どうも、急に寒くなりましたね。
現場に行くと、朝の朝礼(当たり前ですが)に人が少ない。
寒くなったからだな…と思ったバードです。
マンションの13階の吹き抜けは本当に寒かった。
では、先月読んだ本です。
「愛を科学で測った男」 デボラ・プラム
・IQに作るのに携わった心理学者はエリート主義者で。
「愚鈍」と言う言葉を作ったのはヘンリー・ゴダート。
反ユダヤ移民主義者。もちろん英語でね。
・ジョン・ボウルビー曰く「幼少期に愛情や関心を必要としていたのに
与えられなかった場合、それを子供の返してやる事は決してできない」
・ハリー・ハーロウ曰く「神は二つの種を創造した。
一つは男性と言い、もう一つは女性という。
彼らの違いを教えてあげようか?
男性は話す事が出来る唯一の動物で。
女性は話さずにはいられない唯一の動物だ」
猿を使って、子ザルに色々なシチュエーションを与えて母子の愛情が
どれ程、後に影響を与えるかを探った人。
ハリー・ハーロウと言う、なんかで聞いた事はあった。
結果から言うと、母親からの愛情は後に重大な意味を成す。
猿と余りDNAが変わらないのならば、人間もそうだろう。
「メディアの驕り」 廣淵升彦
言ってる事は正しいけれど、この作者自身の驕りもチラホラ見える。
そこを我慢すれば読める。読んだけど。
「日本懐かしのオカルト大全」 寺井宏樹・白神じゅりこ
何が恐ろしいと言うかと言うと。
全てのオカルト話を知っていて。
99%の写真に見覚えがあると言う事。
俺はどういう大人だ?と、思いました。
「子どもは40000回質問する」 イアン・レズリー
・アウグスティヌス曰く「神は多くを知ろうとする者の為に地獄をつくられた」
好奇心が罪だった時代。真実を知ることは協会に都合が悪いからね。
・ノーベル経済学のダニエル・カーネマン曰く
「世の中を知り尽くしている言う心地よい思い込みは、
やすやすとは揺るがない。
自分の無知に目をつむる私たちの能力は計り知れない」
・グーグル検索の精度を上げると人の質問はいい加減になる。
人間が能力を失っていく過程だな。
・ストウ夫人にリンカーンは「なるほど、この小さな夫人がこの大きな戦争を
引き起こしたのですね」と、言った。ジョークのつもり。
・作家ケヴィン・ドラム曰く「インターネットは賢い人間を更に賢くし。
間抜けを更に間抜けにする」
これは当りの本でした。
子どもの好奇心を引き出すのはとても有効と言う事。
TVを見させるだけは、モノの役に立たないと言う事。
「ユニオンジャックの矢」 寺島実郎
・英のEU離脱は、EUのタックスヘイブンに対する調査に危機感を感じた、
シティ周辺の人達の考えでもあった。
・船首に旗を掲げる人をジャックスタッフと言っていて、
1801にアイルランドが統合して、
それを三つの地域を統合する事になったから
ユニオン(統合)ジャックとなった。
例の中東の三枚舌外交の事も書いていたが。
英は一切責任取っていないんだよな。
凄い厚顔だといつも思う。
で、前半です。
出張先なので、本当は軽い小さい文庫を選びたかったのですが。
何故か、ハードカバーばかり選んでいます。
後半もさらに重くなります。