今日、2月3日は節分ですね。
恵方巻のように特別な食事を準備するのはアレなので、「鬼は外、福は内」と豆まきだけしました。
ところで、節分の由来などを調べると、昔は、飢饉、疫病などは鬼の仕業とされていたようです。そこで、「鬼は外」ということになるとのこと。
一方、近世のヨーロッパ諸国ですと、飢饉、疫病などは魔女の仕業とされ、魔女狩りもありました。
このように対比すると、節分は魔女と同様の迷信ということになるのかな。
どちらかというと、節分は日本古来から連綿と続く伝統であって、将来に受け継いでいくべき習慣ということになるのではないのかな。
現代では微生物学、分子生物学などが発展し、ウィルス、微生物などが疫病の原因ということが解明されています。
また、大型コンピューターを使った天気予報により、異常気象なども事前に予想できます。また、温度、降雨などと植物の成長との関係も解明されています。更に、人工衛星から写真を撮影し、植物の生育を観察し、豊作になるか否かということも予想できます。
昔は原因が不明だった事象について、鬼とか魔女とか神仏で説明していましたが、科学の発達に伴って、別個の説明が可能となっています。