そうしてチナ温泉リゾートは諦めて、もう少し町に近い所のお宿を探したのでした。
我々が宿泊したA Taste of Alaska Lodgeは旦那が見つけてきました
空港から20〜30分の距離の山の中にあります。
我々が泊まったのはメインロッジルーム。
アンティーク家具や小物で飾り付けられたお部屋はとっても温かみのある雰囲気。
ベッドカバーはハンドメイドキルトだそう。
バスルームは至って普通ですが、タオル類がバスケットに入っていたり、石鹸とシャンプーがミニミニクロックスに入っていたりとちょこちょこ可愛らしいポイントが
カウチの座り心地も良かったです
机の上にはオーロラアラームの説明がありました。
誰かがオーロラの出現を確認しボタンを押すと他のゲストにも知らせてくれるというもの。
観測小屋にいる人が主に知らせてくれるのだと思います。
我々の泊まった部屋は、ロビーを通らずとも直接部屋から外に出られるようになっているので、自分の部屋でオーロラを待つことができたのもとても良かったです
深夜に到着した時は受付に人はいませんが、あらかじめ部屋番号と勝手口についても教えてもらっていたし、部屋の明かりもついていたのでスムーズに部屋に入れました。(鍵は室内の机の上にあり)
部屋を出て正面に広がる景色は木々だけで遮るものが本当に何もありません。
夜は真っ暗で、少しだけ通路に道標的に電飾があるだけです。
宿泊中に晴れた夜空に広がるオーロラを見ることができればかなり感動的だったんだろうな〜
謎の電話ボックスとコカコーラの自販機の間には、宿泊者が共用で使っていると思われる冷蔵庫が(笑)※部屋に冷蔵庫はありません。
空き瓶はちょっとガラクタに見えなくもない
朝食を食べるホールの雰囲気もまた良い雰囲気で
窓側のテーブルは木の形を活かしたものが使われていています。
朝食は2回ともここのお席で、明るくなっていく外を眺めながら頂いていました
この席の後ろに飾ってあったのは…
日本人形や招き猫
招き猫の隣には扇子があったのですが、開いてみたらボロボロに壊れていて焦りました
ホールの壁側にはこれまたびっしりとアンティーク食器が飾られていて、中には宿泊客が使っているものもあるようです。
シルバー食器の棚の横には日本人の写真家の撮ったオーロラの写真が飾られていました。
右にチラリと映り込んでいるものです。
Yasuhiro Otaと名前が入っていました
飾るというか、とりあえずしまっている感じで置かれているアンティーク達も…
ファイアーキングやら、オールドパイレックスやら、アンティーク食器に詳しくなくても、聞いたことのあるものがぎゅうぎゅう。
まるでアンティークショップかのような食堂で朝食を楽しめます
ここにはポップアップトースター、電子レンジ、コーヒーメーカー、電気ポットがあり、食事の時以外でも自由に使えるようになっていました。
各部屋にコーヒーメーカーなどはないので、夜中に温かい飲み物が欲しいときに利用させてもらいました
朝食は先日のブログでも書きましたが、温かい料理はオーナーのコリーさんが作っていて、朝食開始の9時ピッタリに熱々出来立てのものが提供されます
旅行3日目の朝に食べたスパニッシュオムレツとソーセージ、オートミール。
前日のおかずはベーコンとスクランブルエッグでした。
ベーグル、食パン、クッキーやミニマフィンなどの菓子、シリアル、フルーツ、ヨーグルトは2日間ともほぼ同じラインナップ。
オレンジジュースはおそらく既製品ですが、果肉入りで美味しかったな
あとこのお宿で面白かったのは土足厳禁だったこと!室内は絨毯敷きです。
スリッパの代わりに室内専用のクロックスが用意されていました。
我々は使い捨てスリッパを旅行時は持参しているので使いませんでしたが、他の方々は皆様使われていました
あともう一つ、ホッカイロが無料で用意されているのもナイスな心遣い
これが入っていたのは大きな壺でして、Not Trashと貼られてるのに中に入っているので誰かマナーの悪い人が捨てるのねーと思ったらホッカイロが入っていました笑
これも我々は日本製の貼るホカロンを持っていたので頂きませんでしたけどね
余談ですが、オーロラ鑑賞時だけでなく、町を歩くときもホッカイロを腰に貼っていて本当に良かったですおかげで腰痛が出なかった
今後もしまた極寒他に行く時は、スマホのタッチペンと貼るホッカイロは必需品となりそう
タッチペンについては、スマホ操作のできる手袋も持っているのですが、イマイチ感度が悪いので、タッチペンがとても役立ちました
(落としやすいので紐をつけて首から下げて使用していました)
オーナーのコリーさんや彼のお母様のデビーさんは本当に親切丁寧で、気持ちの良い滞在ができました
このお宿に泊まれて良かったです
ツアー客がいて夕食の予約があったりすると、我々のような個人客でも当日予約に混ぜてもらえることもあるのかも
特に2日目に頂いたフリーランチはデビーさんの心遣いだと思います
実は室内はちょっとひんやりしていたのですが(笑)、厚めの部屋着を着れていれば大丈夫笑
それも気にならない心温まるお宿でした〜