去年の春より息子(次男)は、進学のため地方に暮らしています。
実家暮らしの頃、彼は 高級スーパーが何故か好きだった。
彼のカバンには、いつも紀伊国屋や成城石井、三浦屋のテープのついたナッツやチョコやジュースが放り込んであった。
宿泊先ホテルの近くにでもあったのかしら、地方受験から帰って来た彼の下着は
何故か明治屋のレジ袋に入っていた。
進学が決まって入学までのいっとき 早朝5時に家を出て某高級スーパーの品出しバイトに励むほど、高級スーパー愛が止まらなかった。
いくら高級スーパー好きでも、
まるで生活力のない次男なので、平日には朝食と夕食のつく学生寮に押し込みました。
寮父さん寮母さんが居てくれればとりあえず、食いっぱぐれることもなく、安否確認も出来ますから。
コロナ禍でバイトもままならない息子は、さすがに高級スーパーというわけにいかず、週末は、業務用スーパーで食材を買い おままごとみたいな自炊生活をしながら、地方暮らしを送っているようです。
親バカな、息子愛が止まらない私
本当は何かにつけて彼に荷物を送りたいのです。
でもそれでは彼の自立を削いでしまいますものね。
この週末首都圏は雪の予報が出るほど。
彼の住む町はどうかしら。
夜 電話をしてみる。
ごはんちゃんと食べたの?
3日間雨がひどくて買い物は諦めた。
お鍋でごはんを炊いて、去年の暮れから冷蔵庫に入っていた漬物を食べたよとのこと。
漬物は、ラブレみたいな味になってたよ、ですって。
あーあ
男の子って
まあ 主婦じゃないものね
天気を睨んで 多めに買い込んでおこうなんて
そんな発想には思いいたらないわよね。
あと数時間我慢すれば、
明日の朝、寮母さんの作ってくれる温かな食事にありつけるもの。
男子寮の月曜日の朝ご飯は やたらお腹をすかせた男の子達で賑わっているのかしら。
炊飯器の御飯の減りもはげしいのかしら。
一度寮母さんに聞いてみたいな。