どうも、仕事でボケまくって、
なかなか自分に自信がなくなって来たバードです。
これも冬の性だな。
で、11月に読んだ本です。
「ユニオンジャックに黒はない人種と国民をめぐる文化政治」
ポール・ギルロイ
・ジョニー・ロットン(Sex Pistols)曰く、
「連中を軽蔑する。肌の色や宗教や鼻の大きさを理由にして、
他人にココに住んじゃいけないと言う権利なんて誰にも無い。
そんなどうしようもない非人間的なものに、
一体誰が投票するっていうんだい?」
・警察がバビロンと言われるのは、
その権威や道徳的基盤が疑わしい事を強調する為。
ロンドンで会ったジャマイカ人を思い出す。
良い人でしたよ。
「貧乏国ニッポン」 加谷珪一
70歳過ぎて働かなくちゃいけない現実は。
イタリアやスペインとかギリシアを見ても解る。
この国は貧乏なんだなって事ですね。
「ヒトラー『わが闘争』がたどった数奇な運命」
アントワーヌ・ヴィトキース
・リッペントロップはコニャックの卸売商だった。
だから、フランス事情に詳しい。
いよいよ著作権が切れるって言うのはBSの番組で見た。
ただ、未だに売れ続けていると言うのは
人間の心(主義趣向)は変わんないって事なんでしょうね。
「李白詩選」
・王昭君は晋の時代の司馬昭に諱を避けて、
晋代には王明君や明妃と言われた。
・泥は南の海に住む虫の名。
骨が無く水中では活発だが、
陸に上がるとぐにゃぐにゃに酔って、
泥の塊になる。泥酔の語源。
・涕は目から。泗は鼻から。
ゆっくり読めがいいんだろうけど、
そうすると、とてつもなく眠たくなる。
「FBI秘録(上・下)」 ティム・ワイナー
・ベルリンで瓦礫の下に埋まる腐った死肉を漁る野犬の群れを見て。
トルーマンはこう日記に書いた。
「カルタゴ、バールベク、エルサレムの事を考えた…
まずまずの平和を望むーーーだが機械の方が道徳より
何世紀も進んでいるのではないかと心配になる。
そして道徳が追い付く時にはそれを必要とする
理由も無くなるだろう。」
・キング牧師は共産主義者とかなり密接な関係があった。
ロバート・ケネディも縁を切る様に勧めていたが断った。
本人も盗聴されているのは知っていたようだ。
・アルカイダは天皇誘拐を計画していた。
・FBIはオウム真理教の事は全く知らなかった。
・クリントンと、モニカ・ルインスキーの事で、
テロの捜査がかなり遅れた・・・・。
FBIがそっちの方に力入れたからと言うダメな理由。
で、当たり前だがフーバーの事ばっかり書いているが、
彼の私生活は謎のままだった…。
女装癖って言うのはこの本では単なるデマとなっている。
ずっと図書館の書棚にいつもあって、
いつか読もういつか読もうと思って。
チョットした暇が出来たので借りたが。
面白かったです。
CIA秘録も有るらしい。探そう。
で、第一部です。
日が暮れるのが早くなって、プラモを造れない。
その分本を読むことになったから、
ハードカバー本が進んでいます。
2週間で図書館から4冊は借りれる。
かなりハードなスケジュールと重さですが。
では、続きます。