まあ、やはり、太川・蛭子ロスはあるだろうと最初から覚悟しての鑑賞すけどね。
新メンバーの田中要次と羽田くんとマドンナにIMALU。
普通に見れたな。
田中要次はキムタクのドラマ、ヒーローの「あるよ」の人と言えば分かるだろうか。
あの人がしっかり者のようで、超楽天家でしょうがない。
メシ食うために普通に2本もバスを遅らせてみたり、翌朝の案内所が遅かったことに喜んでみたり。
あまりに楽天的なんで、心配症のIMALUから怒られて「ゴール出来る自身あるんですか?」て問い詰められて、
「あるよ」の一点張りでスベって笑ってたのがおもしろかったが。
そして、一方の羽田くん。
自分の新作の小説の表紙がデカデカとプリントされたロンT着てて、結局4日とも全部それ着てた。
すごい宣伝したいんだろなとおもった。
この人、コミュニケーションほとんどとりたがらんね。
メンバーとは多少あるけど、町の人とのコミュニケーションはほぼゼロだなと思いました。
言って見れば、ただひたすら先を急ぎたいロボット。
でも、そうじゃ無い一面もあった。
バスを走って追いかけるシーンが何回かあったんだけど、その時の走力がすごかった。
ずっと隠れたのに急に本性むき出しにしてダッシュする凄み。
で、結局間に合わなくて、バス停の時刻見て
「ああああああああああ〜!」
という叫びが向こうの方から聞こえてくるの。ひざまずいた羽田くんがけっこうな面白みはあるんだなと思いました。
こういう楽しみ方なのかと。
メシ、腹減ってるって、丼とラーメン、2つ頼むのも蛭子さん的だなぁと思いました。
そして、マドンナのIMALUは、しっかりしとるですね。
決してきつい顔をしない、笑顔を絶やさないようにという心がけが見えましたね。
もうちょっと不満ぶちまけたら面白いのに。
かなり歩きも多く、小柄な彼女には辛くストレスもあったと思う。けど、それをおくびにも出さない芸能人としてのプライドが少し邪魔しちゃったかなぁというのがぼくの感想。番組的にという意味で。
どうしてもこの人の宿命なんだけど、この人見てたら絶対、さんまと大竹しのぶの影が後ろに見えてくるんですよね。
旅中にも言ってたけど、2世タレントの話もしてましたよね。みんなが思ってるほどいい暮らしじゃないんだと。
サバサバしてて、しっかりしててぼくは好きですけどね。この恋人は大変だー、さんまに挨拶にいくのは同情するわ、という先入観もこの人が背負ってる十字架みたいなもんだと思いましたね。
あとあれすごかったな。アポなし宿交渉に、すごいとこ行ってた。
オークラホテルだったかな?
1人一泊36,000円。いいの??て思った。制作費、あ、それくらいは大丈夫なのかな?
最後にナレーションがキートンに太川さんも加わりまあ太川・蛭子ロスを少しだけでも和らげてやろうという番組の配慮なのかなぁと思いましたね。
日本のバス旅のルートがもう無いという問題もかかえながら、人気コンテンツですからね。
バス旅ファンとして今後もチェックはしていこうと思います。
以上だ。