
それでも行った。

行ってみて思った。
行ってよかった。

何より、
「行きたかったのに、行かなかった」
を、次の御船祭まで引きずらずに済んだことが大きかった。

御船祭は12年に一度。
今回行かなければ、次は12年後だ。
12年後の私は、今とは違う場所にいるだろう。
この世に存在していない可能性だってある。
そのときに、
「あのとき、行っておけばよかった」
と思う自分を想像した。

すると不思議なことに、
今まで「行かない理由」だったものが、
それほど重くなくなった。

仕事が忙しい。
遠い。
面倒くさい。
交通が大変。
初めてでよくわからない。
どれも事実だ。

でも、それ以上に、
「見てみたい」
「行ってみたい」
「一度、体験してみたい」
という気持ちが重くなった。

そして私は行った。


ここで、ふと思った。

「理由」って、何なんだろう。

私たちは何かをするときにも、
何かをしないときにも理由をつける。

「仕事があるから行けない」
「お金がないから買わない」
「時間がないからやらない」
「今は必要ないから後回しにする」

どれも正しい。

でも、本当にそれが
「行動を決めた理由」なのだろうか。

もしかしたら、人は行動する前に、
頭の中で何かを天秤にかけているのではないだろうか。

「面倒くさい」と「やってみたい」。
「お金」と「欲しい」。
「今の都合」と「未来の自分」。
「誰かの気持ち」と「自分の納得」。

いろいろなものを無意識のうちに天秤へ乗せて、
その重さを比べている。
そして、どちらかに天秤が傾いたとき、

「だから私は、こうした」

と、理由を言葉にする。

そう考えると、理由はというのは
行動の原因というより、
天秤が傾いた結果を説明する言葉なのかもしれない。


同じことを目の前にしても、人によって選択が違う。
たとえば、大根を一本買うだけでもそうだ。

値段を重視する人もいる。
鮮度を重視する人もいる。
産地を重視する人もいる。
大きさを重視する人もいる。
「なんとなく、これがおいしそう」で選ぶ人もいる。

同じ大根なのに、選ぶものが違う。

それは、天秤に乗せているものと、
その重さが人によって違うからなのだろう。

人生の選択も、きっと同じだ。
「人の気持ち」を重くする人もいる。
「結果」を重くする人もいる。
「正しさ」を重くする人もいる。
「お金」を重くする人もいる。
「時間」を重くする人もいる。
「自分が納得できるか」を重くする人もいる。

だから、同じ状況でも選択が違う。

どちらが正しいという話ではない。
天秤そのものが違うのだ。


私は、たぶん迷うほうの人間だ。
天秤に乗せるものが多い。

「これも大事」
「でも、こっちも大事」
「相手のことも考えたい」
「でも自分も納得したい」
「今のことも大切」
「でも未来の自分はどう思うだろう」

そんなことを一つずつ考えているうちに、
決断に時間がかかる。

以前は、それを単純に「優柔不断」と思っていた。
でも今回、少し見方が変わった。

私は迷っているのではなく、
いろいろなものを抱えたまま、
天秤にかけているのかもしれない。
そして、その天秤で最後に何が重くなるのか。
それこそが、自分の価値観なのかもしれない。

では、私は何を重くする人間なのだろう。
今回の御船祭で、少しだけ見えたものがある。

私はどうやら、
 「やりたい」
 「行きたい」
 「知りたい」
 「実際に体験してみたい」
というものを、思っていた以上に重くするらしい。

「本当は行きたかった」


その言葉を考えたとき、なぜか涙が出た。
たぶん私は、思っている以上に欲張り。

この世界を、もっと見たい。
知らないものを知りたい。
行ったことのない場所へ行きたい。
聴いたことのない音を聴きたい。
食べたことのないものを食べたい。
人がそれぞれ住んでいる世界を、もっと見てみたい。
「生きているうちに、できるだけたくさん体験したい」。

