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春の連休の北への遠征で、何度も雨雪雹にたたられ、レイングローブの重要性を強く強く再認識したワタクシWRT、雨の季節を控え、手持ちのレイングラブをチェックしております。
まず、濡れた手でも入れやすい、履きやすいということで購入したクシタニのもの。
最初に買ったモノがいきなり水が沁み込む不良品で、直ちに交換
した顛末はこちらの記事に書いております。
この商品は、アウトドライという防水生地を使ったモノ。
二双購入しましたが、ほとんど使用しておらず、今回がほぼ初使用。しかし、使用した一つは、やはり1時間以上雨の中走行すると水が浸入してきました。だめですね、これは。
上の記事にあるように、水に手を入れてニギニギするテストまでしたのですが、数分間のテストと1時間のテストじゃやはり違いますからね。
もう一つ、大きな問題が!
手袋は一般に表皮と防水の膜、そして内部の手に当たる布(メンブレン)の三層構造になっていて、これがしっかり接着されていないと、脱着の際内部のメンブレンが指にひっかかって引き出されたりして、次入れる際うまく入らないで困ります。イライラします。つまり、脱着困難が起こるんです。
これ、まさに起こりました。
脱着が容易になるよう配慮し、大きめのXLを買うという気配りもしたのですが。
したがって、かつてアッキーさんから指入れがスムーズにできるということで推薦されて買ったクシタニも結局ダメでした。
※皆様にご注意。バイク用レイングラブはほぼ海外製、個体差もかなりあります。メンブレンと外皮がしっかり接着されているものを選びましょう。内側の布を引っ張ってみるとすぐに分かります。中の布が引き出されるようなものは、濡れた手での脱着でとんでもない目に遭います。
クシタニの製品、個体差があるのかもしれませんので、もうひとつの方もきっちり酷使してみます。
次、潜水用のドライスーツにも使われる「ネオプレーン」製のもの。これは一重の構造でゴム的と言ってはなんですが、そういう材質のモノが手の形に整形され、継ぎ目は熱着されているから水が入る余地はないんです。
もちろんこれも買っています。
買って使って、「え?中から濡れる!」ことでがっかり。
手の汗が中にたまる、あるいは少しでも濡れた手を入れると内部の水分がグジュグジュするのできわめて不快です。
浸水可能性ゼロですから、つまり通気性もゼロですからね。私個人としてはゼッタイにおススメできません。
通気性があるとなると、それはゴアテックスですね!
ゴアテックスを使用したBMW純正のレイングラブ。
大切に保管していて、雨の中で使ったことがないんです。というか、多少厚手なので使いにくいと思い、使っていませんでした。
これ今季使います。
もう一つ、エンデューロガードグラブ、2イン1というヤツ。これもゴアです。
2イン1、つまり手を入れる場所が二つあり、グリップ優先とレイングラブと二つの使い方ができるというわけ。これも厚手で冬でも使っているライダーがいますね。
こちらは、以前BMWの道の駅スタンプラリーでいただいたものなので、ずっと箪笥の肥やしになっておりました。今季以降ガシガシ使う予定。厚手で握りにくいのが玉に瑕。使い込むと馴染むはず。秋からの使用です。
他にもゴールドウィンの濡れても手が入れやすいという触れ込みのレイングラブ(やはり濡れた手は拭いても拭いてもスッと入らない)、ラフアンドロード、タイチ、コミネなどなど使ってきましたが、どれもダメでした。
次に試そうと思っているのは、「オーバーグラブ」「グローブカバー」と称されているグラブの上に重ねるタイプのもの。
現時点での私の結論。それは・・・・
レイングラブは使い捨てに近い感覚で使うしかない!
いろいろ考えて選んで買っても、当たり、つまり満足できるものはほぼないのがレイングラブ。これが結論です。
何回か豪雨の中で使えたらそれでよし、ということにしないといけません。その方が気が楽。
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