職人列伝 施し編 | 魚のハリセンダンス

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ウソだらけです

どうも、本日は二人での仕事が急遽予定が変わって一人でやる事に。

参ったな~~と、思いつつ。

運の良さと悪さを兼ね備えて、なんとか12階まで材料を持って上がります。

で、材料を置いてみると、なんだか似合わない物が置いてある。

パイプ椅子と折り畳みの長机。

 

ちょうど職人さんが来たので、「なんですかここで会議でもするんですか?」

と、訊いてみると。

似た様な事でした。

オーナーが来て、ここで弁当を食べると。

だから、掃除させられたよ~~~。

11時半から食べるらしい。弁当と豚汁が出るらしい食べる?

と、訊かれましたが。どうしようかと思いました。

 

 

で、一人なので苦労して仕事をこなしていたら、11時半近くになりました。

で、下からエレベーターで上がる一団が居まして。

スーツを着ている一団…。

 

「あのお方達と一緒に食うのか…。

旨いモノも美味しく無くなるかもな…」で、12階で食べるのは止めて。

いつもの車内で弁当にしました。

 

 

で、昼過ぎから再び仕事。

一階では、何やら紙袋にお菓子の箱を入れています。

「おねえさん、これお土産?何なの?」と、訊きます。

「すいません、クッキーとビスケットです」と、答えてくれます。

「謝る必要はないよ。俺なんてそこらの石を食って砂にして出せと言われてるよ。

埼玉県民ですら草を食ってるのによ!」と、言ってから9階まで上がります。

 

 

さて、話ではお土産は持って帰ってもいいと言う事みたいですが。

なんだか、施しを受けてるみたいで嫌だな~~~。

と、思ったらもうダメ。  要らないな。

で、持って帰りませんでした。

 

施し編でした。