ピディオキシジル | パティエンスケミカルズ

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パティエンスの『社長のひとり言』

育毛シャンプーや育毛剤と検索するとものすごい量の商品が出てきて(^_^) 

 

薄毛の悩みのある方はどんな基準でこの中の商品を選んで購入するのか?

 

やっぱり、CMだとか雑誌の広告などなのかな? 

楽天で育毛シャンプーを調べてみると価格は大体¥3000くらいから。

 

 

¥9000なんてシャンプーもあって逆に¥1000台の安い商品は効かない気がする(笑)

 

それだけ関心を持ってるんだと思うけど・・・・・

 

笑いの大御所を起用したCMでおなじみのスキャルプ〇。 

 

予防医学なんて言ってしまって良いのだろうか?

 

とても薄毛に良いとは思えないけど^^

 

お医者さんはシャンプーの処方はできないと思うな~(笑)

 

ってことで今回から何回かに分けて育毛効果のある原料についてご紹介させていただこうと思っています。発毛に関してはグリチルリチン酸2K(甘草根エキス)やセンブリなど生薬が有名だけど、なかなか発毛って言えない部分もあって、現在主流のものはやはりEGFなどのグロースファクター(成長因子)系なのかなぁ?

 

まず今回はピディオキシジル。表示名称はピロリジニルジアミノピリミジンオキシド。

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まず、こんな濃度(5%)で入っている育毛剤はないんじゃないかなあ?(笑)

ちなみにサーベラスのエッセンスです(^.^)

 

 

育毛剤ではミノキシジルが有名だけど、配合するには医薬品でなければなりません。

そうなるとまず薬局でないと買えなくなる。

 

そこでピディオキシジルの登場。

「ミノキシジル誘導体」と呼ばれ、化学式ではウリふたつの育毛成分。

何が違うのか?

構造の中の骨格が6角形か5角形か?ただそれだけ。

 

 

実際に配合した商品を作ってみての感想だけど、やはりこの辺の原料は効果があるのではないかと思う。

 

信じられないかもしれないけど、6員環を5員環に変えただけで副作用と言われるものが解消されてみたり、ミノキシジル含有の育毛剤は、どうしても痛みやかゆみ、かぶれなどの炎症が起きやすい成分として問題になってしまったり。

 

ミノキシジルは頭皮に塗布すると、心臓や、血圧への影響があると言われているので、決して安心感があるとはいえません。どうにか改善できないものかと出来上がった成分が、ピディオキシジルが誕生したんですね。

 

ピディオキシジルは、まだ日本ではそれほど有名ではないけど、お隣韓国では、まつ毛美容液がピディオキシジル配合で販売されています。

なんとこれで数万円(笑)

 

 

1%配合すると数千円コストが跳ね上がったり(笑)

 

次回はピディオキシジルと一緒に配合すると、より一層毛包に刺激を与え、発毛を促すというメカニズムが生まれるといわれるキャピシキルについてご紹介します!