もしかすると、それが私の天秤で、
かなり重さがあるものなのかもしれない。


まだ、答えは出ていない。
「理由」と「行動」と「選択」。
そして、その前にある「天秤」。

考えていくと、どうやらこれは
一つの記事では終わりそうにない。

でも、ひとまず今回わかったこと。
「行かない理由」は、必ずしも
「行かない理由」ではない。

それは、天秤の片側に乗っている
一つの重りにすぎない。

そして反対側には、
「やりたい」
という、もっと重いものが乗っていることがある。
だから人は、ときどき理由を飛び越えて行動する。
私が御船祭へ行ったように。

次は、私の天秤には何が乗っているだろう。




紅弦9月の予定

【鑑定所】

9月20日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』

9月27日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』


【個人鑑定】
えにし屋、静岡PARCO占いのアリーナ以外での対面鑑定をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

【電話鑑定】
鑑定所以外では、平日20時以降の電話鑑定を承っております。
遠方に在住等、対面では時間が合わないかたは、調整可能ですので
お気軽にお問い合わせください。

■ご予約、お問い合わせ■
お電話、SMS 09054506306
Eメール kumasakakougen@gmail.com
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9月26日に大和市で開催される
「みんなとプロレス教室」に、協賛した。

と言っても私、プロレスそのものに
詳しいわけではないけど、
沼津プロレス代表の裕一郎さんと交流があって、
試合を観に行ったり、マスクをかぶってイベントに参加したことはある。
そして子どもたちを連れて、沼津プロレスの
プロレス教室に参加したこともある。

今回の主催者である松田さんは、
沼津プロレスに協力参加されているムッキムキ野郎だ。


当時子ども達と参加したプロレス教室では、
筋トレをしたり、ストレッチをしたり。
そして実際のリングにも上がらせてもらった。
ロープに身体を預けて、跳ね返ってみる。
テレビで見るプロレスのリングに、実際に上がれる。
子どもたちにとっては、それだけでもかなり特別な体験だったと思う。

もちろん、大人もやる。
私はスクワットをやって〜200回。
翌日は筋肉痛で会社の階段が上れなかった。
でも、とても楽しかった。

子どもたちはインタビューまで受けて、
その翌日の新聞には写真と記事が載った。

今思い返しても、「あれ、楽しかったなぁ」と思える。

あれから、ずいぶん時間が経った。
一緒にプロレス教室へ行った子どもたちは、
もう大人になって地元にはいない。

そして今回、松田さんの
「みんなとプロレス教室」の協賛のお話を知った。

今度は子どもを連れて参加する側ではない。
次の世代の子どもたちが楽しむためのイベントを、
少しだけ応援する側だ。
昔、自分の子どもたちが(私もか)楽しませてもらった、
その思い出が残っている。

そして今度は、自分がその
「楽しい時間」が続いていくために、
ほんの少しだけ課金する。
こういうのも、人生の循環なのかもしれない。

大げさな恩返しはできない。
ただ「昔楽しかったな」という記憶があるものに、
「参加するよ!」と戻っていける。
それが嬉しい。

今回のプロレス教室は、
子どもたちがプロレスラーから
筋トレやマット運動を教えてもらったり、
プロレス技を体験したり、
実際にプロレスラーと対決したり、
マットプロレスを観戦したりするイベントのようだ。

昔の私が子どもたちと一緒に楽しんだように、
今回参加する子どもたちにも、
「プロレス教室、楽しかった!」
と思える一日になったらいいなと思う。

そして、いつかその子どもたちが大人になったとき、
「あの頃、こんなイベントに行ったな」
と思い出すことがあったら、それは素敵。


ところで。
今回、協賛することになって、



「Special thanks MM様 占い師 紅弦様」
おお、名前が掲載されるようだ。

はい。売名行為!

