Perfumeの”錯視”については書いてきました。
Perfumeさんの口からも『錯視』という言葉がでてくる時代になりました。
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ツェルナー錯視
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(Perfume錯視)
①人間の錯覚を利用、もしくは脳の生理を逆手にとって不思議な効果を得るライブ手法
②Perfume錯視のひとつに、職人技術など無いだろうという思い込みを覆していくライブが
③先端のテクノロジー領域と対等なバランスにある彼女たちのステージング技術
④自分の支配下にあると思い込むことにより安心したがるファン心理自体が錯覚だった
⑤鑑賞者を錯視させることにより、甘いアイドルにも前衛的パフォーマーにも映る姿
トリックアートやだまし絵は、
脳の生理や心理的な虚をついて不思議な感覚を生み出しています。
カフェオール錯視
Perfumeさんの不思議な魅力は、
本来、対極に位置する”世界観”を同一軸上で見せてくれるところにあるのかもしれません。
偶然、そんなパフォーマンスに至ったPerfumeというユニットの運。
*音楽に熱中する”音楽バカ”
*ダンスに熱中する”ダンス好き”
*プログラミングに打ち込む”テクノロジーオタク”
・・・そんな異なる種族をつないでいく不思議な能力。
やはり、”そこ”が”種明かし”されない限り、
Perfumeの不思議な魅力は衰えないと思います。
ポッゲンドルフ錯視
”そこ”は”錯覚”ではないのですから、誰にも説明できないはずです。
”異なる種族間の壁を乗り越え、共通の人間性に到達する魅力”
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フィザー錯視
直角の錯視
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錯覚には心理や脳科学的な根拠が存在しますが、
錯視には生理的錯覚に属するものも多く、とくに幾何学的錯視には
だまし絵とは異なる原理による錯覚が生ずるようです。
幾何学的なヘリング錯視
Perfumeの錯視
幾何学的錯視は”だまし絵”とは違うようです。
Perfumeが起こしている錯視には”錯覚”では説明できない”現象”も含まれています。
「ダイナミックVR技術によってPerfumeが浮き上がってくる」
・・・冗談じゃありません(えええっ)
Perfumeはどんなライブでも”浮き上がって”見えてきます。
少なくともファンの目に映る姿は。
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”殊更に錯視らしいものを説明的に押し出さなくても
3人が心を配って精密に仕上げていけば、
自然とPerfumeらしさのようなものが滲みだしてくる”
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ポンゾ錯視
JPNの錯視
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・・・「でっ、どこを読めば文章が浮き上がって来るんだっ」・・・とお思いのアナタ・・・
”人間性が浮き上がるよう書きました”
・・・「それは幾何学的ではないなっ」