バードです。
で、1月の本の残りです。
「人体の冒険者たち」 ギャヴァン・フランシス
・グランド=マル:すっかり意識を失い、
長期間に渡って手足をガクガクさせる状態。
・肺=Lungはゲルマン語のLungenに由来し。
元々はインド・ヨーロッパ語族の
Light=光が期限となる。
・チベットの病院に「現地の人の様に生活がしたかった」
と、言って生水を飲んで赤痢になって運ばれる西洋人に。
「地元の人も赤痢にかかっていますよ」と、答えるのが気持ちいい。
やっぱり海外の人の本は面白いな。
ウィットが効く。
「ハーメルンの笛吹き男」 阿部謹也
対照的にこの日本人が書いた、
海外物は面白くない。これ私の鉄板。
面白くないと言うか、ユーモアが無いんですよね。
「板前修業」 下田徹
・ぬた和えの「ぬた」は元々沼田=田んぼを意味する。
田楽踊りと言う竹馬に乗って、田の中で踊るのが、
串に刺した田楽に見えた。
その棒についた泥が味噌ってこと。
・スルメイカは、墨を吐く群れ→すみむれ→スルメ
が語源らしい?
この作者は落語でもやってるのかという文章と思ったら、
そうみたいです。
「ドキュメント屠場」 鎌田慧
・さくら肉は牛を午と書いて売ったインチキ商法「サクラ」から来た?
本当のやばい事は書いていない。
「甦るフロイト思想」 佐々木孝次
かなり昔の本だが、
TVに出て来るインチキ夢占いの
人以外には甦っていないんじゃ?
「ドゥルーズの哲学」 小泉義之
・スピノザ「エチカ」より、
「自由な人間は何よりも死について考える事が少ない。
自由な人間の知恵とは、死の省察ではなく。
生命の省察である」
上記のフロイトより解り易いな。
しかし、ニーチェを押すねえ。
「動物の脳採集記」 萬年甫
新書らしいと言えば、そうですが。
内容が無いね~~。
「福岡地理地名地図の謎」 監修:宮崎克則
これ福岡県民以外誰が買うんだろう?
他の県のシリーズもあるのだろうか?
有るとしたら、そっちの方を読みたいね。
島根とか鳥取とか。
ネタをどうねじ込んでくるかを読みたい。
と、まあこんな感じ。
人体以外は殆ど貰いものの本。
貰いものは後7冊だが。
読みたくないのが数冊含まれてるので、
今月中には図書館生活に戻れそうだな。