1人ぐらいは
「え、なんで占い師が協賛してるの?」
って思ってほしい。

「子どもたちの未来のために、
 見返りを求めず支援しました」
って美しく言ってみようと思ったけど
無理だな。
虫唾が走るし全身がかゆい。

楽しいことを応援する。
昔もらった楽しい思い出に、ちょっとだけ恩返しする。
そして、
ついでに自分の名前も宣伝する。
それでいいじゃないか。

売名上等。

どうせなら、楽しみながらやったほうがいい。
昔はあっち側で参加!
今度はちょっと離れたこっち側から応援!
そしてその片隅で、「占い師 紅弦」という名前を
ちゃっかり置いておく。

人生、こういう遊び方もありだな。

占い師やスピ系以外のイベントで
イベントの協賛募ってる!って仲間がいたら教えてほしい。


紅弦9月の予定

【鑑定所】

9月12日(土)静岡PARCO『占いのアリーナ』

9月13日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』

9月20日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』

9月27日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』


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明らかに違う。
私は最近、そんなことを考えている。

「がんばる」という言葉は、どこか漠然としている。

 「一生懸命やる」
 「諦めない」
 「力を尽くす」

そんな意味なのだろうけれど、
そこには必ずしも「目的」が含まれていない。

私がよくたとえるのはこれ、
「医者になるためにがんばります!」と言いながら、
毎日腹筋を1000回やったとしても、
たぶん医者にはなれない。

でも本人が「毎日がんばりました」と言えば、
それは確かに「がんばった」のだろう。
そりゃもう、ものすごく頑張ったのかもしれない。
ただ、目的には近づいていない。

ここに、「がんばる」と「努力」の違いがあるような気がする。
「努力」という言葉にも、それ自体に具体性があるわけではない。

けれど、「努力する」と言ったとき、
私はどうしても「目的に向かって何かを積み重ねる」
というイメージを持つ。

努力には、方向があるのだ。

だから私は、
「がんばる」は行動の強度で、
「努力」は行動の方向性なのではないか。
と思っている。


「がんばる」は、自分の中で完結する。
 「今日はすごくがんばった」
これは、その人自身の感覚で成立する。
苦しかった。
疲れた。
一生懸命やった。
途中で投げ出さなかった。

だから「がんばった」。
それでいい。

「がんばる」という言葉には、
自分の努力感や達成感を肯定してくれるところがある。
だから、失敗したときにも使える。
「うまくいかなかったけれど、私はがんばった」
これは、自分を守るためにも必要な言葉なのだと思う。

でも、「努力」と言った瞬間、少し話が変わる。
「その行動は、目的に近づいているのか?」
という問いが生まれるからだ。
途端に身が引き締まる。


以前私は5年間、私は
伊豆半島の修善寺から東京・丸の内まで、
イズッパコと新幹線で通勤していた。

片道2時間15分。
往復4時間半。
毎日が参勤交代である。

母子家庭だったので、
仕事を辞めるという選択肢は考えなかった。

生活の基盤である収入を守る。
そのために、今の生活サイクルを継続する。
ただ、それだけだった。

さて、その5年間、私は
「がんばっていた」のだろうか。

もちろん、外から見ればそう見える。
「毎日そんなに通勤して、大変ね」
「よくがんばりました」
と言われるかもしれない。

でも、当時の自分には
「がんばっている」という感覚はなかった。
ただ、
「この生活を続けるには、どうすればいい?」
と考えていた。

がんばるのではなく、生活を最適化した。
毎日長時間通勤するなら、家にいる時間は少なくなる。
その少ない時間で生活を回さなければならない。

息子の弁当を、いかに短時間で作るか。
洗濯は夜にして、脱衣場干しで除湿機をフル回転しようか。
夕食を毎日ちゃんと作るなんて無理。
では、どうやって手を抜くか。
私は「ごはんの手抜き研究」に勤しんだ。

これは「家事をがんばった」のとは少し違う。

むしろ、
家事をがんばらなくても生活が回るように努力した
のだと思う。

つまり努力とは、必ずしも苦労を増やすことではない。
目的に必要のない苦労を減らすことも、努力なのだ。

-

目的が変われば、努力の形も変わる
この間に、息子は地方都市の国立大学へ進学した。
すると今度は、学費や住居費が必要になった。
生活を維持するだけでは足りない。

そこで私は、占い師としての報酬を確保するために
活動量を増やした。
仕事を続けながら、家事を回しながら、
必要なお金を確保する。
状況が変われば、必要な行動も変わる。

つまり私は、
「最初に決めたことを5年間、ひたすらがんばり続けた」
というわけではない。
その時々で、
「今、何が必要なのか?」を考え、
そのための方法を探していた。

