いろんな分野の腕っぷし自慢が集まって、腕相撲のトーナメントをやるっていう、シンプルな番組なんだけど、勝負事に目がないぼくにとっては最高の企画番組でしたね。
興奮しまくりました。
残念なことに、年の瀬の30日なもんで、裏でアメトークスペシャルやレコード大賞、はたまたプロ野球戦力外のまでやってるもんだから、見てない人結構いると思うんだな。
すごくもったいない。これは見て欲しい番組だった。
いろいろ書きたいことありすぎて、書ききれないんだけど、とりあえず秀逸だった。
すごくよかったこと3つ。
1つ目はメンツです。
よくこれだけ集めたな、と。制作側の情熱やテンションが分かるくらいのメンツでした。
白鵬に把瑠都にアリスターにバンナにランデルマン、ハンマー投げの人にサップに挙げ句の果てにはヒョードルですよ。
あのオールスターっぷりには脱帽です。集合してる絵がすごかった。
2つ目は、トーナメントの組み合わせ。
普通、一回戦優勝候補やメインの人をバラけるようにするもんなんだけど、惜しげも無く一回戦からすごい対戦をマッチメークしてるところが憎かったですね。
でもこれによって、ブロックごとの格差がだいぶあったようにも思った。
初戦でどっちかいなくなるのもったいねーよ。
一番は白鵬×ヒョードルですね。決勝で見たいようなカードだよ。
まさか白鵬が一回戦で消えるとは思いませんでした。
アフリカとヨーロッパの代表の人と、ボディガードの人の腕のでかさは驚愕だった。サップ以上だったかも。
で、最後3つ目。
対戦前の煽りVTRが秀逸すぎてあっぱれでした。
PRIDEの煽りブイとおんなじような作り、アームレスレングでこれを見ることになるとな。
とくにマークハントのブイのとき思ったんだけど、K-1やPRIDEみたいな格闘技にやっぱ飢えてるんだなぁと感じましたね。
アームレスリングでこんだけ興奮してしまうんだもんなぁ。
で、結局、決勝はこのカードになりまして、
サップの2連覇という結末に。
やっぱサップはアームレスリング経験者だけあって強いですね。
パワーと技術兼ね備えていて、勝てる人なかなかいないだろう。
サップ優勝で長時間番組が終わったけどさ。
確か去年は、ラストにアームレスリングの世界チャンピオンとサップがやったんだけど、今回無かったな。
日本人の世界チャンピオンとやって秒殺でサップが負けて、ジャイアントキリングならず!!みたいな流れだった。
そこだけはスケールダウンでしたね。