奈井江町のクマ問題の私の見解 | ちゃまの趣味と狩猟のブログ

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狩猟と有害鳥獣駆除を年中やってるサラリーマン猟師です。
毎日ではないですが獲れ高を都度アップしてます。
また、狩猟の為に手に入れた土地、建物(秘密基地)、田んや狩猟車(アトレー)をDIYで改造、補修する様子もアップしていきます。

これは私が直感で感じた事です。

事実と違う可能性が高いので適度に聞き流して下さいな😁










最近の「有害鳥獣駆除」で世間を騒がせてるこの問題。


ニュース伝いで見聞きしてる私目線で感じた事は…


①見回りで¥8500

②発砲でプラスα

③1人でなくグループ全員に支払われる

④獲れた頭数÷参加人数がグループ猟の基本

 3頭を10人なら30000×3÷10=¥9000

 金額は自治体でバラツキあり

④ボウズでも支払われるのは良いのでは?

⑤初めは沢山獲れるだろうが動物も馬鹿では無い。

 他地区に逃げて捕獲数は減少するだろう。

 長いスパンで見れば定額の方がいいのでは?



「何も知らないのに偉そうに言うな❗️」と言われそうだが、何も知らないからこういう考えになった。

私は問題の根底は他にあったんじゃないかと思ってます。


私は前から「猟師はメンツで生きてる」と言っています。


私の様な「単独兼業猟師」でもそうなのだから「マタギ」と呼ばれる東北、北陸、北海道の猟師はもっとメンツ重視だと思う。



私は「メンツを潰す様な言動」があったんじゃないか…と思ってます。

それこそカネ云々の問題じゃなく…





私の予想では…


①お役所の依頼の仕方が横柄だった。

 「¥8500でええやろ!」みたいな。

 「¥8500でも出し過ぎやと思ってるねん笑」

 「こんなんタダでやってもエエやろと思うけどカネは出したるわ」

 「見回って¥8500とかエエ商売ですなぁ」

 「見回りって年寄りが駄弁りながら散歩するだけでしょ笑」


みたいな


②縛りがキツ過ぎた

 「死体は責任持って持って帰ってね」

 「クマが荒らした場所は元に戻してね」

 「発砲する時は役所に許可取ってからね」

  ↑そんな暇ないねん💦

 「車が邪魔だから一台で来てね」

 とか市民が怖がるから夜にしろとか…完全場所指定とか…他にも細かな制約があったんじゃないか…

と考えたりもします。


それこそ「町はアナタ方を信用してません」みたいなニュアンスがあったとか…


「市民からのクレーム」を恐れて雁字搦めの制約の中「やらせてやってる」的なお上の対応。



こんなのが積み重なった結果ではないのか…と私は思ってます。

こうなると「金云々」の問題ではなく、「メンツ」の問題となり増額とか規制緩和とかの話ではなくなってくる。


私も含めて「猟師」というのは「頑固者」「こだわりが強いヤツ」の集まりだと思う。

恐らく一度へそを曲げたら2度と元に戻る事は無いんだろうと思います。


勿論「奈井江町」側にも色々思う所があった上での「現在」という事もあるのだろうし…


この問題…「猟師」という繋がりでしかないが、注文して見てたいと思います。




当兵庫県でもクマの出没例が出てきてます。

昨日は本業のお客先から「加西市と西脇市の境」で親子グマの目撃例があったそうだ。

小熊は1m程だったそう…


当市からまだ離れてはいるが、クマが一日で移動する距離にはばっちり入っている。

出没地帯がかなり南下してきてる💦


そろそろ「他人事」では無くなってきてると思っています。