6月の本① | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、今日で梅雨明けたんですかね?

3時から予報通り急に晴れました。

最近の天気予報は本当に凄い。

では、先月読んだ本を。

 

 

 

「世界史の中の戦国大名」  鹿毛敏夫

・マラッカでザビエルに会ったアンジロウ。

鹿児島出身の彼はザビエルについて行ってインドのゴアまで行った。

かなり出来る男の彼が、聖書を訳すわけだが。

ゼウスを大日。マリアを観音。パライソを極楽と訳した。

これが後の教理誤解を招いた。

やっぱり、九州の大名中心になってしまう。

大名を一国の王と思っていたから。

 

 

「さあ、科学に目覚めよう」  ケイト・ビバードーフ

・どうも人には性ホルモンは無いらしい。

一年中、事あれば発情って事だな。

・カフェイン中毒になるには一日で、コーヒー50杯。

ダイエットコークを200缶飲まないといけない。

科学を解りやすく書いています、自分みたいな文系大人向けでもあるが。

子供向けでもあるな。

 

 

「『沖縄戦』指揮官と遺族の往復書簡」  浜田律子・哲二

一部隊長が戦死した部下の遺族に送った手紙、

その手紙に写真を送って欲しいと言う事と。

遺骨代わりに沖縄の砂を送った。

で、その返事が来るわけだが。

部隊長が亡くなり、遺族に返還しようとする話。

オレオレ詐欺の件もあり、

年月も経っている事もあり~~の、返還にはかなり苦労したみたい。

ただ、言えるのは戦争を肯定する事は一切書かれていない。

経験者はそう言っている。

 

 

「本で床は抜けるのか」  西牟田靖

・デジタル液晶とプリントアウトされた紙では、

校正時に誤字脱字を発見できるのは紙だそうです。

これは他人事ではない。

読みながら、背筋がゾクゾクとした。

とか言いつつ本やコミックを買う自分。

本当に何処かにコンテナでも借りようかと思う。

作者は最後に離婚したが、これ以外は身につまされる本でした。

 

 

「知識の殿堂」  曽根翔太

・サランラップと言う名称は、開発者二名の妻。

サラとアンと言う名前の合体。

・欧州ではPyggと言う粘土で壺を作っていた。

19CイギリスでPyggで貯金箱を作れと言うのを聞き間違えて。

Pig(豚)の陶器の貯金箱が作られた。

これがウケたので作り続けられた。

・ハエは前足で味覚を感じる事が出来る。

・縄と言うのは、ハエが前足をこする動作で縄を編むのに似てるから、

糸へんを虫に交換して「蠅」となった。

上記以外は、結構復習の知識でした。

 

 

と、まあ第一部。

科学の本と沖縄戦の本は良かった。

沖縄戦の本は読んでいて辛くなる。

こんなに洗車のプラモを作っていても、

戦争はよくないと言うのは夏前でもわかる。