息子は無事に社会人になった。
(まぁそれからもあれこれあったんだけど)
そして私は人事異動で在宅勤務になった。
振り返れば、5年間が過ぎていた。


努力には「やめる」も含まれる。

ここまで考えると、努力という言葉は少し面白い。
努力というと、
 「もっとやる」
 「もっと頑張る」
 「もっと我慢する」
というイメージがある。

でも、本当に目的に近づくためなら、
 「それはやめる」
 「これはやらない」
 「この方法は違うから変える」
という判断も必要になる。

努力とは、がんばり続けることではない。
目的に向かって、自分の行動を調整し続けることなのではないだろうか?

時にはアクセルを踏む。
時にはブレーキを踏む。
時には道を変える。
場合によっては、そもそも目的そのものを考え直す。
その全部が「努力」なのだと思う。


そして今、少し不思議な場所にいる
息子は社会人になり、勤務は在宅になった。
これまで私を強烈に前へ押していた
「生活を守る」という目的が、一つの区切りを迎えた。

ここからは、
「何をがんはればいいのだろう?」
と考える必要はないのかもしれない。

「私は何をしたいのだろう?」と考えていい。
これは、けっこう難しい。
「必要だからやる」というのは、とても簡単なのだ。
必要ならやればいい。

でも、「やりたいからやる」には、正解がない。

だから今は、考える。
想像する。
やりたいことをリストアップする。
思考の旅をする。

北海道では縄文遺跡を巡りたい。
函館のラッキーピエロでハンバーガーを食べたい。
北見にある父方の先祖の墓参りをしたい。
陸別町の極寒のお祭りに行きたい。
あわよくばオーロラも見たい。
広尾に住む知人を訪ねたい。
どこかの企業の工場見学もしてみたい。

こうして「やりたいこと」を考えているだけでも、
すでに楽しい。


これからは「がんばること」を探さなくていい。
これまでの私は、必要なものを守るために走ってきた。
走り方を考える必要があった。
でもこれからは違う。
「どこへ行きたいのか」を考えるところから始まる。

私はもう「がんばらなければ」と思わなくていいのだ。
やりたいことが見つかったら、努力すればいい。
必要ならがんばればいい。

何も見つからないなら、
しばらく何もしなくてもいい。
考えていてもいい。
妄想していてもいい。
道草をしてもいい。
目的地が決まっていないのだから、
急ぐ必要もない。


「がんばる」と「努力」は、やっぱり違う。

がんばることは、できる。
でも、がんばったからといって、
目的に近づくとは限らない。

努力には、方向がある。
だから私はこれから、
「どれだけがんばったか」ではなく、
「自分はどこへ向かいたいのか」を大切にしたい。

そして、目的地が見つかったら、
そこへ向かう方法を考える。
必要なら、思い切りやる。
必要なければ、やらない。
もっといい方法があれば、変える。

面倒くさいなら、面倒くさくない方法を探す。
そして、ときには何もしない。
それもまた、自分の人生を自分で選ぶための時間なのだと思う。
これまで「生きるために走ってきた」のだから。
これからは、
「どこへ行ったら人生がもっと楽しくなるのか」
を考えながら、走る方向を自分で決めてみたい。



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9月12日(土)静岡PARCO『占いのアリーナ』

9月13日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』

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勢いのままに流れる。

自分のメインのクレカは三井住友VISAなんだけど
毎月送られてくる冊子に
時々宝塚歌劇団の記事を見かけるのを思い出した。

これだ!

宝塚歌劇団を推している方々のように
会員になるにはちょっと尻込みする。
だけど一度は観てみたい。

そして三井住友カードのサイトに〜
宝塚歌劇団公演のページが〜

あった!

