おはようございます!
今日もいい天気ですね!
このページは普段お話ししている洋菓子の事とは別の話です。
m(__)m
飲食の仕事を通してのお話しです。
ここ数年
「バイトテロ」
なる言葉が多く使われニュースになっていますが・・・・
「バイトテロ」
ネットニュースの書込みでは
「顔さらせ!」
「損害賠償請求訴訟を起こせっ」
など厳しい意見も目にします。
確かに規模が小さいお店ならその一回の
「バイトテロ」
で閉店・倒産・移転に追い込まれる事も大いにあり得ます。
しかし小さな飲食店では
過去に限った話ですが
ソノような
アルバイトによる不適切行為は無かったと思います。
これからどうなるかはわかりません。
私のお店でも4~5年前から信じられない事が起きていました。
ここでは「バイトテロ」が
「小さなお店では起きなかった」
と言う前提でお話しします。
小さな飲食店では基本ほとんどのお店にオーナーシェフがいて、働くスタッフにも直接生活がかかっている緊張感があります。
修行中の職人さんもいる
アルバイトにとって決してつまらない環境という訳ではなくて、やり甲斐や仕事(料理・食材)に向き合う職人の姿勢を通して社会勉強にもなります。
※職人には人付き合いが不器用な人もいますが・・・
コックさんやパティシエは下積みが長く苦労人も多いので実は〈情の厚い人〉
が多いです。
アルバイトする人はそんな人達を見ているので一緒に働くスタッフとお店に迷惑がかかるような事はしません。
飲食はやり甲斐と
「学び」のある
「アルバイト」でした。
大学生のバイトは社会勉強のスタートでもありました。
ではナゼ今飲食店で
「バイトテロ」
が頻発するのか?
〈私(おじさん)なりに思う事〉
ネットが普及した事はもちろんありますが。
飲食店の変化
にも何かあると考えます。
沢山の店舗を抱える
〈チェーン店〉
が増え、基本修業を積んだ
プロの職人さんが少ないので
アルバイトを始める若いスタッフは
長く働くパートさんや
バイトリーダーから仕事を教わります。
店長さんは現場責任者ですが、
調理の修業
をしてきていない人も多くいます。
厨房仕事はマニュアル化されタイマーに合わせて動き、写真を見て盛り付けをします。
常に安定した料理を提供するため必要。
それぞれのお店にもよりますが
・電子レンジのタイマー
・フライヤーの使い方
・カット野菜の封を切る
・ソフトクリームマシーンの扱い
その場で真似すれば
〈仕事(料理)〉
が出来る事になります。
お客様が残した料理は処分されるのは当然ですが、封を開けたり使いかけの食材も処分されることが多いです。
お店のマニュアルによります。
その様な現場(キッチン)では
職人
と触れ合う事は無いので食品を扱う職人意識は芽生え難く、お金を稼ぐ事も容易いとさえ思ってしまう人が出て来ます。
本人は意識していない状態です。
仕方の無いことです。
一通りの作業をおぼえ、時間と心の余裕が出来れば必ず遊ぶ若い人が出て来ます。
それも仕方の無い心理です。
食品を扱う現場なのでソノ対象は残念ながら
「食品」
になります。
長くなってしまったので続きは次のページでお話しします。
それでは皆さん
愛ある一日を!
🍯
ギフトの詰め合わせをしているところ
街のケーキ屋さん🍰