出願費用を抑える(特許編)② | 商品・製品を守る知恵 by弁理士バッカス

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さあ、知的財産を活用しましょう!


どうしたら登録までの費用を抑えることができるでしょうか?


出願段階の続きです。 


・国や地方公共団体などの助成金や補助金を利用する。

 経済産業省、中小企業庁、各都道府県、各市町村などで研究開発事業支援関連として知的財産関係の助成金や補助金の申請を受け付けていることがありますので、会社所在地の県や市で情報を調べてみるとよいでしょう。

 中小企業整備機構のホームページでも各地の助成金事業や補助金事業の募集の情報を載せているので参考にしてみるとよいかもしれません。

 特許等の取得に使用する代理人費用等を助成金や補助金でカバーできる場合があります。ただし、特許庁に支払う費用については対象外となっていることが普通です。

・公的費用

 この段階では公的費用を抑えることは一般的にできません。


 次回は、中間処理段階で費用を抑える方法を考えていきます。