エレキギターが重要な位置を占める楽曲には、
リフ=リフレイン=繰り返すギターのフレーズが楽曲構成の一部として溶け込んでいる
こんな楽曲が多いのです。
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(中田ヤスタカ ワークスのリフ)
①リフレインとなっているフレーズを中心に楽曲を構成している
②リフレインを感じさせないようにアレンジの中に組み入れ
③簡素化されたリフと、シンプルな歌メロが組み合わさると立体的な印象を持つ楽曲に
④リフ主体の楽曲創作は単純といった負のイメージと隣り合わせのため、際どいセンスを要求される
Perfume全体のイメージに統一感があるとすれば、
”リフ主体の中田楽曲”
という部分に負うところが大きいのではないでしょうか。
一般的な印象としては、Perfumeの楽曲群は
番外編で綴られたような一貫性を見出しにくいレパートリーです。
つまり、新曲がいつも”斜め上”感を醸すことから、
ファンの間に於いて賛否を呼び込んでいる印象があるということです。
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(8月リリース予定のニューアルバム)
①またまた”賛否”がわかれるのであろう
②新たなファンを掴んでいく一方、保守的なファンの心変わりも招くであろう
③これは、アルバム発表ごとに繰り返すポリリズム、あっ、違った、リフレイン
④楽曲単体もリフ主体ながら、作品全体、ひいてはPerfumeの活動そのものがリフ主体
”リフレイン”その繰り返しの中に、絶妙なハーモニーを感じさせているのは
3人という固定メンバーのキャラクターではないでしょうか。
単純なリフであるほどに、トラックのコード進行の妙によって
楽曲にくっきりとした情緒を立体的に構築させます。
それは、リフ自体がシンプルで強く、かつ、憶えやすいものであれば尚更です。
”シンプルで強く憶えやすい楽曲のリフ
=シンプルで強さを持ち、憶えてもらいやすいキャラクター”
構造全体であっても、細部を切り取っても、リフ主体なのです(ほんとかっ)
そんな気がします、Perfumeって。
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・・・「リフっていう概念がよくわからない」・・・とお思いのアナタ・・・・・
”GAMEやedgeに顕著”
・・・「それならわかる気がする」