就寝中の寝言が異様。
寝言の範疇を越えている。
動きが日増しに大きくなり、とうとう夫は私を蹴ったり、目覚まし時計を投げつてきた。
こんな経緯で、大学病院の睡眠科を受診したのが昨年の春でした。
大学病院は受診の敷居が高いのですが、レム睡眠行動障害なら一泊の検査を受けさせてほしかったので、選びました。
この睡眠科の先生を経由して、脳神経内科も受診。
パーキンソン病(またはパーキンソン病症候群)と診断されました。
思えばこの時から介護生活は始まっていたのかもしれません。
一人で受診させた事はありません。
いくら優秀でも医師は神様ではないので、おかしいと感じた事を伝えなければなりません。
夫一人で睡眠科を受診したら、パーキンソン病の発見はもっと遅れていたと確信します。
病院に行き、診察室に入れば、病気が発見できるなどと思わない事。
これは教訓だと思います。
家の中では勝手極まりない理屈をこねる人間ほど、診察室では借りて来た猫状態。
ですので、実家の両親の受診にも極力同行していました。
足元がおぼつかないなどの運動面だけでなく、大事な診察で正しく応答できないのであれば、そこはもう要介護と言っていいのかもしれません。