9・10月の本③ | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

そう言う訳で、第三弾です。

一つ企画があったのですが。

値段大違いのパン屋の同パンの食べ比べ、

パン屋の親父にこういう事するよ!と宣言までしましたが。

値段倍以上でも、そう味が変わらないと言うか、

たった30円増しでも、安い方買うぜと言う恐怖の結果に。

多分実際は倍以上違う、特に右の奴は。

結果、あえなく中止。

では、続きです。

 

 

「レッド・ルーレット」  デズモンド・シャム

・毛沢東が死んだ翌年、上海の小学生は同じ学年を繰り返した。

毛沢東の生涯を記念する行事に膨大な時間を費やして、

勉強が遅れたからだそうな。

・1992、ジョージ・H・W・ブッシュは食料品店で、

バーコードスキャナーを見てうろたえたそうな。

・中国では、政治が富を生み出す鍵であって、

富が政治を動かす鍵にはならない。

改革開放政策で大金持ちになった中国の夫婦の奥さんが、ある日突然消えると言う話。

コネのおかげでうまく行っていたが・・・、

結局は出る杭は(共産党に)打たれると言う話。

 

 

「ジャスミンの残り香」  田村牧

・IBM、エジプトを揶揄する造語。

I=インシャーラ(そうだといいね)。B=ボクラ(明日)。

M=マレーシュ(気にするな)。

これを使って、とにかく自分の非を認めない。

FBを使っての、アラブの民主革命のなれの果ては?

元の木阿弥。あらゆる組織は最初素晴らしくても、結局腐敗する。

アラブではその数倍早く腐敗する。

宗教と軍と民主主義の落としどころが分からない。

それが分かる本です。

 

 

「中国S級B級論」  編:高口康太

・一時期話題になっていた、ライドシェアの自転車の話題。

結局自転車自体が粗悪品で使える物が少なくなり、

結局ゴミ問題になってしまったそうな。

ファーウェイ等の1%のS級と99%のB~C級が混ざる国。

しかし、そのバイタリティだけは凄い。

 

 

「198Xのファミコン狂騒曲」  塩崎剛三

字がきれいな人に、文章の下手な人は居ないと言うのが持論らしい。

攻略本や裏技を載せるのが人海戦術でやってたとはね。

まあ、裏技とかが流行る前に自分はファミコンやらなくなったから。

でも、あの盛り上がりは凄かったよな。

高校にファミ通持って来てる奴が居たからな。

スーパーファミコンが出ると、クラスで話題になった。

出たら、まったく予想図と違った記憶があるけど。

 

 

と、まあこんなところ。

ファミコンの本は楽しんで読めて、あの頃を思い出せた。

確かに、狂騒曲だったな。

カセット(ソフトと言わない)を買うのに、学校休んでる奴居たな。

もう、ちょっと読むスピードを上げないと。