感謝は心を温める力
月曜日に「心温まるエピソード」を皆さんと一緒に考えてみましたが、今日はその続きとして「感謝」にフォーカスしてみたいと思います。
突然ですが、皆さんは「感謝」について改めて考えたことがありますか? 感謝なんて当たり前と思われるかもしれませんが、今日は感謝の本質について一緒に考えてみたいと思います。
そもそも感謝とは何でしょうか? 一般的には『誰かあるいは何かに対して、有難いと思うことやその気持ち』を指します。例えば、自分にとって良いことが起こった時、ほとんどの人は自然と感謝の気持ちを持つでしょう。その対象は、人の場合もあれば、モノや出来事の場合もあります。
もちろんこれ自体は間違いではありません。ただ、その奥にある感謝の本質を知ることで、さらに心が温かくなる瞬間を増やすことができるのです。
感謝の持つ3つの本質
感謝には、意外と知られていない3つの本質があります。この本質を意識することで、感謝は私たちの人生をさらに豊かにしてくれるのです。
1. 感謝は人間が生まれながらに持つ才能
感謝の気持ちは、本来誰もが生まれながらに持っています。辛いことや苦しいことがあると心を閉ざし、感謝しにくくなることはありますが、「感謝できない人」はいないのです。心が健康であればあるほど、人は自然に感謝できるようになります。つまり、感謝できるかどうかは心の健康のバロメーターとも言えるのです。
2. 感謝は心のエネルギー
感謝の言葉である「ありがとう」は、相手の心にも自分の心にもエネルギーを与えてくれます。「ありがとう」と言うたびに、心と心が繋がり、そのエネルギーが循環することでお互いが満たされていきます。感謝の言葉には、想像以上のパワーがあるのです。
3. 感謝は大切な人への応援
感謝とは、単に何かをしてもらったからするものではありません。「何かをする機会を与えてもらった」ということに感謝することも大切です。こうした感謝の姿勢は、相手の心を励まし、WIN-WINの関係を築くための重要なステップになります。
感謝を日常に取り入れるワーク
ここで、「感謝について考えるワーク」をご紹介します。このワークを通じて、日常の中で感謝を意識し、心温まる瞬間を作ってみましょう。
ステップ1: 感謝できる出来事を3つ書き出す
今日1日を振り返り、どんな小さなことでも構いません。感謝できる出来事を3つリストアップしてください。
ステップ2: 感謝の気持ちを思い返す
それぞれの出来事について、「自分がどう感じたか」「その出来事が自分にもたらしたもの」を具体的に思い返してみてください。
ステップ3: 自分自身にも感謝を向ける
最後に、自分自身に感謝の言葉を掛けてみましょう。頑張っている自分や、日々努力している自分に「ありがとう」と伝える時間を持つことが大切です。
感謝は心を温め、未来を変える
感謝の本質を理解し、日常に取り入れることで、心が温まり、周囲との関係も豊かになります。そして、それが未来を変える力となるのです。感謝の力を実感し、自分の中の温もりを広げてみませんか?
今回の感謝についてのお話は、コンパスコーチングのプログラムの一部をご紹介させていただきました。パスファインダーアカデミーでは他にも感謝についてのマインドフルネスワークも提供させていただいています。
寒さ厳しい季節だからこそ、心温まる感謝の力でほっと一息ついてみましょう。
この記事を読んで、感想や気づいたことがあれば、ぜひコメント欄で教えていただけると嬉しいです! 皆さんのエピソードや感想が、他の誰かの心を温めるきっかけになるかもしれません。