どうも、半月経ったところで、先月の本の感想の続きです。
かなりのうろ覚えです。
もっと、読書ノートを真剣に書かないと内容を覚えていない。
まあ、それだけの本と言えば言い逃れになるか。
では、続きです。
「神は妄想である」 リチャード・ドーキンス
・ロバート・M・パーシク曰く。
「ある一人の人物が妄想にとりつかれている時、それは精神異常と呼ばれる。
多くの人間が妄想にとりつかれている時、それは宗教と呼ばれる」
・テンプルトン賞、1973米投資家ジョン・テンプルトンが
宗教的知見の発展貢献した人に贈る賞として作った。
巨額の賞金ゆえ、宗教界のノーベル賞と言われる。
・ラルフ・ウォルド・エマーソン曰く。
「一つの時代の宗教は、次の時代の大衆文学である」
・トマス・ジェファーソン曰く。「神学の教授が
我々の憲法に占めるべき場所はない」
・旧約聖書で「知る」と言う言葉はセックスの事。
・ヴィクトル・ユーゴー曰く。
「どの村にも灯りをともす教師と、明かりを消していく聖職者が居る」
・ヒッチコックがドライブをしてふと窓の外を指さして言った
「あれは私がこれまで見た中で最も恐ろしい光景だ」
それは、小さな少年と司祭が言葉を交わしていて、彼の手は少年の肩に置かれていた。
ヒッチコックは窓から身を乗り出して、
「おい君!逃げろ!何が何でも逃げるんだ!」と叫んだ。
読んでいて思ったのは、偉人の中にはかなりの無神論者が居た。
それは当然だと思う。神の入る余地は真実には少ないから。
人の優しさは人格形成で産まれると思うので、宗教は必要ないと言いたい。
って、俺は性善説か?
「神は、脳がつくった」 E・フラー・トリー
・モンテーニュ曰く。「人間は全くいかれてる。
虫けら一匹さえ作れないくせに、神を何十も作り出す」
・ネアンデルタール人 平均身長165㎝平均体重84㎏。
結構太ってるな…。体脂肪率は解らないけど。
・スウェーデン動物園のサンティノと言うチンパンジー。
午前中に来援した客に投げる為の石を積み上げている。
・ジェームズ・ボールドウィン曰く。
「おそらく我々の問題、すなわち人間の抱える問題の全ての根拠は、
我々が人生の美を全て犠牲にして、己をトーテムに、タブーに、十字架に、
血の生贄に、教会の尖塔に、イスラム教寺院に、人種に、
軍隊に、国旗に、国家に、縛ろうとする事にある。
それは我々が持つ唯一の事実である死を否定する為だ。」
・古代メソポタミア社会では、漁師は淡水と海水の二つの会社が分かれて登録されており、
蛇使いの会社の登録もあった。
こいつも読むのに疲れました。
人類の進化の本を何冊か読んでいるので、大体の流れは解りました。
どちらかと言うと、神と言うより、脳の本でした。
まあ、大脳新皮質が生んだものって多いですよね。
役に立つかどうかは別にして。
「一流の死に方」 井上裕之
偉人(?)の死にざま。
これも悪い所はあまり書けないよな。
中学生向けの本で、ちょくちょく著者の自慢が入るのが気になる。
碌な死に方しないんじゃ?
こんなこと書いたら、俺の方が碌な死に方以前に早死にしそうだ。
「シャーマニズム」 シャルル・ステパノフ&ティエリー・ザンゴンヌ
インディアンじゃなくて、ネイティブアメリカンの話と思ったら、
中央アジアのシャーマニズムの本だった。
ソ連になった時に、完全に否定されたがやっぱり一部残っていたようで。
この知の再発見シリーズは欧州中心が多いな。
昔はよく読んでいたが、どれを読んでるのか読んでいないのか解らなくなった。
と、まあこんな調子。
上の二つは当りでした。時間はかかりましたが。
前半の「愛を科学~」「子どもは40000万回~」も当りだった。
今月もいい本に当たるといいけど、
図書館に行くのが心底寒くなった。今日がそうでした。