そして勢いのままに、公演の抽選に、
花組(宝塚劇場)と雪組(東京国際フォーラム)
2公演にエントリーした。
とちらも迷子にならずに、雨でも地下から行ける安心の場所。

万が一当選したら、
あちらの世界へ喜んで行こうと思う。

確認だ。
すべては確認作業なんだ。

何を自分に言い聞かせているのか
よくわからない。
でも進む。
理解は後でする。



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数年前に先輩の山田さんからいただいた
宝塚のDVDを観る時がやってきた。

当時の私は宝塚に興味があったわけではない。
なのでしれっと4年間も封印してしまった。


我が家はDVDを鑑賞する環境がないため、
姉の家へ行って観ることにした。

姉に一連の流れを説明してアポをとると
「え、それは私も観たい!」
と、想定外の答えが返ってきた。
そうか、そうなのか。興味あるのか。

家を出る前にふと、果たしてこのDVDは
DVDプレイヤーで再生できる焼き加減なのだろうか?
場合によっては再生できない可能性もある。
そんなことに気づいてしまう。
そしていまそれを確認する術がないことにも。

しかしながら、
私の中では「今日観るって決めた」ので
再生できないね、また今度!というのはありえない。
変な意地が出てくる。

そして家電量販店へ向かう。
5000円程度の外付けDVDドライブを買う。

そうすると、もう家で観たっていいじゃん。
っていうことにも気づく。
けど心の声は無視しよう。

姉家のDVDプレイヤーで無事に観ることができて、
ストーリーはよくわからないけど2人で
「何か、スゴイね」「うん、これは好きになるよね」ってなる。

容姿、体格、声質、演技力、歌唱力、スター性、
これらすべてを兼ね備え、なおかつ努力を積み重ね、
タイミングと最終的には運も味方につける。
そんな名実ともに「トップスター」である彼女達を
一番の見どころとして演目は進行する。
画面からでも全身全霊は伝わってくる。
本当にカッコいい。
カッコいい、というひと言では収まらない。
ハートを掴みにくる。

ミュージカル調のエンタメって
観ていて痒くなるから苦手なんだけど、
これは全然イケる。
イケるどころか完全に別モノ別世界だ。
見惚れる。声も、歌も、動きも、何もかも。

そして主演ではない方々も素晴らしい。
統制のとれた隙のない動きは
つま先、指の先の動きまでもが舞台と一体化して
全員で演目を創り上げている。

これは実際にこの目で観ないとダメなやつだな。
DVD少し観たぐらいで知ったフリをしちゃいかんやつ。


さて、
なぜ世の女性が宝塚の男役トップスターである
彼女らに夢中になるのか?
ちょっと考えた。
男性ではいけないのか?
おそらく「ソウジャナイ」んだろうな。

あくまでも現在の私視点なんだけど。
そうね、ひとつ思いついたのは
彼女達は男性と違って
「そこいらの女に現を抜かしてスキャンダル」
になることはない。たぶん。
そういった意味でファンを裏切ることはないだろう。
万が一、男性とスキャンダルになったところで
舞台の彼女(彼)とは別人だから関係ない、
という認識になりそうだ。
生々しい現実と切離された、完全なる別世界なのだ。

男性が望む女性を演じる男性世界の歌舞伎、
に対して
女性の望む男性を案じる女性世界の宝塚歌劇団、
があるように思う。
宝塚歌劇団が100年も支持され続けるのは
受け取るそ側それぞれが持つ、目に見えない
重要な要素が含まれているのかもしれない。

ちなみに、演目の中で主役以外に
「ああ、この人何か違うな、素敵」
と思った2人を調べると、
1人は今回鑑賞した演目時代の次世代の
雪組トップスター「彩風 咲奈」であることがわかった。
そしてもう1人は
現在の雪組トップスター「朝美 絢」であることがわかった。
これには身が震えた。

私に見る目があるわけではないんだよ。
彼女達がすでに頭角を現しているのだ。

本当に美しいしカッコいい。
ホォォォツツてなる(語彙力)。

DVDは2枚だけど、1枚の中に演目が2つ入っているようだ。
今回観た演目は、雪組の
『f f f -フォルティッシッシモ-』
 ~歓喜に歌え!~
男役トップスターは「望海 風斗」である。
髪が乱れるのさえ美しい。

そう、少なくともあと3つ観なくてはならない。
そして今から、観た後の自分が想像できてしまう。

「こちらの世界へようこそ」そんな声が聴こえる。



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