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昨日のアメブロで、出版コンテストで得られた感動について書きました。読んでいただけましたか?
感動のつながりで、今日は先週行ってきた、ある中学校のドリームマップ授業のことについて聞いてください。
ドリームマップ授業の1日を通じて、子どもたちと夢について向き合う時間は、毎回新しい気づきをもたらしてくれます。
1時間目を終え2時間目の始まる直前、遅刻してきた生徒が教室に入ってきました。
その子は、教室の雰囲気をじっと感じ取るように周りを見回し、こう言ったのです。
「今日はいつもと違って、暖かい空気が流れています。なんか空気が黄色く感じる。いつもは青とかなのに。」
その言葉を聞いて、びっくりしました。
僕自身は、ただいつも通りにドリームマップ授業を届けている。
こちらから見ていると、いつもと違う知らないオッサンが授業をしていることに、緊張感や違和感を感じていないか気にしていました。
でも、その子にとっては、教室の空気が違って見えた。
それはきっと、夢について語る時間の中で生まれた「前向きなエネルギー」だったのかもしれません。
そこで、僕のスイッチもしっかり入りました。実は1年ぶりのドリームマップ授業ということで、不安を持って挑んでいたことに気が付きました。しかし、僕自身が不安なままだと、教室の空気もネガティブになってしまう。だからこそ、まずは僕が楽しむんだ!と気持ちを切り替えることができました。
「長生きしてくださいね。」 その言葉の重み
授業が終わり、僕たちが教室を出ようとしたとき、その生徒が僕に声をかけてくれました。
「素敵なお話をありがとうございました。私が夢を叶えるまで長生きしてくださいね。」
この言葉を聞いたとき、素直に嬉しかった。でも同時に、『長生きしてください』という言葉が珍しく感じたのも事実でした。
一緒に担当した仲間のドリマ先生と、
「長生きってなんだろうね?珍しいね。」 なんて話しながらも、
「でも、遅刻してきても、しっかりあの子には伝わったみたいだし、
めちゃくちゃ楽しんでくれていたみたいでよかったね」
と、その子の心に届いたことを実感していました。
そして僕自身は、夢を叶える未来を信じてくれたこと に、何より嬉しさを感じていました。
その後、先生との振り返りの中で、その子が体に障害を抱えていること を聞かされました。
先生も、
「あの子がそんな素敵な言葉を言えたことが、本当に嬉しくて感動しました。」
と話してくださり、僕自身も改めて、その言葉の重みを感じました。
そんな素敵な場に立ち会えたこと、
そして、その場を仲間と一緒につくることができたことに、
僕は心から感動していました。
何より、「夢を叶える」と力強く言った、その子の想いに心を動かされた一日 となりました。
感動が生まれるのは、この場があるからこそ
こうした感動的な言葉をもらえるのは、この場があるからこそ。
子どもたちが夢を語る場所があることで、そこにエネルギーが生まれ、心が動く瞬間が生まれるのです。
その場に立ち会えること、子どもたちの言葉を直接受け取ることができることに、改めて感謝の気持ちが溢れました。
また、担任の先生も授業後にこう言ってくれました。
「こんな素敵な1日を届けていただいて、本当にありがたいです。本当に丸1日授業をしていただいたことに感動しました。」
この言葉を聞いたとき、
『感謝は、一方通行ではなく循環する』ことを強く感じました
僕が子どもたちに感謝し、先生が僕に感謝し…
そうやって、「ありがとう」の連鎖が生まれることで、また次の誰かの心を動かすことができる ということ。
「感謝」とは、当たり前の中にあるもの
実は、以前「感謝」について書いた記事があります。
感謝とは、特別な出来事の中にあるのではなく、日常の中で見落としがちなことに気づくこと。
そして、それは 誰もが持つ本質であり、心のエネルギーにもなります。
今日の話ともつながる部分があるかもしれません。
よかったら、こちらの記事も読んでみてくださいね!
【感謝について書いた記事はこちら】
👉 感謝は心のエネルギー ~感謝の本質を考える~ | pathfinder-academyのブログ(クリックしてお読みください)
今日は、ドリームマップ授業での気づきについて書かせていただきました。
こうした体験を通じて、僕自身たくさんの気づきを日々得ています。
あなたが感じたことや気づきを、ぜひコメントで教えてください。
あなたの言葉が、誰かの心を動かし、背中を押すきっかけになるかもしれません。
明日の「月曜日の問いかけ」では、今日の内容に絡めたテーマを予定しています。
ぜひ、そちらも楽しみにしていてください!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な日曜日をお過ごしくださいね!