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GSAの魅力とデメリットを語るシリーズ第四弾。
今回は、ゴウちゃんのインプレッション。
BMWモトラッドディーラーの社長さんですが、「仕事抜きにして個人的に好きな点を羅列します」とのコメントです。
1200のトリプルブラックが愛車。純正グレー色シールド、社外ローダウンシート、社外排気システムなどカスタム盛りだくさん。私は、「早く現行モデル1250に乗り換えるべきでは(笑)!」とプッシュしていますが、「お客様優先です。1200まだまだ乗れます。」と当面乗り換えはない模様(笑)。
では、その『商売っ気抜き』の私的なインプレを転載します。
①絶対的な信頼性
BMW伝統のボクサーエンジン&シャフトドライブが持つ絶対的な信頼性
※WRT注:他ブランド輸入車に比べ、不具合の発生がかなり少ないのは事実。チェーンメンテが不要なのは、とても素晴らしいメリットです。一時KTM1290SDRに乗っていた時、チェーンメンテをカンペキに忘れて走っていました。BNWシャフトドライブに慣れると、チェーンメンテは煩わしい限り。BMWでもチェーン駆動のS1000Rを所有していますが、メンテはいちいち面倒です。
②数々のラリーやオフ走行からフィードバックされた足回りのセッティング
ワインディングや悪路も全く臆せず走ることができる。
高速走行時の快適性。
※WRT注:。足回りのセッティングはソフトな乗り心地でとてもいい。ゴウちゃんのコメントでは、「悪路」と微妙な書き方にご注意(笑)。私はGSAでオフに行く気は全くしません。重いので無理。タイヤも中途半端な「オフ臭ありだけど実はオンロード用」(アナキーアドベンチャーとかね)のものではオフはリスキーすぎます。そういう意味でオフ用に使えるか?という点はやや微妙なところです。もちろん、オフで使っている方もいらっしゃいます。倒したら一人では起こせないので、オフには複数で行くのがオヤクソク。
舗装されたワインディングは、GSAの得意分野。「オンロードの耐久ツーリング」こそGSAのスペシャルテリトリーだと思います。
③短足族にも乗れるローダウン仕様もある
※WRT注:ドイツ本国には以前からローダウン版が存在していたと聞きます。日本には数がまとまらないので入れていなかったそうです。とすれば、かつて私などがすごく高いシートを削って工夫して乗っていた努力は何だったのでしょう。1250からは、サスもローダウンし、そこにGSと同じローダウンシートを標準で組み合わせたスタンダードプレミアムと称する『ローダウン版』が多数を占めています。多くの方に手が届くようになって、いや『脚が届くようになって』(笑)本当に良かった。逆に足長さんたちは、870ー890㎜シート高の車両の数が少なく、時には発注を掛けなくてはならないなど不便しているのだそうです。
世界的ベストセラーモデルとなってることでアフターマーケット製品も多種多様にある。
※右側がゴウちゃんのGSA
④積載性、デザインなど
積載性は言うことなし。
※WRT注:上の写真、ゴウちゃん、珍しくフルパニアです。これがGSAの正しい姿、「正装」だと思います。トップケースだけも身軽でいいけれど、ここぞという時はフルパニアだね。ただし、全幅が100㎝を越えてしまいます。ガードレールやポール、他車への接触注意。
陳腐化しない斬新なデザイン。そして多少汚れても気にならない。
WRT注:デザインは好き嫌いでしょう。鳥のくちばしのようなデザインが最初採用された時(それは大昔ですが)、違和感バリバリでした。今は、ま、当たり前(笑)。
1250からHPカラーに採用された金ぴか輪っかについても異論はあります。
汚れについては、いろいろ意見があります(笑)。黒いホイール、スポークなのにチューブ不要という素晴らしいものです。しかし、梨地仕上げで洗っても全然きれいになった感じがしないんです。洗っても乾くと白っぽいシミが残るし、皆さん洗うこと自体やめてしまいます(笑)。金ぴか輪っかも黒よりましですが、やはりカンペキにきれいにはなりません。
⑤あえて言うマイナス点
重量車なのでチョイ乗りには向かない。
ガソリン満タン時と少量時の重心差が大きい。
WRT注:空冷の時からわずかにタンク容量が減り、30Lとなりました。ツーリングから帰宅する手前で満タンにするのが私の常でした。今もできればそうしたい。だって、次回出かける際スタンドに寄るのは面倒ですから。
しかし、今は、ツーリングの帰り径で意識的に満タンにすることが多いかも。少し減った状態で車庫に入れる方が多少軽くなっていてリスクが少ないんです。
以上、ゴウちゃんのコメントでした。
なお、福田の営業秋山さんからGSAシリーズ最初の記事に関して連絡がありました。
https://ameblo.jp/paul-not-smart/entry-12578108661.html
R1250GSAのHPカラーについては、ラジエーターガードが標準装備となっている、そしてフレームカバーもHPカラーのみ標準装備、とのことです。
情報を追加しておきます。
※第五弾に続く。
GSアドベンチャーを語る記事①から③
https://ameblo.jp/paul-not-smart/entry-12578108661.html
https://ameblo.jp/paul-not-smart/entry-12581195876.html
https://ameblo.jp/paul-not-smart/entry-12577999956.html
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