どうも、まだ暑いですね。
当たり前のように35℃を超えます。
もう、冬は来ないみたいです。
で、そんな暑い中に読んでいた長編もの。
徳間書店の中国思想シリーズ。
三国志5巻
史記6巻
戦国策
中国の故事名言
集英社人物中国の歴史
4 長城とシルクロードと
5 三国志の世界
の15冊。
何が辛いって、知ってる話ばっかりだし。
何しろ、暑いのが辛い。
で、新しく覚えなおした知識は。
史記に載っていた。
楚の荘王に使えた道化師みたいな役割の優孟。
俳優の優はこの人から来た。
もっと詳しく書くと、優孟の役割は王に他の臣下が言えない苦言を言う事。
ある意味、アンタッチャブルの存在でして。
ヨーロッパの道化師みたいな存在。
ウィットに飛んだ発言で王に間違ってる事を気づかせる。
まあ、失敗したら殺されるんですけどね。
この絵はプラド美術館で見ましたよ。
驚異的な絵画の一つでしたね。
戦国策も故事名言も大復習大会。
疲れました。
集英社の方は何と小説風!!
三国志の方は当然三国志演義を基準に書いてまして。
多分、古本屋で100円位で買ってるはずです。
その中で知りえた知識は。
・完璧の由来でもある「和氏の壁」
その和氏は月氏系らしい。
・日中戦争の時に、日本兵の越中ふんどしを見た時、
中国人は男にも月経があると思ったとか思わなかったとか。
・日本兵が現地で徴収した、小さな可憐な模様が入ったハンカチ。
これで額の汗とかを拭いていた。
このハンカチ、中国で房事の後に拭うもので、
それを見て中国人は陰で笑っていた。
兎に角、長くてね。
そして、来年は何を読もうかと今から探す恐怖のおびえています。
しかし、春秋戦国と、楚漢の争い、対匈奴、三国時代と、
中国の歴史はここまでが本当に面白い。
管仲、蘇秦、楽毅、范蠡、伍子胥、等々皆キャラが立ちまくってる。
日本の戦国時代の話が、単なるミニ版としか思えないんだよな。
まあ、本当の事は日本の戦国時代の方が多いかもしれないけど。
さて、一番の問題は読んだこれをどうするかだな。