Hyper-CVAD治療開始しました。
そして、私は一人暮らしに慣れてきました(慣れってすごい)
本人は少々だるいけどはきけもなく、私が想像したより元気そうで、毎日エアロバイクを漕いで院内を歩いてます。
筋力落とさないよう、頑張ってます
(私ならだるかったらずっと寝てるだろうから、尊敬する)
Hyper-CVAD(オンコビン、ドキソルビシン、エンドキサン、デキサート)
と
MA(メトトレキセート、シタラビン)
を交互に実施し、
時折髄注を組み合わせる治療です。
2クールくらいして評価して、移植をどうするか考えようとおっしゃってました。
以下のようなスケジュールで投与されるのですが、先生からは退院までは1か月ちょっとかかると言われていまして、、
14日までの投与が予定通りいかないことがあるのか、14日目以降に血球が下がったり熱が出たりで退院できないことがあるのか、どこで遅れるのか、まだ分かりません。
1~3日目:エンドキサン+デキサート
4日目:ドキソルビシン、オンコビン+デキサート
5日目~10日目:お休み
11日目:オンコビン+デキサート
12~14日目:デキサート
ただ、まだあまり副作用もなく、順調なのはよかった
ちょっと気になっていることがあって、夫は無症状(縦隔の腫瘍のみ)、血液検査も問題なし、骨髄浸潤もなし、病理での確定が難しかったパターンでした。
さらに治療直前で撮影したPETでも通常の悪性リンパ腫より、薄かった(集積が低い?)ので、「進行が遅いかも、早めに治療開始できてよかったですね」と、先生からお話があったみたいでした。
色々調べる中で、すごくこの病気に似た、低悪性度(indolent)なTリンパ芽球増殖症(iT-LBP)という病態が別にあるそうで(⇒詳しくは)、これと違うのかなぁ、治療しなくても良かったんじゃないかなぁというモヤモヤが止まらない・・・
・T-LBL(Tリンパ芽球性リンパ腫)と鑑別が難しい
・キャッスルマン病や肝細胞癌などの他の癌に付随することが多い(あってる!)
・良性なので治療の必要はない
・縦隔腫瘍は、通常はない(これは違う)
・細胞のことは、レポートもらってないのでよくわからず
縦隔の腫瘍の拡大スピードは、かなり速かったようなので、そのうち呼吸が苦しくなったりしたのかもしれないから、それは小さくする必要がありそう=やっぱり抗がん剤は必要だった。複数の病理医の先生が見てくれているのだから、素人には分からない決め手があったのだろうとモヤモヤしながらも、納得させています。
なにより、本人が治療に前向きになってるので、変なこといって水を差さないようにしないとだ。
関西に用事があったので、以前自分の時もうかがった癌封じのお寺に行ってきました。
猫モチーフにしたお土産なんかも売っていて、ずいぶん変わってたー。
どうか、2クールで腫瘍が縮小(出来れば寛解)しますように。。