自然に待って獲得していける発音、治すべき発音 | 大阪·八尾 小児ことばの訓練 食べること相談 はじまりの家

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

機能性構音障害と、器質性構音障害。


私が、言語療法士を目指し、

教育大学の特別選考科で学んだこと。



それは、

機能性構音障害→素人でも治せる

器質性構音障害→プロでないと治せない


器質性構音障害が治せて

はじめて、スピーチセラピストと言える。



そして、

スピーチセラピストは、

最初の3年は、

病院やクライアントさんたちに、

まだまだ、技術もないので、

迷惑をかけてるだけ。


ちゃんと勉強しないと、

1人前にはなれないと、

苦言を言われました。



 私的には、 

さ行が、ちゃちゅちょになるという 

未熟な発音の場合

ほぼ訓練はせず、

 舌先のトレーニングを
家でしてもらう程度 



 また、か行の発音は、

 ガラガラうがいは、間違った構音点になることがあるので、


か行の構音障害ではつかいません。


ちゃんと、舌の挙上かできるという

舌の運動力が不足してるので、

むしろ、間違った構音の場所で

訓練してはNG💢



  テレビでインタビューされたりして、 

滑舌が悪い方の中に、

 結構、か行の発音の構音点が、

 後ろの方かいらっしゃいます。 



 そもそも、
舌の力だとか、

成熟嚥下がうまくいってない 

舌の挙上力の弱さもあったりするので、 

 それこそ、
しっかりと、

舌を口蓋に押し付けられないなどなど。 



 か行の構音障害で来られたら、 

ついでに正しい嚥下や、 

舌のトレーニングもしてほしいものです。



 ガラガラうがいから、

 誤った、発音を教え込むことだけは、 

やめて上げてほしいのてすよね。 



 そして、鼻咽腔構音というものがあります。



もう一つ、
きりん→んんん 

 靴→ンツ

というように、 


イ列音やウ列音が、ンとなる場合



 これは、
ことばの発達とともに、

 自然に治ることが多い発音なのです。 



2歳のお子さんでは 

それなりにいらっしゃる 

 でも、
ことばが発達してきたり、

 い!がいえるようになったり

 う!えるようになると、

 他の音も改善していきます。



 →そのため、セラピストとしては、 

簡単に治るから、

治した気分か味わえる構音障害。 



 でも、自然にまっていても、 

治ることが多い発音。


 大切なのは、 

これらの機能性構音障害は、

 成長したら、成長するほどに、

 改善も早く短期間で済むということ。 


 →わたしは、コスパ優先なので、 

ベストなタイミングで、

 最短で治すのが好きなんですよね。



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では、
早々に訓練をしたほうがよいのは。 

 イ列やサ行の発音のときに、

 口を片方にゆがめたり、

 音が歪んで聞こえる構音障害 



 側音化構音障害 

 こちらは、
自然治癒しないので、 

早々に、訓練開始します。 


  私的には、
それこそ、

 原始反射のATNRが残存していたり、 

TLRの残存かあったりするので



 姿勢へのアプローチと
寝姿なども、

アプローチ 



 そして、口腔機能面でも

 片側噛みが多かったりします。



 そもそも、舌の緊張が強いので、

 まず、筋力の弱い首が
育つように、 

 全身へのアプローチ 



  舌骨をしっかり挙上した嚥下



 バランスよい
左右での咀嚼

 そして、 

リラックスてきる舌をつくっていきます。 



 基本的なところを
まずは育てて、

 四歳以降には、

具体的な構音訓練へ。



 もう一つは、

口蓋化構音障害といって、 


 舌先の発音が、
舌の舌背を使う、

 軟口蓋に接する発音や、

 か行混じりの、歪んだ発音になるとき。 


 この場合も、
気づいたときから、

 リラックスして、 

力のある舌を育てていきます。  

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