”切れる”女は隙がなくてモテないと言われています。
通俗的には。
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(切れる女)
①よく切れる庖丁のように、物事をあらゆる角度から一瞬で切り刻む
②多角的な解釈が得意で、全方位から物事を眺めている
③このような”切れる女”には隙が無いことが多い
④”才色兼備”は現実世界では意外とモテないことが多い
判断が早く、的確な対応をする”切れる女”
あなたの周りにも一人くらい居るでしょう。
”切れる女”は、その言葉遣いにも無駄がなく、
合理的な観点から言葉を瞬時に選んでいるような話し方をするはずです。
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(Perfumeは”切れる”のか)
①感情に重きを置く判断やとらえ方、そして感覚を語彙に落とし込もうとする=あ
②論理的かつ言語脳優先の言葉遣いで巧みな表現をすることが多い=か
③感覚的で独創的な言葉を使おうとするも、右脳と左脳が同時に機能して言葉を噛む=の
感情が先走ると言葉に擬音が多くなったり、
冷静に過ぎると正論を言葉に乗せようとして”S”っぽさを醸したり、
論理と感覚がないまぜになると言葉を噛んだり、
そんな感じがするPerfumeメンバーのMCやトーク。
一見、”切れる”というニュアンスから遠いように見えて、
その実、誰も傷つけることのないPerfumeのトークには違った切れ味を感じます。
その心遣いの”速さ”を”切れる”と言うのであれば、確かに切れ味が良い3人の会話。
現場で鍛えられたトークスキルという部分を差し引いても、
3人で繰り広げる会話には独特で特有の”切れ味”があります。
新潟、燕三条の庖丁鍛冶工房に掲げられた「工房心得」のひとつ、
”子供たちの憧れとなるべき仕事にする事”
これ以上、切れ味の鋭い心得はないでしょう。
Perfumeのステージングに存在する”切れ味”も、ここに由来するのだと信じて疑いません。
”Perfumeは切れる”
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・・・「切られたいっ」・・・とお思いのアナタ・・・
”技を後世に伝承し、存続させ続ける事”
・・・「切り刻んでくれっ」