10月の本② | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、急に寒くなりました。

年々秋が短くなってるのは気のせいだ。

では、10月の本の続きで。

 

「世界から戦争がなくならない本当の理由」  池上彰

・フォークランド紛争の時英軍を我が軍と言わなかった

BBCに対して議会が「なぜ言わないのか?」と、訊かれ。

会長は「愛国心に関して、あなた方から説教を受ける筋合いはない」

と、答えた。これこれ、メディアはこうじゃないと。

非常に簡単に読めた。大統領の執事の本の十分の一時間で読めた。

解り易く書くのはこの人の才能だろうな。

 

「チョムスキーが語る戦争のからくり」  ノーム・チョムスキー

                          アンドレ・ヴォルチェク

・B.ラッセル曰く「単純だが極めて強烈な三つの情熱が

私の人生を支配してきた。愛への憧れ。知識の探求。

そして人類の苦難に対する耐えがたいまでの憐み」

・エマ.ゴールドマン曰く「もし選挙が何かを変えるとすれば、

支配者は選挙を違法とするだろう」

知の巨人との対談。支配者の酷さの羅列。

特に欧州の各国の酷さはどんなに謝っても許されないレベルだから

基本謝っていない。

ただ、同じ欧州人が犠牲者だったら謝る。

そのスタンス!!

 

「死刑執行人」  ジョエル・F・ハリントン

・執行人が剣での処刑で3度失敗すると、

群衆に執行人が処刑される場合がある。

1500年代のニュルンベルクの死刑執行人の日記からの本。

兎に角子供が生まれてからの死ぬ確率が高すぎる。

そして、職業としての地位が低いのでその向上にかける苦悩。

 

「ケネディはベトナムにどう向き合ったか」  松岡完

・通算6人目の坊さん焼身自殺抗議の時に、

政府は人々の動心を抑えようと音楽を流した。

それがプラターズの「煙が目にしみる」だ!

ケネディと言うより、ベトナムと米全体の話。

特に、ゴー・ディン・ジェムと、その弟夫妻の話。

まあ、ケネディとタイトルに入れると、

俺の様に手に取る奴が居るからだろうな。

俺の場合は図書館だが・・・・。

 

「動物エコロジー85の謎」  春田俊郎

・南米には鳴くセミのメスが居る。

何か読んだ事がある気がするんだよな…。

もしくは、文庫化してタイトルが変わったか。

 

 

と、まあこんな調子。

本格的に図書館に行き出したので、

再び書棚を追いかけだした。

こうなると重いのが増えるので、数が減るけど仕方がないな。