会議室(前回のつづき)
会議室に八百屋の店主ら数人座っている
もうすぐ八百屋会議が始まる と思った時だった
スタイルのよい女性が入って来た
警察官のような立派な制服を着ている
胸が大きい
「バンプレストの景品で売り切れたものがありますのでご報告いたします」
その女性は突然こう言った
景品カタログを小脇にかかえていた
今日の会議は野菜の値段についてでは無いようだ
女性が真後ろに立ち両肩越しにカタログを広げる
カタログを見てみる
たまごっちのぬいぐるみが売り切れのようだ
たまごっち・・・人気あるんだなと考える
背中に女性の胸が当たった
どきどきした
なぜか女性は胸をさらに押し付けてくる
気持ち良かった
さらに強く女性は背中に押し付けてくる
気がつくと机の上でその女性に押さえ込まれていた
気持ちいいのを通り越して重くて苦しくなってきた
視線を上げると八百屋の店主が見えた
こちらを指差し笑っている
なぜ笑われているのか考える・・・が分からない
今の自分の気持ちを自分自身が考える
恥ずかしい 苦しい 気持ちいい どれだろう?
実はかなり気持ち良かった
八百屋
転職活動の結果新しい仕事に就いた
八百屋になった
今日は初出勤 がんばろう
市場の中に小さい店が7店舗ほどある
自分の任された店は2畳ほどの広さしかない
狭いけど新入りだから仕方ないな と考える
さっそく買い物客が来た
大根を突きつけて大声を出す
「99円!」
客は買ってくれそうだった
隣の店の店主も大声を出す
「85円!」
隣の店も八百屋だった
自分も負けずと声を出す
「75円!」
大根1本75円で売れた
値引きしすぎたことに気づく
向かいの店の店主が腕を組んで睨みつけている
怒っていた
向かいの店をよく見ると・・・
また八百屋だった
値引き競争はよくないことかと反省した
場面が変わり会議室にいる
八百屋会議が開かれる
野菜の値段について取り決めがなされるのだろう
値引きしすぎた自分は多分怒られるだろう
そんな心配をしていた
つづく