ポール・マッカートニーはかつて日本ツアー中に、
コンサート会場の観客席に『スーパーマリオブラザーズ』の
生みの親である宮本茂と同ゲームの音楽を担当した近藤浩治が
いることを知り、2人をバックステージに招待しました。
近藤浩治はワシントン・ポスト紙の最近のインタビューでこの
出会いを振り返り、ポールが2人に会って最初にしたことは、『スーパーマリオブラザーズ』のテーマの最初の6音を
口ずさんだことだったという。
近藤浩治はポールのような有名人が自分の作品のファンで
あったことを「信じられない瞬間だった」と話しています。
2014年、ポールはオンライン・ゲーム『デスティニー』の
ために“Hope For The Future”という曲を書いており、
いくつかのメイン・テーマも手掛けている。
「子どもたちや孫から教わったんだ。彼らはゲームに没頭して
いて、音楽を聴く時間もないと思うよ。彼らの興味は違うことでいっぱいだから、そこに忍び込むというのが好きなんだ」
「ゲームは得意じゃないんだ。他にやることがたくさんあって、スクリーンとにらめっこして、ゲームに没頭できないんだよ。
やってみると、面白いんだけど、すぐにやられてしまうんだ。
エイリアンにやられてしまうんだよ」