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11月に入手したBMWナビゲータⅤ。このガーミン社製ナビの最大のメリットは、PCで詳細なルートを作成できること、そしてそれを仲間と共有できることです。
ルート案内はあまりお利巧とは言えません。画面も普通のナビと比べて親切とは言えないし、画面の美しさもまあまあといった程度。

そして、Zumo660とかなり変わったところがあります
一番の問題は、基台から有線で音声を取り出し、無線とミックスするアンプのシステムに繋ぐと音が出ないことでしたが、それは解決。下の記事でレポート済みです。
BMWナビゲータⅤやっと音が出た!2月14日アップ

次の問題は、値段も高いし、Zumo660と違って基台が別売り。それも値段が1万円以上。ですから、実質すごい値上げになっています

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私は、有線システム(デイトナで販売されている「ライドコム」)を使ってきました。
実際は、埼玉は熊谷の企業「リンク」という会社のもの)でシステムを組んでZumo660のナビ音声を聞き、ヤエスのVX_-2で無線交信をしていました。もちろんアマ4級の資格を持っています。

ナビゲータⅤを購入したので、有線からブルートゥースに移行しようと試みました。ブルートゥース対応ヘッドセットとブルートゥース付き無線機を買う必要があります。つまり、かなりの投資になるのが確実。しかし、ブルートゥースには問題が多々あると知っていたので、可能な限り調べました。すると…、いろいろ分かりました。

1.ブルートゥース無線機は2種のみ、そして癖あり!
バイクに使えそうな無線機でブルートゥースが使えるのはヤエス(バーテックススタンダード)のFTM-10とVX-8しか存在せず、それもブルートゥース基盤(1万円ほど)を別途買って組み込む必要がある。
そして極めて重要なことは(ヤエスに直接電話で確認済み)、このブルートゥースは『曲者』で、ヘッドセットとは1:1じゃないと使えないとのこと。つまり、ヘッドセットをナビと無線機の双方にペアリングして使うことは不可能と判明。

2.ナビゲータⅤを介して無線交信が可能か不明!
ナビゲータⅤとヘッドセットをまずペアリング。その後、ナビゲータⅤと無線機をペアリングできれば(いいよねっとに電話で尋ねたら、そういう方法を取るとよいとのことでしたが)、ナビゲータⅤを通して無線音声を聞くことが可能になるはず。(受信はできても発信が可能かは不明ですが)
多くの方はこうした方補を取っているのではないかと思われますが、私には実証不可能でした。多くのお友達がFTM10とZumo660をペアリングして、無線交信していますので、おそらく可能なのでしょう。どなたかこの点について、ナビゲータⅤで可能なのかどうかわかれば教えてください。

3.ヘッドセットは、多種多様
BCOM、セナ、スカラライダー、クールロボ、ミッドランドのBTX、ケテルなどいろいろヘッドセットはありますが、機能的には同じようなことを詠っていて、値段に差があるのに性能にどこまでさがあるのか分かりにくい。安いのは、ミッドランドとクールロボ。
ナビゲータⅤの音楽は、ブルートゥースヘッドセットを介してのみ聴くことができるので、有線では聴くことができません。この点はZumo660と違うようです。大変面倒な話ではあります。
私はデイトナの「聴くだけブルートゥース」を購入してペアリングして使いました。今はもう面倒なので優先に戻しましたが。

4.ルートの作り方が変わった!
Zumo660は、DVDで「マップソース」という地図ソフトが付属してきて、そこでルートを作ってZumo660へインポートしていました。ただし、地図更新が15,000円もするのが問題で、かつ地図更新すると「ベースキャンプ」になってしまうらしいんです。
ナビゲータⅤは、「ベースキャンプ」という地図ソフトでルートを作ります。ちょっと使いにくい。まだ分からないことが多いのですが、間違った地点にウェイポイントをいったん置いてしまうと、それを取り消して前のウェイポイントからやり直す方法がよく分からないままです。

5.ルート案内の仕方が違うみたいだ!
ルート案内がオバカなのは、ナビゲータⅤもZumo660も同じ。ただ、たくさんの経由地点(ウェイポイント)を入れてルートを作って走行した場合、ウェイポイントを一つ二つ飛ばして走行してもmZumo660なら次のウェイポイントに向けて案内するということができていました。
ナビゲータⅤは、しつこく前の経由地点へ戻れとうるさい。私が実験したところでは、そのあたりナビゲータⅤは面倒。スキップするという機能はあるようですが、いちいちそれを操作するのは大変手間がかかるわけです。

以上のようにいろいろありますが、先週出かけて2500㎞遠征では、ナビゲータⅤで目的地を入力(例えば出雲大社)して案内させ、そういう使い方なら問題なく案内してくれ、ストレスもさほどありませんでした。
しかし、経由地点(ウェイポイント)を大量に組み込んだ複雑なルートですと、ナビゲータⅤよりZumo660の方が使い勝手がいいんです。なにしろ一部ショートカットしてもルートを追随してくれますから。

今後、ガーミン社のバイク用ナビがナビゲータⅤを主たる商品として出してくるのか、異なるもの(アメリカでは他にもバイク用があります)を出してくるのか、そのあたりも関心がありますが、はっきり申し上げて、ナビゲータⅤは『買い』ではありません。
もちろんこれは私見ですから、その点ご理解ください。使い方、ルートづくりのマニアック度によって使いやすいかどうかは変わってくると思いますので。

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並べるとどっちがどっちだかわからない!

買いじゃない、その理由は、いまだに私は、Zumo660をメインに使っていますから。
アメリカでは、Zumoなどは地図ソフト更新が無料のようです。日本でも、これだけ高いのですから、そうしてほしいと切に願います。

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