Perfumeがひょっこり | 全身蜂の巣

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煩悩を持て余せ!

 

 

 

 

 「ひょっこり」という言葉、面白いです。

 

 

 

 

 

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   (ひょっこりひょうたん島)

 

① 1964年放送開始のNHK人形劇に、ひょっこり現れた

 

②子供たちと先生が遠足に行ったひょうたん島が火山の噴火活動により海原へ流れ出してしまう

 

③子供たちと先生が暮らすようになった島に訪れた人や、島の流れ着く所を巡って様々な事件が起きる

 

④テレビで記者会見中の大統領「ドン・ガバチョ」がテレビから「こぼれ落ちて」ひょうたん島に登場したり

 

⑤子供たちが閉じ込められた金庫を開けると5年前から閉じ込められていた医者が一緒に出てきたり

 

⑥このように、時空や地理的概念を超えたステージ上にてストーリーが展開していった

 

 

島が漂流するというフィクション設定からして、

 

「ひょっこり」というワードに寄り添ったストレンジ感を軸に劇が展開したと記憶しています。

 

放送話数は1000話を超え、長きに渡り人気を維持した人形劇でした。

 

 

 

 

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   (Perfumeがひょっこり)

 

① Pop Up Perfume ”グラミー賞への道”という番組がCSスペシャ枠で2008年冒頭に放送された

 

 

 

② の=「そんな歴史あるグラミー賞に、Perfumeは”ひょっこり”と挑戦をしようとしているわけですよ」

 

③そんな、”ひょっこり”現れたPerfumeが、2017年の現在も人気を維持している

 

④クリエーターの傀儡(人形)と揶揄されるPerfumeが、時代と共にストレンジな物語を紡いでいく

 

⑤MIKIKO先生と共に3人の子供たちが中田ヤスタカという”島”に訪れた途端、ひょっこり漂流を始める

 

 

 

NHKの伝説的な人形劇のように、Perfumeもまた不思議なストーリーを辿っています。

 

 

「ひょっこりひょうたん島」に於いては、

 

子供向け人形劇の中の”ただの人形”がストーリーを重ねるにつれ”躍動”します。

 

物語りが”人形”に”生命”を吹き込み、物語を形作っているクリエーターと共に成長したのです。

 

 

 

 

 

Perfumeもまた、

 

男性向けコンテンツサービスと化していたアイドル界に”ひょっこり”とその姿を現し、

 

物語りが”人形”に”生命”を吹き込み、物語を形作っているクリエーターと共に成長したのです。

 

 

 

 

 

作劇主導だったはずの人形劇が、

 

物語り中盤には、キャラクター(人形)ありきのストーリー展開へと姿を変えてゆく様。

 

 

 

 

 

Perfumeも、「ひょっこりひょうたん島」のように思えます。

 

物語の背景にある時代性を巻き込んで、

 

これからも想像を超えたステージに私たちを連れて行ってほしいものです。

 

 

「ひょっこりひょうたん島」のように(それが言いたかっただけだろっ)

 

 

 

 

 

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・・・「どこに向かうんだろうなぁっ」・・・とお思いのアナタ・・・・

 

 

 

 

 

・・・「そうだったなっ」