パティシエを辞めてしまった人へ  | ~ 今日もいい天気 ~

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仏菓子職人&パティスリーインストラクターが
『美味しいものを正直に』お話するブログです。

おはようございます!

今日もいい天気ですね!晴れ

 

 

このページは少しネガティブな感情にもなるかもしれませんがショボーン

「パティシエを辞めてしまった若い人」

または

「辞めてしまおうと考えている人」

に向けてお話ししようと思います。

ほっこりパティシエを辞めてしまった人が

「このブログに辿り付く確率は低いだろうなぁ」

と思っていたので『元パティシエ』向けのお話しはこれまでした事がありませんでした。

 

 

 

 

専門学校を卒業して就職

中学・高校・大学から就職

あるいは社会人から転職して就職

 

パティシエになった人達には進路を決める時、皆さんそれぞれの違った時間を過ごしてきたと思います。

そして残念ながら

「辞めてしまった人」

が多くいるのも現実です。

 

 

その内のほとんどの人が

”ネガティブ”な感情・・・

「パティシエなんか目指さなければよかった」ショボーンあせる

「洋菓子業界は酷い業界だ」ムキーッ

「自分には才能が無い、何やっても上手くいく気がしない」えーん

「あんな所(業界や店)に就職してバカだった」ショボーン

など自分を責めたり、学校や就職先を恨んだり・・・。

 

 

 

バナナ さくらんぼ バナナ さくらんぼ バナナ ウエディングケーキ

 

私は洋菓子が大好きでこの業界に入ってきましたので、何があったにせよ

「洋菓子業界」や

「お菓子自体」が

嫌われたり恨まれたり

するのはとってもツラい事です。ニコ

「自分に何か出来る事は無いか?うーん

と考えますが、正直に言うと妙案はありません。

結果として

この業界を

”目指す前の人”

に働きかけるのが良いのかと思い、今までこのブログの中でもお話ししてきました。

ほっこり

お菓子屋さんの仕事や就職についてお話ししたぺーじです。それぞれ学生やパティシエになったばかりの人に向けてお話ししています。

⇐よかったら読んでみて下さい。

 

 

 

 

パティシエを1年未満で辞めてしまわれた人の正確な数字はわかりません。

印象としては70~80%位でしょうか。うーん

3年後も続けている人は10人に1人くらいの印象です。

にやりホテル、チェーン店、街のパティスリーなどでも違います。

 

辞められた人達が話す理由は大きく分けて3つ

・体力的に仕事がキツい。ゲッソリあせる

・先輩・同僚と上手くいかない。ガーン汗

・自分には向かないと感じた。(他にやりたいことが出来た)

 

本来、就職前にわかっていれば問題にならない事や元々の持っている

〈能力の種類〉(有る無しではありません)

なので、やはり就職前にかかわる

『学校の先生と親御さん』

の影響(責任)は大きいと感じます。ほっこり

 

 

 

1度パティシエを辞めてしまうと別のパティスリーで再就職するのは本人にとって

”心の壁”

が分厚く中々難しいと思います。

ニコ採用する側も慎重になります。

結果として

まるで関係ない仕事に就く事が多くなります。

ソコで新たなやり甲斐を見つけ、頑張れるのならいいと思いますが、それはほんの一部のラッキーが重なった人だけだと思います。

ほっこり

多くの人は自己嫌悪を抱えたまま暫くの期間を過ごす事になってしまいます。

ショボーン

 

 

 

スイカ ドーナツ スイカ ドーナツ スイカ ヒヨコ

 

「パティシエ(洋菓子職人)は難しい」ニコ

と感じて辞めてしまった人

例えば洋菓子の専門知識を勉強し直して最強の販売員を目指したり、更にラッピングをめちゃめちゃ勉強してお菓子のラッピングのスペシャリストを目指したり。

プレゼントふんわりリボン ハートのプレゼント

また素材の事を勉強して

製菓材料を扱う仕事〉

をしたりすると短期間だったとしてもパティシエ経験が活かされ、営業でも顧客(現場のパティシエ)への説得力が上がります。

ほっこり

販売員についてお話したページ👈よかったら。

 

 

「コミュニケーションに悩まれた人」

はその期間は

『自身の成長過程だった』

と客観的に自分を振り返り、自分のコミュニケーション能力にはどんな特徴が有るのか見つめ直してみると、次に繋がって良いのかなと思います。

ほっこりこれも能力の善し悪しではありません。

人付き合い・コミュニケーションは

〈仕事〉

〈プライベート〉

〈家族〉

全て同じように出来ないのが当たり前だと感じます。

まして

〈職場(仕事)〉

では社会人になって初めて使うコミュニケーションの分野です。

もしかしたら、

「上手く行かないのが当たり前」

かもしれません。ニコ

 

 

 

「長時間労働」「休みが少ない」

コレに関しては、度を越えたレベルのパティスリーは今はほとんど聞きません。

ニコつまりたまには聞きます。👂

ただ若いパティシエ達にとって例えそれが

〈一日8時間労働〉でも

〈週休2日〉でも

長いと感じれば長いしキツいと思います。

アセアセあせる

まとまった休暇が取りづらいお店もあるでしょう。

今洋菓子業界的には

労働環境(時間や休みも)を

〈どの様にしていくのか〉

〈何が良いのか〉

どのオーナーもすごく考えています。ほっこり

 

 

 

中には

”感情的な言葉”

を言ってしまうオーナーや先輩パティシエがいるのも事実です。

 

また

”意地悪”ではなくて

「サッサと辞めさせてあげるのも本人のため」

と言う人もいます。真顔

 

 

 

逆に若い人に向き合い過ぎて苦しんで

『心の病』

にかかってしまうオーナーやシェフもいます。ゲホゲホ

〈後進をちゃんと育て、次の店でもやっていけるような仕事をさせなければ・・・〉

〈将来に繋がる仕事をさせなければ・・・〉

と考えるとうーん

『労働時間』と🕧

『技術と知識の習得。経験値の積み上げ』

には矛盾が生じるのも職人仕事なのかもしれません。

 

特に女性は体力的には難しいと考えているシェフもいます。真顔

逆に女性の方が腹が据わっていると感じているシェフもいます。ニコ

 

 

後進を育てる事を諦め、製造を少人数にして

「機械化」を進めたり

「仕入れ商品」を増やしてショーケースを埋めているパティスリーもあります。

ほっこり

 

 

時代がどうとかは野暮なので言いませんがこれがいま業界が迎えている現状だと思います。ニコ

 

 

 

カップケーキ ロールケーキ カップケーキ ロールケーキ カップケーキ ロールケーキ 

 

パティシエを辞めてしまった人

どうか自分を責め過ぎず

他人に責任を探さず

洋菓子の事を嫌いにならないで欲しいと思っています。バースデーケーキ クッキーのプレゼント

 

 

 

答えの無いページですいません・・・。

でももしパティシエを辞めてしまった人にこのページを見てもらえたらと思ってお話してみました。ほっこり

 

 

 

 

コーヒー パフェ コーヒー パフェ コーヒー パフェ

 

このページは

お嬢さんが1年経たずにパティシエを辞めてしまったというお父さんと今日出会って、お話しを聞いたので勇気を出してブログでもお話ししてみました。

頑張って欲しいです。

 

 

 

それでは皆さんバイバイ

愛ある一日を!

 

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写真に意味はありません