実家に電話 | patikoのブログ

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首都圏在住、表向きは おすまし、内心 おちゃらけなアラフィフです。好きなもの、好きなこと。家族や 飼っている文鳥のこと。感じたこと…。気ままに綴っていきます。

週に一度二度くらいで実家の親に電話する。6、7年前より認知症になった母を、デイサービスのお世話になりつつ父が一人で世話をしている。薄情な娘だろうな。

 

 

去年の暮れの電話で、正月は来なくてよい、食べる物もあるから別段荷物も送ってきたりしなくていい、と父。世の中はコロナ禍だし、私もその言葉にしたがう。

 

元日、父に電話すると、母は正月からデイサービスで不在。毎日の夕食の頼の宅食も正月中は配達なしだと。それはそうだよね、宅食で働く方たちだってみんなお正月を過ごしているんだもの。

 

迂闊だった。お正月の華やぎのなか、一人年老いた父には、日常の時間しか流れていない。しかも、日常生活にもこと足りていないのではないか。

 

慌てて、翌朝、家にある、正月のハレの食料をタッパーに詰め合わせ電車に飛び乗る。

 

頑固な父は、娘の私にさえ、舞台ウラを見せたがらない。

突然の来訪を受け止めてくてるだろうか。昨日の電話でも、それでも大丈夫だから来なくてよいと言われていたのです。

 

案の定 父は不機嫌で、私に帰ってくれてと、しかもあろうことか明日出直せと。

それはないよ、往復3時間以上かけて来ているのに、明日は来れない。

 

後味の悪い思いで父の元を去る。

後味の悪い思いで三が日を過ごす。

 

仕事初めの午後、連絡をして再び実家へ向かう。途中の駅ビルで、華やかなお惣菜を買い込んで。そしてデイサービスから戻る母を待ち、お正月時間の仕切り直し。ささやかにあたたかな父と母との正月時間。

 

父との電話

〇〇さん(父の友人)に会ったらさ、娘さん正月帰って来たのって聞かれたよ、と嬉しそうな父。

 

良かった、あのまま玄関先で帰ったままなら、父に二度も嫌な思いをさせるとこだった。

 

 

いくちゃんさんが、先ほどブログでおっしゃってた。

無事に生きていられる感謝を忘れずに……と

 

 本当に、今あることの感謝を忘れず、私なりに出来ることを、父母や家族 愛する人たちに伝えてゆきたい。