どうも、結局眠気と言うのは、
死ぬまで治らないみたいですね。
で、先月読んだ本ですが。
どうも、選択眼が鈍ったようで。
当たりに当たらないので、
再び金田一に手を出してしまいました。
では、書きだします。
「十字軍とイスラーム世界」 ロドニー・スターク
・ジブラルタル海峡の語源。
711年モロッコにやって来たベルベル人のムスリムの指揮官、
ターリク・イブン・ズィヤード。ターリクの岩山を意味する。
ジャバル・ターリクが変化して、ジブラルタルになった。
・アレクサンドリアの図書館に対して、
カリフのウマムは「もしそこに書いてある内容が
神の書(コーラン)と矛盾しないのであれば、
その本は必要が無い。もし矛盾するのであれば、
その本はもう望まれない。したがってそれらを粉砕せよ」と、言って。
4000ある浴場で薪代わりに燃やされた。
全て焼き尽くすのに半年かかった。 悲しい…。
・第一回の十字軍には約13万人が参加。
約88%の11万5千人が消えた。
1.5㌔当たり35人が死んだか離脱した。
サラディンの美談は、英仏の争いから来た物らしいな。
「洞窟ばか」 吉田勝次
どうも、一度読んだ奴の改訂版?
俺の馬鹿。話は洞窟好きの世界漫遊記。
「日本人が知らない洗脳支配の招待」 高山正之・馬渕睦夫
・リンカーンはロンドンのシティに暗殺された。
リンカーンはシティの融資を断り、自らドル札を発行した。
その頃ロシアもシティと仲が悪くて、米露は仲が良かった。
が!この本には暗殺されてどうなったのか?が書いていない。
陰謀論と同じレベルだな。
「内乱記」 カエサル?
兵士のモチベーションはやっぱり略奪なのだが。
内乱だったら、そうは出来ないんだよな。
第一回三頭政治のクラッススが始めから出てこない。
何とも不憫…。カエサルの地中海統一記です。
「アレクサンドリア戦記・アフリカ戦記・ヒスパーニア戦記」
クレオパトラの事が殆ど出てこない。
どうも、これを書かれた時には既にクレオパトラは悪女とされていて。
アウグスティヌスの世で彼女の事を書くのは不都合だったようだ。
そこら辺が知りたかったので、不発でした。
「中国は如何にチベットを侵略したか」 マイケル・ダナム
ダライ・ラマも逃げるしかなかった。
今ではなし崩しに中国領になったけど。
鉄道まで造って観光化。世界の無関心の象徴の一つですね。
「本陣殺人事件」 横溝正史
3編入っていたが、オチが似てる気もする。
まあ、美人が出てこないと言う事は、
映像化にならないって事だな。
「異常性格の世界」 西丸四方
・陰間は、若衆歌舞伎役者で芸を仕込まれてる少年は、
陰の存在で陰子と呼ばれている間に、
アルバイトとして男色を売っていた所から。
草間彌生の話じゃないか?と、思ったらそうだった。
そう言う事ね。
「デジタル・ファシズム」 堤未果
・政治の世界ではスローガンが夢を振りまき、
予算が現実を見せる。
・ドイツの哲学者マルクス・ガブリエル曰く、
「AIには倫理が無い。だから絶対にAIが人間に
教える事は無いと信じたい」
まあ、AIには死の概念が無いからね。
恐れるに値するものかもね。
まあ、こんな感じで、
「デジタル・ファシズム」は面白かったですよ。
次、人に会う時の話のタネになりますよ。
ちゃんと、次のリクエストが入っていて。
延長不可のものでした。皆話のタネが欲しいのか。
この後に読んだのも面白かったのですが。
来月の更新に入ります。