知って欲しいことなのに周りが無関心であることに腹を立てる | そんなこともあった

そんなこともあった

特別なことはない

集団的自衛権に対する安保審議を見ていて腹が立つ。

まず自分は、

安倍首相が第一次内閣時から集団的自衛権行使容認に取り組み、至っては憲法(9条)改正を志す意志に賛同し、応援している立場であることを前提におくものとして書く。


野党の質疑があまりにも集団的自衛権容認を阻止したいが為の屁理屈にしか聞こえない。

それに対する安倍首相の答弁も抑制し過ぎて限定的自衛権になってしまっている。



ここ数年で自分も急に日本の安全保障のあり方に真剣に向き合うようになった。

どうだろう、尖閣諸島の中国漁獲船が日本の海上保安庁船に体当たりした事件があった頃からだろうか。

その後は忙しい日常の中、ちょこちょこ知識を付けて憲法改正賛成、集団的自衛権行使容認賛成という立場になり、日米安保の重大性も沖縄の基地問題に対する考え方もしっかりした方向で意見を述べることができるようになった。

安保の知識を付けようとすると政治の中身も見えてきて、世界各国の動向も経済的な繋がりも興味を持つようになった。また、マスコミ関連による偏向報道も読み取れるようになった。

ある程度の知識ではあるが、そんな中、今行われている安保審議を見ていてモヤモヤとするのである。

・政府の立場上、仮想敵国視した想定でモノを語れないこと。

・社会主義・共産主義者の思想を持った党が「自衛隊のリスク」「戦争に巻き込まれる論」で煽る疎ましさ。

・ここぞとばかりの朝鮮系スパイであるかのうような党が一緒になって阻止に躍起になっていること。

・終いには首相の発言も限定しすぎて首を絞めてしまっていること。


自衛隊のやれる事だけに対する審議。世界的に見てこの異常な審議は笑い者である。

世界の軍隊はネガティブリスト(やってはいけないリスト)で動く。手足を縛られた自衛隊は自らの命も守れない。

それなのにアホな政党(共産党)は「後方支援に行くのに重装備が必要か」などのことを平気で言ってのける。自衛隊の命のリスクを謳っているくせにハダカで行くのが妥当というのか。馬鹿馬鹿しい。

細かい審議内容を連ねるとイライラするばかりである。


政府もマスコミも言えないからはっきりここで言ってあげるさ。

一番の敵は中国である。

ホルムズ海峡での機雷掃海が~~~もちろんソマリア海賊の想定もして対処しないといけないが、

公海であるはずの南シナ海で中国は今何やってる?7つの岩礁がいつの間にか軍事基地になってませんか?

岩礁を埋め立てて島のようにしても領土として認められない国際基準も、中国は領土として領海として領空として主張しはじめるでしょう。というか、もうし始めている。

日本の石油運搬船がホルムズ海峡に辿り着く以前の問題が出来つつあるということです。


世界の警察をやめるといった内向きオバマ政権だったはずが、中国に対する強硬な姿勢を見せて来ている。また、米マスコミも米国民に映像として南シナ海の現状を大アピールして知らせた。

そのちょっと前は安倍首相の米上下院合同議会での演説で日米安保の強固さを確認した。


動いている。徐々に動いていると感じる。

そんなニュアンスの言葉を書けば、戦争になることを煽っていると思われるが、戦争には反対である。

しかしながら争いごとは嫌でも来てしまう場合がある。

それが中国との場合である可能性がいかに高いかと思うのである。


感じてること、言いたいことは山ほどある。ただ、書くことが面倒でならない。

けど、

今回の安保審議で現場の意見が全く反映されてないことから、引退はしてるものの現場の声を伝えてる織田 邦男さんの声を載せておく。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43865

「自衛官のリスク」を出汁にするな。


安保審議に現役の現場で活躍してる自衛官に立って意見を述べてもらうのはどうだろうか?

机上の空論で言い合って罵ってるだけの安保審議はもうウンザリなんだ。


そしてそんなことを自分の周りの人達の一部が無関心であることにも腹が立つのである。

そんな状態で選挙に行って来れるなとも思う。

また、そんな奴らにいくら説明しようが理解しようともしないということ、政府は全国民に説明してもそういう種が居ることを分かった上で必死になりすぎないで欲しいとも思うのである。