ポール・マッカートニー 語録 905 音楽やコードに夢中 | ポール・マッカートニー 語録

ポール・マッカートニー 語録

Paul McCartney In His Own Words

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* ポール・マッカートニーとリック・ルービンの両者は
Zoomでの3者インタビューに応じ、ドキュメンタリー
『マッカートニー 3,2,1』の制作過程について語った。

― あなたがたは2人とも、未来にフォーカスするという姿勢を

貫いています。過去数年間で、ポールは『Egypt Station』『McCartney III』という傑作を発表しました。

過去に囚われることなく、絶えず自身をインスパイアし続ける

秘訣は何でしょう?

ポール:“僕はここまで戻ってきて、自分よりも先にいる”

っていうラインを過去に書いたんだけど(「The World Tonight」のこと)、とても誇りに思っているんだ。

リックには共感してもらえるんじゃないかな。
君は好きなことに没頭して、気づけば大きなことを

達成していたけれど、勝因は自分でも把握していない。

でもそれって、音楽やコードに夢中だった僕と

同じケースだと思うんだ。

ソンドハイムと話した時に、

僕が「コード進行を考えるのが好きなんです」って言うと、
彼は驚いている様子だった。僕はそれまで、

誰もがコードを鳴らしながら曲を書いているんだと思ってた。

でもそれ以来、「他にどういう方法があるんだろう? 

自然に思い浮かぶのかな?」なんて考えるようになって。

でも、考えすぎるのは良くないんだ。考えるのをやめて手を

動かす、その方がうまくいくと僕は思ってる。

― それは先ほど話題に上った、

マインドフルネスというテーマにも通じると思います。
今この瞬間を生き、自分の周りで起きていることに注意を払うということを、多くの人があなたの曲から学んだと思います。

ポール:うん、父からよく言われたんだ。

「今すぐ行動しろ。Do it now, D-I-N」ってね。
それってレーベルの名前にするべきだって、

以前からずっと思ってたんだ。
どうだいリック?

リック:今すぐやりましょう(Do it now)。

( ポールとリック・ルービンが語る、

『マッカートニー 3,2,1』とザ・ビートルズの普遍性 /     2021/12/28 Rolling Stone Japan )